09
「みんなは将来、どんな忍者になりたいですか?」
「ねぇ、ネジはどんな忍者になりたいの?」
「…言いたくない」
「そっかー、私はねー」
「聞いてない」
「医療忍者…には、興味ないから普通のくノ一でいいかなーって思ってるんだー」
「…なぜ医療忍者が出てきた?」
「どうしてだろうね…私にもわかんないや」
「…変な奴だな、お前は」
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「風邪引くぞ…」
「ネジ…」
「…なんだ?」
「覚えてる?アカデミーの時、どんな忍者になりたいかってお題が出た時のこと…」
「…ああ」
「私、なにも書けなかったの…医療忍者にも興味ないし、普通のくノ一でいいやって思ってたけど…」
「今日からあたしが、木の葉の里を収める!五代目火影だ!」
「五代目火影、か…」
「どうした?」
「今までは、私は私の道をいくってのが私の忍道だったけど…たまには誰かを頼るのもいいのかもなー…なんてね」
「そうか…」
「なせばなる…為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」
「ツナデ様」
「ん?」
「いえ…五代目火影様」
「なんだ、改まって」
「お願いがあります…」
「貴女の弟子になります。…だから、リーの手術に立ち合わせてください」
「いいだろう…では約束通り、ナズナの書物庫をやろう。お前を鍛え上げることもできるし、これで、交渉成立だな…」
「…はい」