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それはつい先程の話。
リッキーとラブラブ会話を終えた私は、引き続きweather lifeのアルバムを聴きながら携帯電話を触っていた。
「送信っと!さぁーて、暇だし何をして遊ぼっかなぁ」
ブーッ!ブーッ!
ふと再び携帯から振動が伝わり、画面の左上にメールマークが現れる。
友達に今さっき送ったばかりなのに随分返事が早いな。とソレを開いてみると…
「あれ?サラからじゃん」
From:サラ
件名:無し
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ビッキー、今から私の部屋に来ない?
イケメン特集雑誌を買ったから一緒に見ましょう
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なんて珍しい…。
あのサラがイケメン特集雑誌を買った?一緒に見よう?
今まででそんな事一度もなかったし、私から誘っても毎回興味がないと断られていた。
怪しい匂いがする…。
いや、むしろ怪しい匂いしかしない。
だけど…
ムクっ!と足が勝手に立ち上がる。
「イケメン」という単語を聞いただけで、鼓動が高鳴り体が勝手に動いてしまう。
悲しき面食い女の宿命。
某アイドルや俳優のプライベート…ヌード写真集!?
想像しただけで、鼻息が荒くなってきた!!!!!
ガシャン!!
テーブルを蹴り飛ばし、私はイケメン(雑誌)の元へと走った!
メインルームを抜け、階段を5段飛ばしで駆け上がり、そしてサラの部…
「……ッ!」
その瞬間、ビッキーの瞳孔が突然開いた。
あまりにショッキングな現実が広がり、思考が全て停止してしまったからだ。
「う……そ…」
ポツリと呟いた言葉。
それはあの人が…
…あの人が私の目の前で別の人とキスをしていた事。
そんなっ…こんなのって……
「ウワ。キショッ。何の儀式?それ」
ガチャン!
興味のなさそうな冷たい台詞を吐き捨て、ビッキーはサラの部屋へ入った。
ジム「何故…こんな事になったんだ…」
ボビー「………(ゲッソリ)」
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