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……………
数日後。
inコビクロ音楽事務所。
「コビィ!ジムさん達に頼んでた歌詞が届いたで!」
クロちゃんはドアノブを握って嬉しそうに部屋に入ってきた。
「お!ホンマか!?よっしゃ、早速見てみようや!」
ソファーに座っていたコビィは、持っていたギターを仕舞ってクロちゃんから受け取った封筒の端を切り出す。
「えっと…どれどれ…。
こんにちは、コビクロさん。
今回は我々に作詞のお仕事を依頼してくださりありがとうございました。
テーマは『届かない想い』です。読んでみてください」
「届かない想いやて!これは期待出来るんとちゃう?」
コビィの頭の上に腕を置いたクロちゃんは、早く読んでくれとせがった。
「はいはい…えっと…
愛する人がたとえ振り向いてくれなくても、決して諦めない!
いつか振り向いてくれる日を信じて、私はまた貴方の部屋に盗聴器を仕掛け…。BACK(それは犯罪だ)
これは遊びじゃない!
金がかかってんだ。
マネーだ!マネーが動いてるんだ!(HEY)
さぁ攻めろ!『私をお嫁さんにしてください』
『貴方の為なら東京タワーから飛び降りてもいい』
そしてトドメは『結婚してくれないと、ムーアがどうなるかわかってるんでしょうね!?』
軽く脅迫?そんなの関係ない(リッキー×リッキー×リッキー×リッキー)
嗚呼『届かない想い』思い出すだけで胸が締め付けられるようだよね。
今まで幼馴染として付き合っていたけれど…
あれ?」
急に手紙を音読していたコビィの口が止まった。
「どないしたん?」
クロちゃんが紙を覗き込む。
「いや…なんか。こっからアラビア文字みたいになってんや…ふにゃふにゃ字で読めへん。
しかも途中から紙が濡れてんかな?文字がめっちゃ滲んでようわからんのや。紙もぐちゃぐちゃやし、所々破れてるで」
手紙のただならぬ状態にふたりは黙り込む。
「何が…あったんやろ…(汗)」
fin
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