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……………
「それじゃ!こっちはこっちで女子会をやるから!バイバイ!」
「はいはい。何かあったら言いに来いよ」
「ハーイ!」
女性達が隣の撫子の間へ移り、広い桜の間は男性のみが残る形となった。
「いやー…それにしても料理美味かったな。毎日食べてもいいくらいだ」
ナイジェルが満足そうに自分のお腹をさすると、雨宮が眼鏡を上げながら口を開く。
「日本食は栄養バランスに非常に優れていて、その上ヘルシーですのでいくら食べても太りません。
ナイジェルさんも今後の健康の為に日本食を食べてみてはいかがですか?」
「俺はこー見えてもスポーツマンだから健康には意外と気を遣ってんだよ。中年太りもしてねぇし。
まぁ、人間いつ死ぬかわかんねーから、美味いもんは食える時に食っておいた方がいいよな」
「健康を気にしているならタバコはやめたらどうですか?」
「うるせ!これは俺のポリシーなんだよ」
雨宮とナイジェルがガヤガヤ言い合っている間に、部屋の片隅で何やら動きがあった様子。
ちゃっかりクラウディがテーブルを退けて全員分の布団を敷き始めたのだ。
「お!ディ、仕事が早いねぇ!」
「おぉ!俺、畳に布団敷いて寝るのが夢だったんだよ!」
興味津々の美空とジムが集まってくると、敷いている当の本人は無言でニコッと笑う。
あれ…?
なんか…いつもの笑顔と違う。
「クラウディ君?」
「…?」
雲のように柔らかい表情のクラウディ。
どこが普段と違うのかジムはよく見てみると…
目の辺りに薄暗く黒い影が落ちている。
「あ。ディ、悪い事考えてる」
「え?悪い事って…」
クラウディは手を高く上げ…
そして。
「ずぐだんずん!ずぐだん!ずぐだんずんぶんぐフギャッ!」
部屋の反対側で日晴と遊んでいたボビーが突然倒れた。
「わ!ボビーさん、どうしたんすか!?」
慌てて日晴が駆け寄ると、倒れている彼の隣にはふわふわの白い枕が。
ジム「え?クラウディ君、まさか…」
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