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謎の叫び声を上げたビッキー。
サラもその隣にいる。
ジムが見つけた時には、ふたりは床にお尻をつけて震えながらお互いしがみつき合っていた。
「おい!大丈夫か!?」
急いで彼は彼女達の肩を支え無事を確かめる。
「あああああ!!(泣)怖かったよー!グリシェンコォ!」
「あぁ…はいはい。ジムな」
どうやら怪我はないようだ。
怖くて抱きついてきたビッキーの頭を、ジムは苦笑いしながら保護者のように撫でた。
「おい、何があったんだ?」
後から続いてきた男3人。
その中のリッキーの視線が到着と同時に上へ向いた瞬間…
「あああああああああ!!!!!!」
ボキボキッ!!
突然大声を出して、ナイジェルの腕を先程の3倍どころではない力で思い切り握り締めた。
「ああああああああ!!!」
握られた彼も同じように叫び声を上げて腕を振り払う。
「何しやがんだテメェ!今、絶対折れたぞ!文字にしてわかりやすい程『ボキボキ』ってハッキリ聞こえたぞ!?どーしてくれんだ!怒」
珍しくあのナイジェルが大口を広げてマジギレしているが、リッキーもそれどころではない。
「あ…っ…あれあれ!」
彼が指を向けた先には、何やら肖像画のような物が飾られている。
暗闇の中だからだろうか。
描かれている男の顔は、下から光を当てた笑い顔のようで不気味。
ボビー「ジム君!いつから君はテレビ局の肖像画になったんだい!?」
「俺じゃないから!ん?なんかこの人、どこかで見た事あるぞ」
ジムは目を細めてその肖像画をじっと見る。
「…あ!これ木村園長じゃねぇか!お前、昼間に収録で会ってるだろ!」
その顔はよく見るとジムの言う通り、テレビでよく見る「天才!木村動物園」の木村園長であった。
「ええ!?しっ…知りません!俺の知り合いに、こんな不気味な笑みを浮かべるジジィいません!」
「ジジィ言うなし!なんだかんだ言ってるけど、この人は芸能界の超重鎮なんだぞ!謝れ!」
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