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「…他の皆が見つからないなぁιまた迷子になりそうだよ〜((泣。」
ま、ナビ付いてるし大丈夫か←((根に持つ奴。
と***は一人で納得する。
しかし次第に歩く足が痛くなり、近くの縁台に腰掛けた。
綾『お疲れですか?お姫様。』
そこで穏やかな笑顔の綾人が歩いてきて、隣に腰掛ける。
「あ、神城先輩!!やっと会えた〜!!…アレ?でも一緒に居た一ノ瀬先輩は??」
綾『あぁ、蓮なら僕が具合悪くなった時飲み物買いに行ってくれたんだけど、帰って来ないね…他の女子に絡まれてるのかな…?』
***は女子に追われる蓮の姿を思い浮かべながら微かに笑う
綾『そうだ、***ちゃん前に林檎が好きだったよね、林檎飴食べる?』
「え?あ、でも…先輩気分悪いんですよね!!私が買ってきます」
綾人は立ち上がる***を軽くかわして座らせる
綾『いいから…今は気分も優れてるし、お姫様は足が痛いんでしょう?』
「え…あ、いや…その;;」
綾人には全てお見通し、戸惑っているうちに綾人は見えなくなってしまった
…数分後
「…遅いなぁι先輩の場合、どっかで倒れてるって事もありえるし…」
爪先が擦り剥けて痛む足を押し切り、綾人を捜す。
…と、見覚えのある女子軍団が固まっていた。
女子A『あれぇ?ちょっとアナタ***さんじゃない?』
女子B『学園No.5集団と先生は一緒じゃない訳〜?』
「え、あ…いや。別行動してて…ι」
突拍子も無く刺々しい言葉を投げかけてくる女子達に、少したじろいでしまう。
女子B『てゆーかさァ、何でアナタな訳ー?』
「は?何が…ですか」
女子A『私達一週間前から祭りにお誘いしてたのに、急に今日ドタキャンされたのぉ、この気持ち分かるぅ?』
「は、はぁι」
意味も分からずただ相槌を打つ***。
女子C『それもNo.5集全員によっ!!大切な人と行く予定が出来たって…聞いてみればアナタだって言うじゃない。』
「そ、そんな…誰と行くかなんてその人の勝手じゃないっ!!」
咄嗟に反論すると、女子独特の嫌な空気が押し込め、睨み返される。
女子A『口の利き方超悪いしぃ、アンタ何様のつもり?』
段々と***は囲まれ、泣きたくなる。
その時、***の肩に手が添えられ、後ろに引っ張られた。
蓮『お前達…何をしている…』
と、さっきまで凄い人相で迫ってきた女子高生達は即座に***から離れ、黄色い声をあげる。
女子C『きゃあっ///一ノ瀬様っ;な、何もしてませんよ;;』
蓮『その割に、***の胸元が乱れているが?』
さっきまで***は胸元と髪の毛を掴まれ、抵抗出来ずにいた。
引っ張られた浴衣の胸元が型崩れしている。
女子A『そ、それは…』
綾人『女の子を虐めたら、僕が許さないよ』
***の右側から綾人が顔を覗かす、笑顔でも目が笑っていない…
***は、蓮と綾人に両側から挟まれている状態で…自然と顔が熱くなった。
綾人は***の耳元の近く…恥ずかしくなるくらいの低音で
綾『特に***ちゃんはね…』
と女子生徒に見せびらかすように言い放った。
蓮『お前達とコイツは扱いも優先順位も違う。分かったなら二度と手を出すな。』
蓮がその鋭く美しい眼光で一睨みすると、女子高生は瞬く間にいなくなった。
「あ、あの…ごめんなさいι」
綾『ん?何が?…はい、林檎飴w』
綾人は買ってきた林檎飴を渡しながら問い返す。
「いや…ι神城先輩を探してたら急に絡まれちゃって;;」
蓮『ふん、全くだ…』
綾『クス…遅かった僕にも非はあるし、***ちゃんが怪我してないなら別に良いよ』
「うぅ゛…神城先輩〜((号泣。」
綾人『あは、駄目だよ?お手つきはしちゃいけないルールだからね』
***は思いっ切り綾人にしがみ付く
綾『はい、蓮の分も林檎飴買ってきたけど食べる?』
蓮『………。』
蓮は依然、綾人にしがみ付く***を見つめて無言のまま…
綾『…?ふふっ、そうだ。蓮にも御礼を言わなくちゃね、君が居なくなったと知った途端、血相変えて走り回ったんだから。』
蓮『…なっ///』
「えっホントですか〜!?わぁ〜、一ノ瀬先ぱ〜い゛((号泣。」
蓮『くっ;;よ、せ…ヤ、めろッ///』
綾『ほら、ちゃんと表に出せば良い事もあるでしょう?ねぇ、蓮?』
…ともあれ次の人を探す事にする。
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