嫌われ組
世間から嫌われている(嫌われるであろう)4人組。ハデスは人間に戻る方法を探して、シクルは同じ境遇の人を捜すため、スピンドルは一人ぼっちは嫌だから、バキュアスは殺し損なった兄を殺すため、それぞれ理由を持って4人で各地を転々としている。
シクル

2022/10/12 01:34

-不死あわせな死神-
(アブsoul♂)
?歳、男子、160p
出身:風の強い貧しい村
一人称:僕
二人称:君、貴方

風の強い小さな村出身。両親の髪は黒いのに白い髪で産まれてきたので神の使いだとか死神だとか好き勝手言われた。シクル一家はそれ以来村人から敬遠され最低限の繋がり以外では村八分となった。シクルがある程度大きくなった頃、村を疫病が襲った。村八分にされ村の端に住んでいたシクル一家には病が流行らなかったのを、村人はシクルが病を持ってきて村人を根絶やしにしようとしているとしてシクルの両親にシクルを殺すように求めた。どうしてもそれが出来なかった両親は家の奥にシクルを隠して村人を説得しに向かった。しばらくして家に入ってきた村人達はシクルの両親の血で真っ赤だった。シクルは普段農作業に使う草刈り用の小鎌を握りしめて村人達に襲いかかった。
死神には不釣り合いな小さな鎌だったー。
全て事を終えたあとに、ふと気付いたのは自身が何度も村人にめったざしにされてもなお立ち上がって反撃した事だった。
そこで自分が不死だと知る。
それから行く宛もなくフラフラしていたところをバキュアスから誘われ仲間になった。バキュアスたちと同行しながら自分と同じ不死の人を捜している。


あまり表情に変化が無く感情を失っているように見える。一方で不安なときに服を掴むのが癖だったりと顔に出ない部分で気持ちを表すことが有り(本人は無自覚)、ハデスはそれをくみ取って接してやることが当たり前な感じになっている。自身があまり喋らず、身振りもしない分、周りをよく観察している。
「僕って不幸を呼ぶんだって。周りを不幸にして削った命を自分の命にしてるから、僕は死なないんだって。…それがほんとなのか僕は確かめたくてバキュアスさんについていってる…」
「ハデスさんはいい人だって、僕わかるよ。」
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