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「ひ、酷いですよ///涎拭う暇も無かったじゃないですかっ!!」

ガバッと私は一ノ瀬さんから仰け反って反論する。
そして一ノ瀬さんが舐めた所をゴシゴシと服の袖で拭った。

『お前が起きないから悪いんだろう…』

一ノ瀬さんは腕を組み、その高い背で見下ろす。
じりじりとまた私に近付いてきて、私の腰は机にぶつかる。

「い、今からお仕事しますからっ;;」

そう言って私は横に逃げていった。
その様子を見て軽く溜め息をつき、一ノ瀬さんは中央にある自分専用の業務用椅子に座る。


「えーと、えーとっ;;此れの貿易資金の資料は21階の倉庫で…」

二人しか居ない静かな部屋に、***のブツブツとした独り言がやけに響く…
一ノ瀬さんはその声を聞きながら、柔らかな表情で仕事をしている…

「ぁあっ;;この書類のデータを入れてるディスク、置いてきちゃったぁっorz|||」

『…。』

「キャー!!このシステム開かないしっ;;」

『……ι』

「ゎわわっ;;珈琲がプリンターに!!こぼれるぅぅううう;;」

『………((´<_`#』

秘書になったといっても、いつも失敗続きの私。
一ノ瀬さんが呆れるのも無理は無いんだけど…

『***…』

「わゎ;;な、何ですか…!」

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生意気な餓鬼。 index