……………

「あの……っ…また…私の…ロッカーに…これ…が…」


エマがラブレターを貰ってから数日が経ったweather life事務所。

なんと彼女は再び手紙を貰って帰ってきたのだ。

手に持っているのは前回と同じ白封筒。


「ウッソ!マジっすか!?」

メンバーの全員が、仕事そっちのけでこちらへ走ってくる。

封を開ける瞬間、今度は皆でエマの周りを取り囲み中身を覗き込んだ。




【どうして返事をくれないんですか?
僕はずっと待っているのに。
お友達からでいいので連絡をください。
連絡先…〜】




雨宮「なんてしつこい奴なんだ…」

美空「信じらんねぇ…」

日晴「あの、ふたりの顔がすっげ怖いんすけど」

雪之原「あはは。面白いねぇ」


この手紙を書いている男は、相当エマの見た目が好みなのかどうかは知らないが、熱烈にアタックをかけてきている。

返事が一度来ないくらいじゃ諦められないのだろうか。

思いもよらない第三者のライバル登場に、言うまでもなく美空と雨宮の顔は引きつり敵意をむき出し。

そんなふたりに日晴が話しかけてみる。


「この男の人、相当エマさんの事気に入ってんすよ。彼女の気持ちももう1回訊いてみたらどうっすか?」

「……。」


無言になる美空と雨宮。

複雑な心境なのか言葉が出てこないらしい。

ここは仕方なく日晴が確認してみる事に。


『エマさん、この男の人と試しに連絡を取り合ってみたらどうっすか?』

「え…で、も…」

『一度会ってみたら、意外と大丈夫かもしれないっすよ!』

「んん…」


こんな私なんかに好意を持ってくれる男性がいる事実は正直嬉しい。

日晴君の言う通り、実際会ってみたら考え方だって変わるかもしれない。

だけど…







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『僕もエマちゃん大好きo(^▽^)o!』

『同感だ』





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七音君と雨宮君の顔を見て、すぐに俯いてしまった。


何故か気持ち悪く胸の中がモヤモヤして、嫌な気分になってしまう。


どうしよう…





「日…ばり…君。…や…やっぱり…今回は……いいや…」

「そうっすか…。まぁエマさんも初めての経験で頭が混乱してるんすよね」


エマの意思を改めて確認後、隣から離れる日晴。


「だって。とりあえず2〜3日、様子を見てみましょ」

「そうだな」


立て続けに2度も同じ人物からラブレターを貰ったエマ。

weather lifeもその時点までは、彼女に一目惚れをした男がいる程度にしか考えていなかったが…

この問題はこれだけでは終わらなかった。


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