とても短い話
1000文字に満たない話、ネタなどを置いています。
名前変換はありません。

フラグを折る男たち
気を引こうと頑張るけど、ことごとくスルーされる。全体的にギャグです。
・荀攸
・徐庶
・鍾会
・張遼
・曹休
・楽進
・姜維
・朱然
荀攸
「文若殿は俺より優れたお人です。その才は語るまでもないですが、それだけでなく自分にはない人の感情の機微にも聡い。王佐の才と評されるに遜色ない人です。身内贔屓だと思われるかもしれませんが、彼の慧眼は戦に於いてのみならず政治にも必要不可欠です。以前曹操殿と魏公就任の折で対峙した時なんかは―――」
酒で酔って急接近するつもりが、相手が存外酒を過ごしてしまって気づけば身内語りが始まってしまいます。行き過ぎると身内に留まらず、郭嘉や賈詡といった同僚から他の人の批評まで広がります。中座する機会を逸してしまうと、政治や戦の陣形といった話までも聞かされます。置いてけぼり食らって放心状態から戻る頃には、彼は夢の中。
結論:酒はNG
徐庶
「この前はありがとう。孔明や士元とも分けたんだが、彼らも美味しかったと言ってたよ。―――って、あれ?どうして怒ってるんだい?」
差し入れして胃袋を掴むつもりが、彼の天然スキルによって華麗にスルーされます。お人好し&友人大好き精神からごくごく善意で分けてます。その際も「貰った物なんだけど一緒に食べよう」と必要最低限な説明しかしないので二人も気づかず食べてます。女性からの贈り物だと知っていたら、それはかとなくこちらの味方になってくれたでしょう。ちなみに彼は善意に気づいても好意には気づかないタイプです。根気強く分からせるしかないです。
結論:持久戦or直球勝負
鍾会
「いつも貧相な格好をしているお前を悼んで、私が直々に見繕ってやったぞ。この私が侍らせてやってるんだ、いつまでもそのような格好を許していれば私の品位が疑われかねんからな。だが喜ぶといい。お前では到底購えない代物ばかりだ。どうだ、この絹の衣など見たことさえないだろう。―――おい、何故拒む。この私が下賜すると言ってるんだぞ!絶対貰わないとはどういう意味だ!」
気になるあの子に贈り物がしたい鍾士季。どうせなら形あるものがいい→あっても困らない物→そうだ服にしよう、と思い至った彼は選りすぐった代物を集める。それもこれも全部あの子のため。だけど渡すとなった時、いつもの上から目線(無自覚)が発動してしまい、あの子には冷たく拒否られてしまう。何故だ!と憤慨してるところに、あの子とケ艾発見。何やら親しげに談笑する二人だが、ケ艾が差し出した物を喜んで受け取る様を見て怒髪天。「あの旧式より私が劣っているというのか!」こうして鍾士季のケ艾への溝はまた深まったとか。
結論:素直になれよ
張遼
「それならば貴殿も練武を積まれよ。さすれば指針と定める己に近づけよう」
彼の練武を褒めて接近するつもりが、一緒に鍛錬を積もうと誘われることに。庇護欲煽るのが、却って教官魂に火が点いたもよう。他意なく純粋な善意と熱意なので断ろうにも断りづらくなるでしょうが、断ったら断ったで「む?では何故私の武を求めたのだ?」と至極不思議そうに訊ねられます。細かな女心に疎い彼ですから、気を落とさずに気長に根気強く付き合っていきましょう。
結論:熱血教官タイプ
曹休
「顔が赤いな……。これ以上はやめた方がいい。それに夜も遅くなった、ご家族が心配するだろう。安心してくれ、俺が責任を持って送り届けよう!―――何故そのような不満そうな顔をするんだ?」
酒に酔った振りしてお持ち帰りされるつもりが、甲斐甲斐しく介抱されるばかりか、部下か子供のように家族の元に送られる始末。これを無自覚かつ善意でやってる。「家族を心配させるようなことはしない方がいいぞ」とアドバイスも付け加えて。こちらも根気強く付き合っていくか、玉砕覚悟で勝負に出るのもありかも……?
結論:無自覚お兄ちゃん気質
楽進
「は。明日の予定、ですか……?明日は李典殿と張遼殿と手合わせしていただくつもりです!なんと言ったってあの張遼殿から直々に手解き受けるのは早々ないことですからね。またとない機会です、彼らに遅れぬよう精進せねば!―――あ、話の途中で熱くなってしまって申し訳ありません!話とはなんでしょうか?……え?もういい、ですか?」
散策を打診するつもりが、どう見ても優先順位高すぎる予定をぶつけられあえなく撃沈。トドメを刺されてゲームオーバー。しかしご安心を。日を改めるなどすれば受け入れてくれる可能性あり。猪系の彼に振り回されるでしょうが、それもまた一興と割り切ったら向こうから来てくれるかもしれません。
結論:望みあり
姜維
「どちらの方が合うか……?自分の好きな方を選べばいいのでは?」
さりげなく好みを知るつもりが、さも不思議そうに返される。彼はほんとうに何故自分に聞くのかわかっていない。そもそも街に誘っても「すまない。これから丞相と約束があるのだ」とにべもなく一刀両断。こちらも違うベクトルで猪系男子なので、自分の興味あるものしか眼中にないタイプ。しかし好感度が上がるにつれて断る時は申し訳なさそうにするし、了承してくれる機会も増えるでしょう。
結論:セクシーなのキュートなのどっちが好きなの???
朱然
「どっか変わったところ?うーん……。―――すまん!さっぱりだ!あ、それより陸遜の奴見なかったか?新しい火計が思いついたんだ!ああ、早く言いたい……!」
まとう香を変えたことを知ってもらうつもりが、本人がまるで気にしておらず、早々に送り出すはめに。何処ぞの丞相大好き軍師よろしく自分のやりたいことに一直線。彼に気づいてもらうには自分から言うか気づくのを待つか。
結論:前途多難
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