アナタの相棒



[つかぬ事をお訊きしますが。アナタが思う、相棒的パートナーの存在とは誰ですか?]

≫アンサー:ジン兄貴の場合


「ァア゙…?誰だ、テメェ…何の用だ。殺されてぇのか?」
[いや、死にたくありませんよ!!と、とにかく、私の質問に答えてください…っ!(汗)]
「チ…ッ、しゃーねぇな…。俺の相棒…?いつも共に行動するウォッカだろうな。それ以外の奴は、単なる組織の仲間って程度だ。他は知らねぇ。」
[ご協力ありがとうございましたぁ!それでは、失礼致します…っっっ!!]
「あ、おい、待て。何故そんな質問をしたか吐け。オイ…ッ!………チッ、逃げ足の速ェ奴だ。」


恐怖の尋問をかけられる前に、管理人は逃亡した。


[つかぬ事をお訊きしますが。アナタが思う、相棒的パートナーの存在とは誰ですか?]

≫アンサー:美魔女ベルモットの場合


「あら…何かのアンケートかしら?」
[ご協力お願いします!]
「そうねぇ…。強いて言うなら、バーボンかしらね?仕事上、彼とは一緒になる事が多いから。けど…こんなの聞いて、どうするの?」
[それは、後でのお楽しみです!では、ありがとうございました。]


女性同士だからか、ナチュラルに和やかに終了した。


[つかぬ事をお訊きしますが。アナタが思う、相棒的パートナーの存在とは誰ですか?]

≫アンサー:探偵バーボンの場合


「は…?一体何のアンケートです…?というかアナタ、何処から入ってきたんですか。」
[この空間において、管理人に不可能はございません。ご協力お願いします!]
「何処の依頼ですか?何を目的とした調査です?」
[質問に答えてください。]
「今は、此方が訊いているんです。何が目的ですか?」
[アナタの裏事情は把握済みですので、ご安心を。さぁ、質問に答えてください!]
「いや、意味が分かりませんよ。裏事情って…。」


管理人、あまりにも立場を疑われる為、バーボンを説得。


[ごにょごにょごにょ…。…と、言う訳ですので、お願いします!]
「…分かりました。僕の仕事上のパートナーで良いですか…?」
[構いません。]
「仕事上でなら、ベルモットと組む事が多いので…パートナーとまではいきませんが、それに最も近しい存在は彼女ですね。まぁ、僕は基本、一人での単独行動を好むので、あまりパートナーと呼べる相手はいませんが…。これで満足ですか…?」
[はい…っ!!お忙しいところ、時間を割いて頂き、ありがとうございました!それでは、失礼致します。]
「ええ。帰りの際は、背後に気を付けて。」
[え?]


管理人、まさかの死亡フラグ立つ。


[つかぬ事をお訊きしますが。アナタが思う、相棒的パートナーの存在とは誰ですか?]

≫所変わって、アンサー:銀の弾丸赤井秀一の場合


「唐突だな…。今の質問に答えれば良いのか?」
[はい。FBIの仕事で多忙な赤井さんに、こんな事を訊くのは大変恐縮極まりないのですが…。ご協力お願いします!]
「ふむ。俺の相棒又はパートナー的存在か…。本当に言って良いのか?」
[はい、勿論です。その為のアンケートですから。]


赤井さん、暫し言葉に迷うように言い淀む。


「俺が今思う、パートナー的存在は、此瀬梨トだな。」
[その答え、待ってましたぁー…っっっ!!]
「何だ、そういう手の問題だったのか?」
[ハイ!彼女をパートナーと言ってくれる方を待ってたんですよ!!漸く、現れて良かったぁ〜…。これで、私は安心なのです。]
「ちょっと待ったぁーっっっ!!」


黒ずくめの方々が、突然乱入。


「聞いてませんよ、そんな話!?そういう話でしたら、ちゃんとした答えを解答しましたよ!!」
[言う訳ないですよ〜。言ったら意味無いですから。]
「さっぱりしてるな…。というか…君は、コイツ等の所にまで行っていたのか?」
[Yes,that right!]
「始めからそういう話だと知ってたなら、こんな男なんかじゃなくてっ、私の可愛いキティの事を答えたわよ…!!」
「テメェのとは認めねぇが、俺もそういう解答を返したぜ?」
「僕だって、恋人にしたい系のパートナーとして梨トさんを選んでましたっ!!」
「ホォ…君も彼女を狙っていると?」
「赤井ィイイイイイッッッ!!貴様、何故此処に居る!?」
「そこに居るお嬢さんに呼び止められたからだが?」
「く…っ!!その余裕ぶっこいた顔と物言いが気に食わないっっっ!!」
[バーボンしゃん、素出てまっせ。]
「オイ、今此処で死にたくなかったら答えろ。何故、あの時、まともに説明する事を省いた。」
[説明しちゃったら、事の意味がバレバレになってしまうので、ハショりました☆]
「よし、死ね。」


パァン…ッ!!


管理人が使い物にならなくなったので、お開き。


「って、そんな逃げ方で許されると思ってるんですかぁーっ!!」
「うるさい。」
「お前こそ黙れッッッ!!」


執筆日:2016.07.06

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