Long StoryShort StoryAnecdote

Märchen


Hexenhaus


 ガキの頃、お菓子の家ってヤツに憧れたことがある。「ヘンゼルとグレーテル」の物語に出てくる魔女が用意した子供騙しの罠だけど、危険が待ち構えてるってスリルも含めて妙に胸がときめいたもんだ。
 さすがにお菓子でできた家を実現するのは無理だけど、移動遊園地の中で小さなクレープ屋さんを構えることはできる。公衆トイレくらいの小さなプレハブ小屋を間借りした俺達は、その日は珍しくしっかり働いていた。
 相棒は器用だからクレープの生地を焼いてトッピングを乗せる。紙に包んで愛想よく手渡すのが俺の仕事で、午前中はなかなか繁盛していた。子連れの若いママさんや大学生くらいのカップル、学校帰りの子供達……と、ランドセルを背負った姿が増えてきたことにもうそんな時間か、と少し暗くなってきた空を見上げる。
 広場に設けられた移動遊園地は17時までで、簡易な回転木馬や輪投げ、シーソーなどはもう撤収がはじまっている。だいぶ人通りが減ってきたし、俺達もそろそろ店じまいか──そう思った頃、すみません、と声をかけられた。
 振り返るとそこには、学ランを着た少年とランドセルを背負った女の子が俺を見上げていた。
「すみません、もうおしまいですか? クレープ、1つだけ作ってもらえませんか?」
 申し訳なさそうに眉尻を下げて言ったのは中学生と思しき少年だ。2人は兄妹だろうか? にしてはあまり顔立ちは似ていないし、ずいぶん年も離れてるけど。
 女の子の方はまだ小学校に入ったばかりらしく、ランドセルには交通安全のカバーがついている。ズルズルと鼻をすすって、つい今し方まで泣いていた様子。どうやらクレープが食べたいとぐずったらしい。
「ああ──いや、いいよ。サービスで作ってあげるから、中に入ってもらえる? 他のお客さんにバレると終わりにできないからさ」
 そう言うとバックヤード側の扉を開けた。少年は少し驚いた様子だったけど、伺うようにしながらもおずおずと中に入ってきた。
 クレープ屋と言っても街でよく見るようなキッチンカーじゃないから、バックヤードだけでも3畳程度、つまり大人が寝られるサイズのベッドを1つ置けるくらいのスペースはある。となればやることはひとつ。
「ん? なに、こいつら」
 クレープを作り終えて中で寛いでいた相棒が入って来た2人の子供をじろじろと品定めするように見ると、少年は女の子を庇うように背中に隠した。
「さすがに4人には狭いけど、できるっしょ?」
「え? ……ああ──まぁ、いいけど」
 相棒はニヤと笑うと少年の肩に手を伸ばした。
「荷物置きなよ。名前は?」
「ありがとうございます。おれ……僕は古賀春樹(こが はるき)っていいます。こっちは妹の桜(さくら)」
「仲が良いんだね」
 春樹は照れ臭そうにはにかむと、もじもじと俯いている妹の顔を覗き込んだ。
「ほら、もう泣くなよ。おにいさん達が桜のためにクレープ作ってくれるってさ」
 言いながらポンポン、と桜の頭を撫でる。妹思いの優しいお兄ちゃん。少女漫画にでも出てきそうな理想的な爽やか少年だ。
「妹の方はどうすんだよ?」
「うーん、そうだなぁ……」
 相棒に耳打ちされてふと、さっきまで思い浮かべていた童話のあらすじを思い出す。あれって確か、妹のグレーテルが活躍してお兄ちゃんを助ける話だったよな。
「邪魔されちゃ敵わないから、先に手を打っておくか」
「え? 物騒だな」
「はは、傷つけたりはしねーよ。ただちょっとおとなしくしててもらって、お兄ちゃんは妹を人質にとれば……」
「なるほどね」
 人の悪い笑みを浮かべた相棒とゲンコツをぶつけ合うと、俺は早速猫撫で声で桜のもとにしゃがみこんだ。
「外で食べるとおにいさん達も怒られちゃうから、この中で食べてくれるかな?」
 桜はコクンと頷くと、まだ涙の乾かない口角をきゅっと上げて笑い春樹を見上げる。
「よかったな、桜」
 自分のことのように喜ぶ春樹の笑顔の眩しいこと。これから自分の身に起こることなんて微塵も予見しちゃいない。
「桜ちゃん、おにいさんがクレープ作るところ見るか?」
「うん!」
 いいお返事。相棒は桜を従えてキッチンの方に入っていく。キッチンは大人2人がせいぜいの広さだから、それを察した春樹も「邪魔にならないようにな」とその背中に声をかけて俺の隣に留まった。
「すみません、ご面倒をおかけしてしまって」
 そう言って申し訳なさそうに頭を下げることには、ずいぶんしっかりした子だな、と改めて感心した。礼儀正しさの中にも、人懐っこい愛嬌がある。
「さっきまで大泣きしてたんで助かりました」
「いやいや、お安い御用だよ」
「じゃあ僕は外で待ってますんで」
 そう言ってドアを開けようとした少年の腕を取ると、バックヤードの扉を開けて中に押し込む。
「えっ? ちょ、」
「お兄ちゃんはこっち」
 戸惑いたたらを踏む春樹のリュックを下ろし床に放り投げると、休憩用に敷いていた折り畳み式のマットレスに春樹自身も押し倒す。
「なっ……、」
「知らない人に着いてっちゃダメって教わらなかったのかな? 気をつけなきゃいけないのは女の子だけじゃないんだよ」
 低い声で言うと、春樹の表情が強張った。
「お菓子の家に入ったら最後、悪い魔女に食べられちゃう話知らない? ヘンゼルくん♡」
「な、にを言って──」
「騒いだりしたら妹も危険な目に遭うぞ」
 そこまで言えば春樹にも状況は飲み込めたようだ。顔はじょじょに青ざめ、唇をパクパクさせた。
「あっ──あの、お金は、お金ならちゃんと払います」
「金は別にいらないんだよね、俺達は」
「そんな──」
「本物の魔女なら命をもらうところなんだろうけど、俺達はお兄ちゃんの味見がしたいだけなんだ」
 ニッ、と笑うと学生服のボタンに手をかけた。
「何をして、」
「服脱がないと始めらんないでしょ?」
「離してください!」
「妹、どーなってもいいの?」
 春樹の抵抗がピタリと止まる。
「桜──桜には、……悪いことしないでください。あいつはまだ小学校に入ったばかりだし、他の子より少し覚えが遅くて、怖がりで……お願いします、ひどいことはしないでください」
 年の離れた可愛い妹は、元々心配事が多いようだ。
「うん、大丈夫。春樹が言うこと聞いてくれたら何もしないよ。じゃ、自分で服脱げるかな?」
 俺が手を離すと、春樹は警戒しながらも震える手で制服のボタンをはずし始めた。いつもなら力づくで引きちぎってやるんだけど、相手は中学生でそれなりに力もあるだろうし、たまにはこういう趣向も好い。緊張と不安で震える指先は自由が利かないのか、手間取りながら学ランを脱ぐと、丸めて胸に抱える。
「……脱ぎました」
「全部だよ。シャツも、ズボンも下着もぜーんぶ」
「え……、あ、のなんで……」
「いいから脱げ」
 少し凄めば春樹はまた辿々しくシャツのボタンをはずす。ベルトをはずし、ズボンを下ろし……パンツ1枚と靴下だけの姿になると、またもじもじと脱衣を躊躇う。
「ほ、本当に脱ぐんですか……? どうして……」
「妹に同じことさせるか?」
 春樹はブルブルと首を振ると、覚悟を決めたように、あるいはほとんど破れかぶれみたいにパンツと靴下も脱ぎ捨てた。
「こ、これで……いいですか、」
 両手で股間を隠しながら俯く。羞恥心よりも恐怖の方が強いらしく、真っ青になりながら微かに震えていた。直立不動の裸体に、俺は手を伸ばす。
「よーくできました♡さすが、お兄ちゃんは偉いなぁ」
 春樹の骨張った細い腰を撫でてやると、途端に滑らかな肌が粟立つ。
「そんなに怖がらないでよ。優しくしてあげるからさ」
 俺は自身のファスナーを下ろすと自分のチンポをボロンと出した。
「はい、じゃあ俺のチンポおしゃぶりして」
「え……」
「フェラチオ、知らないことないでしょ? お口でチンポ咥えて舌で舐めて、喉まで先っぽハメて扱いて、精液搾り取るの。今回はまぁ、勃たせるだけでいいよ」
「……そ、んなことできない……」
「何事もやってみなきゃ」
 俺は春樹の肩を掴むと強引に膝をつかせた。目の前に迫った俺のチンポに、春樹はウッ、と呻いて顔を背ける。
「終わらないと帰れないよ? 可愛い2人が帰って来なかったらお母さん達も心配するでしょ」
「心配なんて……誘拐、とか……脅迫とか、親を強請るつもりなら意味ないですよ」
 春樹は一息にそう言うと少し挑戦的な、拗ねたような目をして俺を睨む。
 聞けば、春樹の母親はシングルマザーで、水商売をしておりあまり家にも帰らないらしい。おまけに桜とは父親が違うという。さらに今は春樹と桜の父親とは別の男に夢中になっており、いわゆるネグレクトに遭っているようだ。
「うちにはお金、ないんです……おれには、桜しか……」
 春樹の目が潤む。父親が違っても、母親の血を分けた兄妹、母親に見放されて頼れるあてもなく、妹の面倒を見ることでなんとか自分を保っているんだろう。
「じゃあこうしようか。言うこと聞いてくれたらお金あげるよ」
 春樹は怪訝な顔をした。俺が何を言ってるかわからないようだ。
「春樹は俺に金で買われたの。俺が言うことちゃんとしてくれたら5万やるよ。悪い話じゃねーだろ?」
 春樹は真剣な顔で思案した。5万円──バイトのできない中学生には大金だろう。
「ほら、じゃあまずはフェラね。教えてやるから」
 春樹は戸惑いながらも、俺のチンポをじっと見た。そんなにまじまじ見られたら照れちまうぜ。
「口に入れて、先っぽを舌の先で舐めて」
 春樹は恐る恐る俺のものに手を伸ばすと、顔を傾けて口を開いた。わー……すげ、いい眺め。
「そうそう、その調子……」
 初めてのフェラは拙かったけど、それもまた悪くない。俺が言うまま、口の中でくちゅくちゅと転がしたり、喉の方まで咥え込んだり、思った以上に素直に応じてくれる。春樹は覚えがよく、俺の反応を意識しながら着々と上達していく。
「よしよし、そんなもんでいいよ。偉いな、お兄ちゃん」
 頭を撫でてやると、春樹は口を離してフ、と息を吐いた。安心した顔だけど、残念ながらまだまだこれからだよ。
「じゃ、ここからが本番。そこに仰向けに寝て、足をM字に開いて自分で膝を押さえてて」
 どういうことか、と思案しつつも春樹は素直にマットレスの上に腰を下ろした。仰向けになったところで強いられるポーズがどんなものか悟ったのか、膝を立てたまま動きを止める。
「あ、あの……、」
「早くしろ。ケツの穴がよく見えるように」
 春樹は、躊躇いながらも足を少し開くと、自身の膝の下に手を差し入れてぱっかりと股を開いた。恥ずかしそうに視線を逸らすのが可愛い。
「上出来! じゃあちょっと準備するからそのまま我慢な」
「え、……ひゃっ!?」
 尻の穴にトロ〜っと垂らしたのは調理に使っていた油だ。それが窄まりに流れ込んだところで指を挿入する。
「今からここに勃起チンポ挿れてやるから、少し我慢な。男同士のセックスってここ使うのよ」
「え、ちょっ……や、やだっ、」
 自分がこれからすることを理解した春樹は俄かに焦り出したけど時すでに遅し。俺は春樹の上にのしかかるように覆い被さると、さらに指を1本増やして中をまさぐった。
「ふあっ、あっ! いやっ、やあぁっ!!」
「あんまり声あげると桜ちゃんに聞こえちゃうぞ?」
 言うと、俺は落ちていた春樹の下着を拾って口の中に詰め込んでやった。
 相棒は桜に道具の説明をしたり味見をさせたりと時間を稼いでくれているらしい。微かに聞こえる幼女の笑い声に、彼女の無事と壁の薄さを同時に知った春樹は、瞳に恐怖を滲ませながらも聞き分けがいい。
「じゃあ、春樹のオマンコにチンポ挿れるね」
「……っ、ふ、うっ……!」
 春樹は目尻を濡らしながら息を止める。だんだんに赤く染まっていく顔がエロくて、俺は興奮しながら小さな穴に押し当てたチンポをじょじょにハメていった。
「ひっ……ふぅっ……んっ……!」
 俺のチンポは春樹の狭くてキツい尻穴にぐっぽり収まっていく。ああ、優しいお兄ちゃんの処女を奪ってしまった……!
「あは、は……、春樹ん中すっごい気持ち好い……わかる? 俺のチンポ」
 春樹は切なげな涙目でじっと俺を見つめ、フルフルと首を横に振った。わからない、ってよりは、わかりたくない、って感じ?
「うそ、つけ」
「ふうっ! ふぐっ、んんッ──!!」
 俺がやや強く突き上げると、春樹はぎこちなく緊張しながらも腹をのたうたせる。そのうぶな感じがまた燃えるっていうか、狂わせてやりたくて興奮する。
「ひぐ……っ、うんっ、ぐぅ……っ」
 こんなに無抵抗で犯される子も逆に珍しいんじゃない? もはやこれは合意のセックス! 俺が腰を振ると春樹は苦しそうにギュッと目を瞑るけど、抜き挿しを繰り返すうちに中の具合が好くなってくのがわかる。
「はっ……は、はぁっ……ああ、好い……っ、気持ち好いよ、春樹ぃ」
 平らな胸に手を滑らせて、やわやわと乳首をいじると春樹の中はビクンと俺を締めつけた。
「乳首でも感じちゃった?」
「ひっ……く、ぐす、うっ……」
「泣かないで〜? ほら、もっと可愛がってやるから集中して?」
 春樹は小さく呻きながらもおとなしく、されるがままだ。俺は律動を速めたり遅くしたり、その度にキツい締めつけを存分に味わう。
「今から腹の中にたっぷり精子飲ませてあげるからな。腹いっぱいになるくらい注いでやるよ」
「ウウッ!! グウッ!! ンッ!! ンン"──ッ!!」
 長いストロークを仕掛けると春樹は俺の胸を押し返そうとしたけど、俺はすかさずその手を封じ込めて上からガツガツと責め立てる。
 ぐぼっ、ぐぼっ、ぶぢゅっ!
「ン"ンッ……!! ン"──〜〜ッ!!」
 俺の下でちんぐり返しの体位でハメられる春樹は全身真っ赤にして涙をボロボロ流す。さすがに呼吸苦しいかなと思って、涎でベトベトになった下着を口から出してやった。
「はっ、はぁ、はっ、ひぃ……っ!! あ、あ、あっ、あんっ、あんっ、やぁんっ!!」
「くっ……中ビクビクしてるっ……ああ出る、出るっ」
「あ"あっ!! はっ、はうっ、うっ……ぎ!! 」
 俺は春樹の太腿を掴むと先までよりも激しく突き上げた。ギンギンに硬く張り詰めた俺の武器で春樹の狭い直腸を擦りあげた。
「はひっ……! だ、あ、あっ……出、ちゃう……っ」
「お、イくか? おらっ、イけ! 俺ももう……出、るっ……!!」
 俺が射精すると、春樹の身体がビクン、と緊張した。
「ひっ……あっ……!?」
「うっ……う、おっ……きもちぃ……っ!」
 俺は前屈みになりながら動きを止めた。ぐぐ、と腰を押しつけてその激しい絶頂をやり過ごす。
「や、だやだっ、やだぁあっ……!」
 春樹は絶叫しながらも確かに感じていた。ビクビクと下腹を震わせ、ぎゅうっとチンポを締めつけてくる。その断続的な痙攣がやらしーったらない。
「へへ、これでまたひとつ仕事覚えたな。この具合ならたっぷり稼げるぜ」
「ひっ……ぃ、うぇ……っ」
 春樹は中出しされたのがよほどショックだったのか、顔を真っ青にしてガクガクと引きつけを起こした。涙やら涎やら汗やらでぐちゃぐちゃになった顔も可愛くて、俺はそんな春樹の腹の中に容赦なく射精し続ける。
「うーっ止まんねぇ……俺こんなに溜めてたっけ?」
「ひぐっ……ひ、ぃっ……」
 狭い直腸はすぐにいっぱいになり、逆流してブピピ、と音を立てて溢れ出した。それを見ながら俺は春樹の腰を持ち上げ、落とし、中を撹拌するようにぐちゃぐちゃに掻き回す。
「いや、やだぁ……っ」
「よーしよし、お兄ちゃんが俺のザーメン全部飲んでくれたら、妹ちゃんはキレイな身体で返してやるからな〜」
「ん、おっ……!」
 出しながらさらに腰を突き上げると、春樹はさらにビクビクと可愛い反応を返してくれる。ぎこちない身動ぎが初々しくてやらしい。処女好きには堪らない反応に俺はすっかりご満悦だ。
「あは、春樹のマンコ、もっともっとって言ってるよ♡そんなに欲しがってくれるなんてヤり甲斐あるなぁ♡」
「ひ、がっ……うっ! うぎっ!」
 抜かずの2発目、今度は獣の交尾の姿勢で後ろからズコズコ突き上げる。逃げようとする細腰をがっちり押さえつけた。
「ひっ! ひぃっ!」
 さっきまで何も知らなかったとはとても思えないくらい、春樹の肉筒は熱く濡れそぼって俺のチンポにすっかり馴染んでいた。うなじから肩まで真っ赤なのが色っぽい。
「うっ、まだ、まだ、」
 イッたばっかりの春樹はさすがにもう疲れちゃったかな? と思ったけど、ハメてるうちにまたヒクヒク、キュンキュン、と締めつけてきてくれる。
「はうっ、うっ、……あう、」
「あ〜マジで気持ち好い……っ、たまんねー」
「ひうっ……うっ、やめ、もうやめ、て……あ、あっ」
「やめないよ〜。まだまだ、春樹の中たっぷり可愛がってあげるから、ねっ!」
「ひああっ!!」
 ズンッ、と深く突くと高い甘い声。
「気持ち好いだろ? だってほら、春樹もチンポ勃ってるぞ?」
「え……やっ」
 俺は春樹の半勃ちチンポを捕まえるときゅっと握り、ゆっくりと扱いてやった。
「あっ! あーっ! あっ、だめ、だめ、それだめぇっ!」
「あはは、人にしてもらうと気持ち好いだろ?」
「はっ……あんっ、あ、ひあぁっあ……!」
 俺の手コキで春樹はイき、その時の締めつけで俺も中に出した。
 その時、無遠慮にドアが開く。
「なぁ、そろそろチェンジ! 桜ちゃん寝たから」
 クレープが焼けるまでと騙して睡眠薬入りのジュースを飲ませたらしい。桜は壁にもたれて椅子に座ったまま爆睡していた。
「あー、悪い悪い」
 言って、チンポを引き抜く。春樹のケツの穴からはダラーっと俺の出した精液が溢れて、我ながらずいぶん出したもんだと笑った。
 相棒は生クリームの絞り器を手に中に入っていく。
「何それ?」
「特製媚薬入り生クリーム。下のお口でアーンしような。はい、アーン♡」
 相棒の猫撫で声の後に春樹の悲鳴、それからまた時間をおいて甘い声が。
「は、ン……からだ、熱い……ッ」
「もっともっと気持ち好くしてあげるからな。俺って優しいなぁ♡」
「ひんっ! ひっ、やだ、もういやぁあっ」
 すでに中は俺のザー汁でドロドロだろうに、相棒はそれを掻き出すと搾り器の金口を春樹のケツに挿れてブチューっと特製クリームを注入した。さらに指でそれをぐちょぐちょと腸壁に塗りつける。
「はひっ……んっ……!」
「春樹、家が貧乏なんだって? 今日は金貰って自分の身体で儲ける方法教えてもらえてるんだ、ラッキーだったなぁ!」
「ひあ"ぁあぉあ──ッ♡」
 春樹の声はどんどん甘く、高くなっていく。
「なんれ、なんれぇ……っんは! やっ、あぁんっ! あっ、あっ、ああ♡」
「はしたない声出して、妹に聞こえちゃうぞ?」
「ふあっ、あっ♡むり、声、出ちゃ、からっ……ん! おねが、もうやめ、」
「やーだよ♡」
 と、ここで相棒がチンポを挿入!
「はひぃっ……やぁん、あひっ……♡」
「気持ち好いだろ? 生クリームたっぷり中に塗りつけてやっからな!」
「は……ひっ、ひんっ♡ひっ……ひああっ♡」
「中めっちゃトロトロ……つーか音すごくね? グヂュグヂュいって、チンポ引き抜くと泡立ったのが溢れてくんの」
「さっきからずっとイッてんだよ。大人チンポここにブチこまれて、やらしく締めつけてさ。自分のケツで男のチンポ扱いてるのわかる?」
 俺が横から詰ってやると、春樹は小さくしゃくりあげたが、相棒の攻勢は止められない。体位を変えて、まだ春樹の知らない快感を目覚めさせていく。
「ひあっ、あっ!あっ!ああっ♡♡」
「松葉崩し、俺大好きなんだよね〜。……うっ、きたきた、粘膜がチンポにねっとり絡みついて……っ♡」
 春樹は泣きながら、唇を戦慄かせる。
「は、ひっ……ぃ、ぬい、てぇ……っ、おなか、苦し……なか、出さないでぇ……っ」
「ぐ、うっ……中出ししねーと終わらないんだ、よっ!!」
 相棒は突き上げを速くし、ガツガツと春樹のマンコを抉り立てる。春樹は喘ぎ、その声色から連続絶頂を繰り返しているのがわかる。
「やだっ、中やだ、中に出さないでぇっ……」
「今さらだろ、おら、孕め──!!」
 ビュル、ビュルッビュル、ビュ──ッ!!
「ひ、きいっ──!! ひ、いっ……あ……ぁ、」
「はー……マジ名器じゃん」
 言って、相棒はパチン、と春樹の尻を叩いた。それから身体を引こうとして、笑い声を立てる。
「どうした?」
「こいつ締めつけ強過ぎて抜けねーの。チンポ食われそう」
 無理矢理抜いたら傷つけるかもしれないと、相棒は結局そのまま2戦目に突入。
「んあっ♡は、あっ♡あんっ、ああっ♡あーっ♡」
「あはは、声かーわいっ!」
「んひっ……♡ひっ……♡」
 春樹は身体の反応に戸惑っているのか、大きく見開いた目をパチパチと瞬いている。相棒が腰を進める度に、女の子みたいな可愛い甘い喘ぎをあげるのが堪らなくて、めっちゃチンポにクる。
「はひっ……ん♡そん……な、おく……っ♡」
「んー奥が気持ち好いのかなー? 初めてでこんな感じてんの、才能だよ? あー……その顔堪んねぇな……っ」
 相棒はペロリと唇を舐めると律動を早めていく。春樹もまた興奮をさらに昂らせたのか、目を細めてエロい声で高く鳴いた。汗ばみ、真っ赤になった顔がめちゃくちゃやらしくて、俺はスマホの動画撮影をはじめる。
「んあっ♡あっ、もうだめ、奥突かないで……ンは……ッ!!」
「嘘つくんじゃねぇよ、自分から好きなとこ擦りつけてきやがって……淫乱が!」
 ゴツン、と激しく突きあげると、春樹は喉を晒して仰け反った。
「い"や"ぁぁぁっ♡♡あ"ッ♡♡あ"ぁッ♡♡ッ――〜〜♡♡」
 最奥を連続で強く責められて、春樹はそのひと突きごとに絶頂しているようだった。
「うはは、チンポ気持ち好過ぎてヤバ!」
「んぎっ、きぃ♡ひっ、ひっ♡んひ、いっ……♡♡」
「ここ、春樹の子宮だからね? 妊娠しようね♡」
「や、ら、やめ……」
「ダーメ♡チンポ漬けにしてやるよ!」
「うあっ♡あっ♡あんっ♡あーっ♡あ"あーっ♡」
「はい、出すよ出すよ、出す……っ!」
 低く呻いた後、相棒は腰を震わせた。春樹の腹ん中は俺と相棒の特濃ザーメンと生クリームでドロドロにされてるはずだ。後で腹壊しちまうかもなー。
「はーっ、すっげぇ好かった……お兄ちゃんのおかげで妹ちゃんは無事帰れるよ」
「あ……ぁ、……さ、くら……っ」
 さすがに犯され尽くして弛緩した身体は、相棒のチンポも解放した。ポッカリと開いた穴からは、粘性の高い白濁液がドロドロと溢れて床に垂れ落ちている。汚された春樹は、元の容貌の清廉さとのギャップが凄まじくエロく感じた。
 春樹はしばらくしゃくりあげながら泣いていたけど、撮れたてホヤホヤのエロ動画を見せてあげたらもう表情も動かない様子で、ちょっと可哀想だけど。
「マジでお前、稼げるからさ。金が必要になったらここで相手探しな」
 俺はスマホでその道の人間御用達のマッチングサイトを開く。
「写真撮って載せといてやるよ」
 汗や精液でテラテラと肌を光らせ、全裸でぐったりとしどけない姿をしている春樹の下半身に申し訳程度に学ランをかけてやると、口元から下だけ写るように写真を1枚撮った。そこに紹介文を添えて投稿してしまうと、ハッテン場の地図を描いて学ランの内ポケットに諭吉5枚と一緒に入れてやった。
「きっとわんさか客が取れるぜ」
 ポンポン、とポケットを叩く。
 制服を着た春樹は、目覚めた桜と一緒に身体を引きずるようにして帰って行った。桜は欲しかったクレープを手に幸せそうな顔をして、パタパタとクリームを垂らしている。そういえば、ヘンゼルとグレーテルはパンくずを落として道標にしたんだったな。春樹のケツからも、クリームとザーメンの混じった液体をダラダラと垂れ流れていることだろう。
 きっとこれからたくさんの男の相手をするんだろうな。無事帰路に着く兄妹を、俺達はあたたかく見送った。

2021/03/02


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