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「え?でも、雨降ってますよ??」

私は首を傾げて訊ねた。

『なんか…雨の日の散歩もいいかなと思って』

「で、でもっ!!先輩、お体は大丈夫ですか……」

私だって先輩と一緒に居られる時間があるなら、其れだけでも嬉しい、でも…
先輩の病気の事を考えるとそうもいかない…少し、寂しいけど

『大丈夫だよ今日は気分が良いんだ…ダメ、かな?』

先輩は耳元で囁いて…私に拒否権なんて与えてくれない。。。
先輩と居ると、心臓がいくつあっても足りなくて…



二人、雨の中の散歩に出かけた。



「ねぇ、一つ質問してもいいですか?神城先輩…ι」

其れは良いんだけど…先輩…此れは…ι

『ん、なに?***ちゃん』

神城先輩のワザとらしい笑顔。。。

「何で、傘が一つ…?」

私と貴方で傘が一つ…此れはどう見ても…

『一度やってみたかったんだ、相合傘w』

「………恥ずかしいです。」

『即答?イケナイね、恋人同士で恥ずかしいも何も無いよ?』

先輩は私の肩を引き寄せて、おでこに触れるだけのキスをする
神城先輩の唇が離れてから…私の顔は、再び紅くなって…



それから暫くして先輩がポツリと、



『ねぇ、***ちゃん…雨って何で降るんだろうね…』

そう言う先輩の顔は、いつもと少し違っていた。
雨降る空をただただ眺めて…


切なそうに…


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