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「りんちゃん、今日はもうあがり?」

「ケイトさん。はい、そろそろ終わろうと思ってます」


あっという間に日にちは経ち、今日は金曜日。

日晴君の家に泊まりに行く約束をしている日だ。

2人での初めてのお家でのお泊り。

どんな事を話そうかな。

そんな事を考えていると無意識に嬉しくなってしまって、学校の勉強も花屋のバイトも捗ってしまった。



「今日も…『彼』、待ってるの???」

「へっ…///…えっと…その…」

「ふふ。あの子いっつも店の裏で待ってるもんね。りんちゃんが大事にされてるようで良かった良かった」

「……は、はい…///」


バイトの先輩、ケイトさんは僕と日晴君がお付き合いをしている事を知っている。

というか、むしろ告白現場までバッチリと見られた(ちなみに店長にも見られた)

数少ない僕達の関係を知っている人だが、周りにバラしたりせず密かに見守ってくれている。

人とお付き合いをした事のない…というかむしろテレビに出ている人とお付き合いなんて正直不安でいっぱいなので、2人の存在はとてもありがたい。


「それじゃ、気をつけてね。日晴君にもよろしく♪」

「は、はい!お疲れ様でした!」


荷物をまとめ、先輩に見守られてお店を出るといつもの場所で日晴君が待ってくれていた。

「りんちゃん…お疲れっす」

「お疲れ様。ごめんね、いつも待たせてしまって」

「ぜ!全然大丈夫っす!!」


……?

なんだろう。なんだか今日の日晴君、そわそわしてる気がする。

自分の部屋を見られるの、緊張するのかな…?


「じゃ、行きましょう。人に見られるかもしれないから、今日はタクシーを呼んでるっす」

「わ、そうなんだ。ありがとう」


さすが、そういう所は芸能人。

Weather Life専属のタクシー運転手とかいるのかな。

そう考えると僕…凄い人とお付き合いしてるんだって改めて感じる。



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