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「まったく…何でこんなに格好良いのよ、馬鹿ぁ…」

私は眠っている瞬君に掛け布団を直してあげた。

「あーぁ、私がもう少し若ければなぁ…ってか学生に戻りたいわホント…そしたら確実に狙ってたわね」

クスリと笑って、私は瞬君の前髪をそっと分ける。
サラサラとした綺麗な赤髪は、女の私でさえ羨ましいと思う。



と。



『ふ…危ない先公だな…』

「えっ!?ぎゃっ;;」

突然私は腕を掴まれ、体勢を崩してベットに倒れ込んでしまった。

『無用心過ぎるんだよ…***は』

「ちょっ、ちょっと…瞬君放しなさい!」

瞬君は私の腰の辺りを強引に引いた。
特に何をする訳でもなく、そのまままた眠りに落ちようとする。

「瞬君っ!起きてるなら補習しなくちゃ!!さ、放して勉強しましょっ!」

私は一刻も早くその状態から逃げ出したかった。
瞬君の顔が近い…
下手をすれば心臓の音が聞こえてしまう。

『だったら尚更放す事は出来ないな…俺は眠いんだ』

そんな事微動だにしないように寝る体制を作る瞬君。

「ほ、補習は放課後でも良いから…!兎に角放しなさい;;こんな所他の生徒には見せられないわっ」

ぐいぐいと頑張って瞬君の胸を押すが、生徒と言えども男の力には敵わない。









『じゃあ…起こしてくれよ、先生。』



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生意気な餓鬼。 index