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ヤメッ…ツ……ラ〜…


「なんか今、変な音聞こえませんでした!?」

「私の心臓のト・キ・メ・キ☆」


ビッキーは顔が真っ青になっているリッキーの腕に寄り添って目を閉じた。

気分はまるで恋人とのデート気分。


「いやいや、そんなんじゃなくて!雄叫びみたいなのが…」

「もう!リッキーったらムードない!」

「ムードとかじゃないです!ちょっと…本当にここ大丈夫なんでしょうか…」

若者ふたりはくっ付いて、暗い廊下を突き進んで行く。


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