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ーーーーーー


りんちゃんがお風呂に入っている間。

心臓がバクバク動いて止まらない。

黙っていると落ち着かなくて部屋の中をぐるぐる歩き回り、

そしておもむろに通学用のバッグを開いた。



………


「はい、これ〜」

「え、何っす……ゴフッ!!」


授業が終わった帰り道、校門を出て少し歩き始めた所で、雪之原は自分のバッグから取り出した物を日晴に渡した。


こ、これは………そのッ゙……

ゴゴゴ…ゴッ…m…


「そ、外でなんて物取り出すんすか!!!!」

「あれ?今日彼女泊まりにくるんでしょ?その日なんじゃないの?」

「はぁっ…!?ちょ////なんで知ってるんすか!!」

「秘密の情報機関があるのだよ〜。せっかく僕が気を利かせて持ってきてやったのに」

「し、しかも3箱も!!こんなにしなっ……
つか俺は純粋にりんちゃんと家でまったりしたくて誘ったんす!そんな雪之原さんみたいなやましい気持ちは1mmもないっす!」

「やましい気持ちが1mmもなく家に好きな子を呼ぶ男なんてボビーさんくらいでしょ。男なんて結局頭の中はソレばっかりなんだからさぁ」

「……。言ってるアンタも男っすけどね…」

「もちろん。あー僕も可愛い彼女欲しいな〜」

「わざとらし…」


いつまでも外でそんな物を出されていても困るので、仕方なく受取り適当にバッグに詰め込む。


「キョウ君色々強そうだからね。最初からあんまり無理強いしちゃダメよ♡」

「なんすっか、その言い方…。貴方に言われなくてもわかってるっす…///」



……………


と、こんな感じで雪之原さんに無理やり渡されたコンドームの箱(しかも3個も)


もちろんりんちゃんを家に誘ったのも、やましい気持ちがなかったと言えば120%嘘になる。

今だって…



ジャー………



今、りんちゃんは俺がいつも入ってる風呂にいる。

それを想像してシャワーの音を聞いているだけでどうにかなりそうで、冷静さを保つだけで一杯一杯。

俺…やっぱり不純だ…



「日晴君、おさきに」

「ギャッ!…あ、ごめん変な声出たっす」

「ふふ。一番風呂ありがとう。気持ちよかった」

「そ、そうっすか」




慌てて彼女に見られないように箱をバッグにしまう。


「じゃ…俺も入って来ようかな」

「うん。僕はドライヤー借りるね」



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