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……………
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
全て終わるとジムはようやく離れ、お互い力がどっと抜けた。
ドクドク言ってる…
私の体。まるで自分じゃないみたい。
こんなの生まれて初めて。
「…大丈夫か?」
「大丈夫…」
「ごめんっ…全然優しくなかったな…」
彼は、ばつが悪そうに頬を染めて視線を逸らした。
「優しかったよ?」
「え?」
「ほっぺた触って笑ってくれた時、凄く安心した」
「……ッ…///」
汗をぬぐい、その後恥ずかしそうに私の胸に顔を埋めてきた彼。
「嫌じゃ…なかったか?」
「そんなわけないよ。幸せだった。
今までの後悔、嫌悪感、辛くて仕方なかった事も全部忘れちゃうくらい」
「そうか…」
安心したのかひとつ大きな息を吐き、雪の降る夜空を窓から見上げた。
「今日は俺にとって最高のクリスマスだな」
「プレゼント、何をくれるの?」
「それはまた今から目一杯あげるから」
「…ははっ。楽しみ」
「愛してるよ」
「うん」
メリークリスマス。
貴方を選んで本当に良かった。
fin
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