俺の名前を呼んだとき。語尾が伸びてもいい、何回も連続で呼んでくるのもいい。ただ「たろう」や「たろ」と呼ぶのは気にくわない。
俺の機嫌が悪いとき、◎◎は不安げだ。俺の様子をどうしよう、どうしようと伺っている◎◎は可愛い。
◎◎のことで怒っているときはもちろん、◎◎にきちんと分からせる。そうじゃなくても不安にさせておく。理由は可愛いからだ。
「承太郎....」と眉を下げてすり寄ってくる身体を抱きしめたとき。
小さくて柔らかい感触が伝わって、ぎゅーと力を込める。痛いよ承太郎と言われてもいい。くすぐったいよと笑われるのも悪くない。
ただ、離して、と言われるのだけは許さない。そんなことを言う◎◎は
俺の◎◎じゃねえ。
美味いものを食って幸せそうなとき。
頬が緩みきって馬鹿みたいな顔を俺に見せているとき。
また一緒に来ようね、と言われたら嬉しい。
二人で並んで歩いているとき。
◎◎が俺を横で盗み見て、笑っているとき。
俺と手を繋ぎたくて、でも言い出せずにもやもやしている◎◎に
「これがしたかったんだろ?」と手を繋いでやって
「うん!」と言われたとき。
寝る前に眠そうに目を細めたとき。
他の男の前で欠伸をしたり、くしゃみをしたとき。
無防備な◎◎を見ることは俺以外には許せねぇぜ。
◎◎が約束を破ったとき。
違うの、ごめんなさい承太郎と泣いて謝ったとき。
真っ赤に腫れた目をしながら、気持ちいいと啼いたとき。
承太郎が好き、と呟いたとき。
◎◎の唇が、自分から俺に寄ってきたとき。
珍しく◎◎が俺に会いたいと言ってきたとき。
恥ずかしそうな顔で、真っ赤な顔で、承太郎がだいすき、と、
抱きつかれたとき。
俺は◎◎を、犯したいと思う。