レジェンズ
ほろろ

2023/01/23 03:09

(Hうおーぐる♂)
26歳、187cm、
一人称:オレ
二人称:あんた

どこか掴めない雰囲気の青年。
一族で崖の上に暮らしている。

盗賊に襲われない様、僻地に暮らしているが、代わりにわざわざ山を登ってやってきた賊達へ立ち向かう手段は武器を持っての命の取り合いしか無く、その間に女子供は崖の急な斜面から下って逃げるのだが、滑落事故が跡を立たず、一回の盗賊の来訪で村は大きな痛手を被るのだった。
ほろろは村では頭の切れる男で、飛来する武器を考案したり、盗賊がやってきた際の策を練る様な事を元々やっていた。
そこで女子供の滑落を防ぐ為にも、崖を降りるのではなく、鳥の様に滑空して無事に降りる機器を作ろうと思いつく。
鳥と似たような体の構造にする為に、有志の子供の身体をいじったたり、自身の嫁を滑空機の試作機に乗せ崖から飛ばしてみたりとかなり非人道に見える事もいくらかやった。しかしそれも全ては自分の村が生き残る為、である。多くを守るには多少の犠牲は仕方ない事だと、ほろろは考えている。

元妻帯者で、最初の妻は盗賊に殺され、二番目の妻は試作機の飛行実験中に羽がバラバラに取れて、落ちて死んだ。現在は独り身。

ある時また盗賊に村を襲われた所を、盗賊の後ろからさざれなみ一行が挟み撃ちにして盗賊らを追い払ってくれた一件があり、さざれなみらとの同行を申し出た。それは彼らへの恩を返すためでもあったし、共にいた妖であるえんえんらを見て、自身の見聞は狭小であると感じたからであった。
幸い盗賊は壊滅状態となり、暫くは襲ってこれない。その間に広い世界を見て空を飛ぶ機械を造る知識を得たい。一種の賭けではあったが、ほろろの村の者は皆それを承諾した。

さざれなみの事を気に入っており、「坊(ぼん)」と呼び可愛がっている。
前述の通り、多の為の少数の犠牲を顧みない、目的遂行の為には無茶もする、といった様な所はあるがそこには芯が通っており、その点で信頼できると周囲からは考えられている様だ。
「オレはこの盗賊どもとの戦いで嫁を二人も喪った。もう死ぬのは見たくねえんだよ。」
「坊〜もっと自分の感情出していこうや!いつ死ぬかわかんねえんだからよ」
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