ソード2周目
編成途中!紅志朗以下は旅パ以外のメンツ
紅志朗コウシロウ

2022/09/29 01:16

(石炭ザン♂)
21歳、男性、174p
一人称:俺
二人称:お前

■くちとさん主催の身分差CP誰デザに参加させていただいた子です■
炭鉱を領地に持つ華族で、最近鉄道会社を連名で興し、有名となった家の長男。兄弟は姉が一人いる。母は紅志朗が幼い頃に死別。
紅志朗は幼い頃に目を悪くして以来、父からは居ないものと扱われてきた。それを己も自覚し、出来損ないと己を自嘲する。
目は年を経る毎に悪くなっており、今では靄がかかったような視界の中、人の表情を判別することは困難になっている。
ある日、子供のお使い程度の仕事を父の会社より依頼された為渋々列車に乗り込んだところをみどりこと出会った。紅志朗の素性を知った人間は大抵目が見えない事を憐れむか、金持ちの家の息子と媚びるかその2つに分かれるが、みどりこは列車の機巧に興味を示した為予想外すぎて久々に笑った。
話を聞けば仕事に困っているというので、哀れみと、父への反抗と若干のみどりこへの興味とでみどりこを雇い入れる事にした。
紅志朗には医者に嫁いだ姉がいるが、医者である義兄が早々に亡くなった為姉は息子と共に屋敷に出戻っていた。屋敷は数人の小間使いと姉と甥と紅志朗で住んでいた。父は仕事でここ数年帰ってこない。実質紅志朗が屋敷の主となっていたのだ。甥が学校へ上がる前の歳で父が家庭教師を見繕っていたらしいが、紅志朗はその家庭教師へ断りを入れ、そのポジションに独断でみどりこを宛てがった。
みどりこは甥や姉からの評判も良かったが、自分を外に連れ出したり、これまで行ったことのある場所の話をするのだけは厄介だった。暫く空返事で凌いでいたが、彼女にまともに向き合ってみるとそれはなかなかどうして面白いものだった。
自分の世界が広がると共に彼女に惹かれ始めていた。それに伴って目の見えない自分がさらに惨めで彼女と一線を画した場所にいる事に気づかされるのだった。

人とあまり向き合わずに生きてきた為、少々横暴で人に歩み寄らない所がある(そんな所をみどりこは彼が幼く見える要因としている)。
甥には劣等感を感じながらも愛しく思い、良い教育を受けてこの家を継いで欲しいと密かに考えている。
父の愛は知らないながらも姉や家の小間使いたちは彼にちゃんと愛情を注いでおり、手で触るだけで時間が分かる時計や反射板を縫い込んだ上着なども彼を思って用意したものである。彼はそんなことを微塵も理解していないが。

みどりこが来て何年か経ち、甥も良い学校へ入学した頃、ちょうどガラル地方の各所へ繋がる線路が整備された。
みどりこが知らない土地に興味津々で浮足立っているのを知っていた紅志朗は休暇をやる、とみどりこにガラル行きのチケットを用意する。それはみどりこに対する自分の気持ちを整理するために用意した時間でもあった。
そんなことも知らずにみどりこはいっぱいお手紙書きますね!と陽気に旅立つのであったー。

「はーー…朝からあまり騒ぐな。一緒に行けばいいんだろ、行けば。」
「お前に色々教われば教わるほど、お前の見る景色が見えないこの目が疎ましいし、世界が憎い。そんなどす黒い気持ちでお前の話を聞いてる自分が嫌になる。」
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