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……………

バキューンッ!

グァッ!

何度も銃声が宮殿の中庭に響き渡っていた。


「チッ…次から次へとキリがねぇな!」

ナイジェルは弾が切れたシリンダーを素早く捨てて新しい物に切り替えている。


ズシャァァァッ!

「うわっ!」

その彼の足元に、気絶した水の種族がひとり吹っ飛ばされてきた。

彼の顔には丸くて真っ赤なアザがくっきり残っており…


コロンと、ボールが転がってくる。


「ジム、お前か…ビックリさせんな」

「悪いな、ちょっと力入りすぎた」

「つか、どこにバレーボールなんかあったんだよ…」


……………


「ハァァァアッ!」

うごふっ!!


「そんな力じゃ…!」

わごっ!!


「1円も渡せないわぁッ!!煤v

うがぁっ!!!!


ひとりの女性に次々と男の宇宙人達が倒されてゆく。

最後のひとりの顔面を蹴り上げ、サラの周りは倒れている水の種族でいっぱいになった。


「す…すごーい!」

後ろで隠れていたビッキーが思わず声を上げる。

ふぅと一息吐いている間に、彼女は警戒しながら倒れている宇宙人を避けてこちらへ歩いてきた。


「ねぇ。前から思ってたけど、サラってなんでそんなに戦って強いの?」

「え?あぁ…ウチの実家って結構…そのっ…お金持ちだったじゃない?それで小さい頃から身を守る術を教えられてきたっていうか…」

「そうなんだぁ!サラ、前はそういえばセレブだったね!」

「なんで毎回忘れんのよ。そうよ、今は貧乏臭い女です(怒)」

女同士の言い争いをしていると、サラの後ろにふと黒い影が落ちた。

見上げたビッキーにはその姿が見えて、咄嗟に息を飲む!


「サラ後ろ!」

「ッ…?」

振り返る彼女には、新たなる水の種族が上空から襲いかかろうとしている…!


ガシャァァァァンッ!!


『ウガァッ!』

何かの拍子に男は強く地面に叩きつけられた。

彼の胸元には一本の真っ直ぐな傷が。


「ダメですよ。男が女性に暴力を奮うなんて」


間一髪でリッキーが飛び込んで、得意の太刀裁きで男を返り討ちにしていた。


「あ…ありがとう、リッキー。助かったわ」

「大丈夫ですよ。ふたりとも怪我はないですか?」

「キヤァァァッ!リッキー、格好良いいいいいい!」


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