小ネタA
【日本】 世界大戦直前の日本さん。
幼い頃はあの方に認めてもらいたくて必死で様々なことを学ぼうとしていた。
成長してからはあの方と同じ景色を見ていたくて必死でいた。
刃を向けたあの夜。
決して「憎かった」わけではない。
「眠れる獅子」
欧米列強からそう呼ばれた面影はそこにはなく、
身体のあちこちに見える包帯の白さだけが際立っていた。
それでもいつものようにあなたは笑おうとする。
私はあなたのようにはなれない。
私の国民達を守るためにはこうするしかないのです。
もうあの頃には戻れない。
もうあなたのことを「兄」とは呼べない。
【伊】 私自身の素朴な疑問にイタちゃんに答えていただきました
え?どうしてプロイセンのことだけ「プロイセン」って呼ぶのか?
何でそんなこと気にするの?
だって、プロイセンはプロイセンでしょ?
それじゃ答えになってない・・・・確かにそうだね。
ロマーノ兄ちゃんは俺と半分こしてるホントの兄ちゃんだからでしょー
フランス兄ちゃんは俺よりも兄ちゃんだからでー
スペイン兄ちゃんはロマーノ兄ちゃんの親分だからだしー
あ、今気付いたんだけどプロイセンって俺より年下?
ドイツの兄ちゃんだけどドイツは俺たちの中で一番若いんだよね。
あーんなムキムキで怖い顔してて俺よりずーっとしっかりしてるからつい忘れちゃうんだけど。
ドイツ騎士団とかやっててその時からいるけどあの時は国じゃなかったから・・・
うん。そうだ。プロイセンは俺より年下ってことだよね。
だからプロイセンのこと「兄ちゃん」って呼ばないんだよ。
どう?納得した?
【中】
毎日毎日争いばかり。
これじゃなんのための争いなんだかわからなくなっても当然ある。
そんな争いは国土を傷つけるだけだってことにあいつらはいつになっても気付かない。
「こんにちは、日の沈むところの中国さん。私は日の昇るところの日本です」
なんて失礼な奴ある!
目上の者への礼儀がまるでなってないある!
そう怒りを感じるとともに底知れぬ何かを感じたのも確か。
愚直なまでの探求心と物事に対する熱心さは他の国とは比べものにならない。
いつしか可愛い弟のような存在になっていた。
世界中を巻き込んだ戦争。
あの子の身体に二つの爆弾が落とされて幕を閉じた。
どこで道を間違えてしまったのか、それは我にもわからない。
だけど、どんなに疎まれてもあの子が我にとって大切な存在だということはきっとこれからもずっと変わらない。
【普】
あの時あいつに真実を告げていたらあいつは今でも俺の隣りにいただろうか。
あの時それができなかった俺は坊ちゃんの隣で幸せそうに笑うあいつを遠くで見ているだけ。
それでいい。
これでいいんだ。
俺は遅かれ早かれ消えてしまうだろう。
反面、坊ちゃんが消える可能性は限りなくゼロに近い。
どっちがあいつを幸せにできるかなんて誰が見ても明らかだ。
あいつが幸せに笑っていられれば、俺はそれだけで充分だ。
あいつが幸せに笑っていられれば、俺も笑って消えることがきっとできるだろう。
【洪】
気にしてるのは私の方だけ。
だってあいつは私のことを「女」だなんてこれっぽっちも思っていないんだもの。
そのことに救われたことは何度もある。
だけど今になって考えてみるとそれは私達の関係を歪めている原因になってしまっている。
普段は何でも言い合う仲なのにいざというときに肝心なことを言えない。
私達はいつまで経っても「幼馴染」のまま。そこから抜け出せない。
ねえ、私があのまま男の子だったらこんなに悩むことは無かったのかしら?
今更こんなこと言ってみたってなんの意味のないことはわかっているけれど。
【墺】
全く、あの2人はいつになったら素直になるのでしょうか。
どちらも自分の気持ちを自覚しているというのに何の行動も起こそうとしない。
大昔にあったほんの些細な出来事に気を取られてそこから一歩も踏み出せなくなっている。
見ているこちらの方がもどかしいのですよ。
あなたも男だというのならはっきり言ってしまえば良いではありませんか。
彼女のことが好きなのでしょう?
男のあなたがしっかりするのですよ?良いですね?
仮にも「騎士」と名乗っていたあなたにならできるはずです。
あなたたちが収まるところに収まらないとこちらの居心地が悪いのですから。