ソード
クエルクス〜ドーセットまでが旅パメンツ。
エシュロン

2022/09/18 22:28

(ioルブ♀)
7歳、女児、124p
一人称:わたし
二人称:あなた

幼女なシャーマン。
産まれた村で貴重な呪術師として丁重に育てられた。
占いや呪術にはシャーマン自身の血を使うため常に腰にナイフをつけている。占うのは今年の作物の出来だとか、村人の病気の治癒法だとか。占いにはかなりの血を使い、暫くは休息が必要だった。また衛生面が整ってないそこら一帯の村ではそういった自傷で感染症に罹り命を落とすシャーマンもいた。
エシュロンはこれが自分の運命として受け入れ、村でその命を遂げるつもりだった。

クエルクスたちと出会ったのは森で薬草採集をしていた際、男たちに襲われた時だった。何でも呪術師の心臓を食べると不死になるらしいーそんな噂が立っているという。襲ってきた男達は隣村の村民だった。
クエルクス一行は男達を退治した後、エシュロンに旅の同行の話を持ちかけた。
古い慣習の続く村でその命を軽く扱うことは無いとクエルクスは言う。
村人に有り難がられていたエシュロンだが己が身を案じてくれた人は初めてだった。
エシュロンは村に戻り、村人達に自分は出ていくと話した。無論村人達は貴重な呪術師を逃すわけには行かず、反対した。エシュロンはその場で腕を切りこう告げた。
「この先100年この村に厄災はないと出ている。そしてわたしが出ていったあと、呪術師は絶えない。わたしがいなくてもだいじょうぶ。」
生まれて初めてついた大嘘だった。

村を出たことがないエシュロンは全てのものに目を輝かせクエルクスとの出会いに感謝している。靴を履いたことがないエシュロンに靴をくれたのもクエルクス。とても気に入っている。
「クー(クエルクス)は強くて頭が良くてわたしをみちびいてくれる人。だいすき。」
「ウー(ウゥルペス)はいい人だけど、何かかくしてるように見える。」
「もう呪い(まじない)は使っちゃだめってクーにとめられてる。ドーセットのきおくのだんぺんをほんとは辿りたいのだけど。」
しゃべりはひらがな多め。難しい漢字や言葉は使わない感じです。呪術関係(厄災、災いなど)は漢字でもしゃべります。(テキトーで大丈夫!)
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