龐徳

「流石の武勇。毎度恐れ入る。それがしも見習わねばなりませんな」

「何をおっしゃいますか龐徳殿。貴殿の腕前も中々のもの。先だっての戦でも百人斬りを為したとか」

「貴公ほどの功ではありませぬ。曹操殿の麾下に貴公が居てくれてよかった。貴公の武があれば、曹操殿の天下は一気に近くなりましょう」

「それはこちらも同じこと。我が陣営に貴殿が居てくれてよかったと心から常思っている。武を極める相手として、貴殿ほど私の心の支えになりうる者はおりませぬ」

「この龐令明、貴公ととこしえに寄り添うことを誓おう」

「ああ。共に力を合わせ、曹操殿の覇道を駆けましょう」



「―――ううむ……。せっかく情人になったと聞き、面白いものが見れると酒を呷らせたが、わしの話しかせぬとは……。なんと花のない会話よ。つまらぬ」

「酒を持っていこうとするな孟徳」






無自覚バカップル

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