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「くそっ、どうすりゃいいんだってばよ!」
「あれからもう一時間は経ってるわ… ナツメさん達、大丈夫かしら」
「な、なんだ…!?」

「ナツメさん!」
「ネジ!」
「みんな、心配かけたな」
「ってなんでナツメは素っ裸なんだよ!」
「仕方ないだろう、色々あったんだよ」

「これでも羽織っていろ…」
「うん、ありがとう」
「いいや、これを着なさい」
「え…」
「お主、新月の書を手に入れたじゃろう…」

「え…」
「それは明月の書の続きのようなものじゃ…そこに闇の書を完全封印できる術が書いてあるに違いない」
「あの、だからってなんで私がこれを…」
「お主が封印するのじゃ、新たな巫女となって術を完成させろ」
「え…えええ!」

「やれますよナツメさんなら!」
「ま、そっちの方が安全なんじゃねーの色々と」
「オレは最初からそう言っていたんだがな…」
「頑張るってばよ、ナツメ!みんな応援してるってば!」
「うう、プレッシャーだよ…」

「くっ…私の役目だったのに」
「ルリコよ、あの子の正体を知っておるか?」
「え…」
「真の光より闇が勝った…そして、その闇を貫くのはあの子の光だということじゃよ」
「どういうこと」

「これがわからぬようならお主はまだまだだということじゃ」
「ばっちゃんのいじわる…」
「悔しかったら今後も修行に励みなさい」