小ネタ@
【洪→普】
こんなことあるはずがない。
ちょっとしたアクシデントで触れてしまったあいつの身体が意外に逞しいじゃないとか、
至近距離で見えた紅の瞳が宝石みたいだなぁとか、
陽に透けるプラチナブロンドの髪がキラキラしててキレイだなぁとか、
それより何より、心臓の音がうるさいほどに鳴っている。
どうしよう。
こんなことあるはずがないのに。
よりによってあいつだなんて。
信じられない。
私があいつのことを好きだなんて。
【北伊】
ずっと探していたのは君だった。
「一緒に大きくなりたい」
君を見ていてそう思ったんだ。
あの子と同じ空色の瞳をした隣の友人。
【洪(普消失)】
気付いたときにはそばにいた。
いなくなって初めて気付いたの。
あんたの存在がこんなに大きかったってこと。
『さっさと帰ってきなさい!!』
飲み込んだ言葉はもう戻らない。
流した涙は土に染みこんだ。
【墺(+普洪)】
知っていますか?
あなたがあのお馬鹿さんの前ではとても自然体でいることを。
私の前ではいつだって笑顔でいるあなたが、
あのお馬鹿さんの前では、怒ったり悔しがったり泣いたりしているのですが気付いていますか?
あなたが意識してやっているのかは分かりかねますが・・・
しかし、そんなあなたを見ることができて私はとても安心しています。
いつだって笑顔のあなたを見ているよりもずっと。
【神ロ→北伊】
暖かくて豊かな土地。
それはいくら望んでも俺に与えられるものじゃなかった。
『それならいっそのこと奪ってしまえ』
ただ単純にそう考えた。
初めてそれを目にしたときの驚きはとても言葉では表現できない。
まあ、描くこともできないが。
想像以上に暖かくて優しくて。
『いつか手に入れてやる』
こうして、俺の長い長い片思いは始まった。
【普】
お前、そんな表情(カオ)もできるんだな。
一緒に草原を駆けたあの少年はもうどこにもいない。
代わりに、花のように笑う少女がそこにいた。
【洪】
許さないんだから。
いっつも自分勝手でわがままで、他人(ヒト)の言うことに耳を貸しもしない。
消えるですって?
そんなの許さないんだから。
あんたが勝手に消えるなんて私が許さないんだから!