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……………
そういう事で、僕は妹に連れられて人が賑わう街中にやってきた。
強引に引っ張られた腕が…正直まだ痛い…。
相変わらず、昔からの怪力は健在だな…。
「………………………何?」
「『何?』じゃないのよ。今から私が世間知らずのお兄ちゃんの為に、『一般市民の生活事情』を教えてあげるって言ってんの」
「そんなもの…お前に教えられなくてもわかってる」
「ミニス●ップに入る前に少し止まらなきゃいけないなんて思い込んでた人間に言い訳する資格ないから。さ、行くわよ!」
ジョンは自分より体の小さな妹の力に負け、再び強引に引きずられ始めた。
〜コンビニ編〜
「ここはコンビニエンスストア。略してコンビニ。まぁいわゆる、小さいスーパーみたいなものね。
規模が小さい分、ひとつの町に何店舗も同じ店があるのよ。
ちなみにこれはコンビニの中でもかなりメジャーなセ●ンイレブン。
24時間営業だから、間違っても7時開店だと思って入口に並ばないように」
「…24時間営業?おい、僕が何も知らないと思ってからかうなよ…。労働基準法をなんだと思ってるんだ」
「ちゃんと色んな人が交代で働いてるから。ひとりで年中無休の24時間営業なんて、どんだけぶっ飛んだブラック企業?」
「そうか…。安心した」
「ちなみにa●pmも一日中営業してるし、ファ●リーマートも家族で経営してる店じゃないから」
「……………。えっ…そうなの…?」
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