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「え?見合い相手がそんな事を!?」

急いで他の仲間達がいる部屋へ戻ってきたリッキーとナイジェル。

リッキーはすぐに自分達が聞いた内容を待っていた彼らに伝えた。


「はい。恐らくあの人はサラと結婚した後に会社を合併し、彼女に会社の主導権を譲りますが、後日に何らかの形で始末し残った自分を次期社長にして会社を乗っ取るつもりなんでしょう」

「そんなっ!お…お…お嬢様が危ないわぁ!!」

「落ち着いて!おばさん!」


話を聞いて居ても立ってもいられなくなった家政婦が外へ飛び出そうとしたが、そこはサラの兄のジョンが引き止めた。

思ってもいなかった相手側の掌返し。

こんな緊急事態になってしまっては、とてもじゃないが見合い所ではない。

そんな人物がサラの近くにいるだけでも相当危険だ。


「とにかくこの見合いを止めなきゃ!」

「止めるってどうやって!?」

「とりあえずサラと見合い相手を引き離して、彼女を安全な場所へ連れて行きましょう!
あと、家政婦さん!こんな豪邸だったら警備員の1人や2人いますよね!?彼らと…あと、サラのお父さんにこの事を伝えて連れて来てください」

「わ、わかったわ!」


リッキーの指示で彼女はエプロンの前掛けを握り、慌てて部屋を出た。


「俺らはサラ達の所へ行きましょう!」

「わかった!急ぐぞ!」


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