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……………
「こ…れ…」
事務所で美空達に差し出された手紙。
あれから数日後。
またエマは同じ男性からラブレターを受け取ってきたのだ。
驚いた男達は即座に集合。
その手紙の内容を読んでみる。
【一体何日待たせる気ですか?
早く連絡をください。
僕は君とお話がしたいだけなんです。
待っています。連絡先…〜】
グシャッ!
握っていた美空の手に力が入り、手紙の端にシワが寄った。
美空「なんっ…なの、コイツ!なんでだんだん上から目線になってきてんの!?」
雨宮「返事がない時点で無理だという事がわからんのか、最近の若者は…」
日晴「いや、アンタも十分若者だけどね」
情熱的な恋に前が見えなくなっているのか、単純にしつこい性格なだけなのか。
この男は返事がないにもかかわらず、3度もエマにラブレターを送ってきた。
しかも今回の手紙の内容から「返事を貰って当然」という考え方もあるようで、それにはエマも不信感を抱き始めている様子。
「ムッカつく。これじゃまるで返事をしないエマちゃんが悪いみたいじゃん!」
美空は携帯を握り、彼女に話しかけた。
『こんな男やめときなよ!絶対変な男だよ!』
「う…うん」
エマもこれにはすぐに頷く。
どうやら彼女ももう、その男と会う気はなさそうだ。
これには隣で見ていた雨宮も心底安心した表情を見せる。
「ふむ。それにしても返事がなくてもここまでしつこく手紙を送ってくるとはな。どうやったら諦めるのか…」
「やっぱハッキリ無理だって言葉で伝えないとダメなんじゃない〜?
そういうのがないとわかんない人だって世の中にはいるんだからさぁ」
雪之原からの助言。
5人は考えた末、エマのアドレスではない別のアドレスで、この手紙の宛先にメールを送り、断る意思を示す事にした。
「エマさんから直接返事をしなくていいんすか?」
「彼女の連絡先は極力教えない方がいい。何を送ってくるかわからんからな」
急遽、美空の携帯で特別にメールアドレスを作成。
彼がエマの友人として、この手紙の送り主に返事を送る事にした。
【最近ある女性に手紙を渡していますか。
私は彼女の友人であり、代わりに返事をします。
申し訳ありませんが今回の件はお断りさせて頂きますとの事なので、もう手紙は渡さないでください。よろしくお願いします】
送る前にエマにも文章を確認してもらい、送信完了。
「よし、出来た」
「これで相手の男もわかってくれるといいのだがな」
「そぉだねぇ」
さすがに周りの日晴やクラウディも心配している。
こればかりは時間が経たなければ結果はわからない。
エマは手紙を雨宮に預け、その日は解散となった。
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