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……………
ジャーンッ!!
日晴のギターの音で曲を締めくくり、本日の練習も終了。
「お疲れ様っす」
「お疲れぇ〜」
汗を拭く者、飲み物を口にする者。
それぞれが練習部屋から出て、最後に責任者の雨宮が鍵をかけた。
「そういえば、美空さんがこの間連れてきた女の子、良い詩書けたっすかね?」
廊下を歩く途中、先日の話を切り出したのは前髪のヘアピンを留め直している日晴だ。
「あぁ…エマっちだっけぇ?」
「そう。エマさん!美空さんは最近、彼女に会ったんすか?」
「それが最近忙しくて全然会いに行ってあげられなくってさ〜」
「恋人みたいな言い方っすね…。
でも女の子がひとりでも仲間に入ってくれるとなると、これから俺バリバリとギター頑張れそうなんっすけどね!」
「響介。まだ仲間に入れると決まったわけではない。早まった考えを起こすな」
浮かれている日晴に対し、冷たい言葉を言い放ったのは、彼女に試練を与えた張本人の雨宮。
親指で軽く眼鏡を上げ、腕を組みながら歩き続ける。
「あの日から既に1週間が経過している。
あと1週間の間に僕を納得させられる詩が書けなければ、この件は申し訳ないがなかった事にさせてもらう」
彼の尖った言い方に全員が黙ってしまう。
雨宮の音楽に対するハードルの高さは、昔から重々承知しているのだから。
「ま!なるようになるだけさ!僕、明日オフだからエマちゃんに会いに行ってみるよ!」
内心心配しているのか、結局は他人事としか考えていないのか…
先程の重い言葉とは打って変わって、美空は軽い口調で言った。
「あぁ!よろしく言っておいてくださいっす!」
「僕からぁ…はい、飴ちゃん渡しておいてぇ?ナオ君は食べちゃダメだよぉ」
そこでクラウディからも、カフェのコーヒー1杯無料券を渡された。
何故、こんな物を持っているのだろう。
美空「あぁ。ちゃんと僕がありがたく貰っておくから!」
雪之原「ち〜が〜う〜か〜ら〜」
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