……………

第3段落 〜仲間達との出会い〜

サラ「うん…第2段落が終了した所で、まさかの鬼死亡か。何の為の仲間達かわかんないけど、まぁ頑張って続けて、雪之原君」

「ボク〜?いいよ、頑張って続けるよぉ」


桃太郎破滅伝説第3走者・雪之原。

特に緊張した様子も特別気合いの入った様子もなく、いつもと変わらぬ顔でサラから作文用紙とシャーペンを受け取った。


「雪之原君が書く場面はタイトルのまんま!

鬼ヶ島へ向かう為出発した桃太郎。彼の腰に付けたきびだんごに惹かれてやってきた犬、猿、キジを仲間に迎えるシーンだよ!」

「うん、わかったぁ」

ニコッと微笑み、考える時間など1秒も取らずに紙に文字を綴り始める。



『「きびだんご1個で鬼退治の旅に同行しろ」という桃太郎の鬼畜な条件にもかかわらず、快く了承した犬、猿、キジ、ウサギ』


ナイジェル「…ん?なんか一匹増えてねーか?」


『しかし旅の途中、鬼は既に息絶えている事を旅人から聞いた桃太郎。彼は目的を失ってしまい、途方に暮れました』


ボビー「この人、桃太郎の内容自体を変えようとしてるよ」

ジム「もう…ほっとけ。2段落目から少しずつおかしくなり始めてたんだから」



『「そうだ!鬼ヶ島なんてゴツゴツしたイカつい島なんかより、もっと素敵な島があるじゃないか!」

桃太郎はウサギ、ウサギ、ウサギ、ウサギを連れて、広島県 大久野島(ウサギ島)へ出発しました。

ちゃんちゃん♪』


サラ「いや…終わっちゃダメよ、雪之原君…」

ビッキー「2段落目にして『鬼死亡』、3段落目にして『鬼退治を断念しウサギ島へ出発』
あとのふたりは一体どうすればいいの…」


- 343 -

*PREV  NEXT#


ページ: