重ねて報告いたします
「(芽依)」
「(わかってる)」
さっきからずっとこの調子
自分で言うから、と言ってどれだけたったか
そろそろ本当に話はじめないと収録がはじまっちゃう
「あの、皆さん」
「ちょっと、和」
「ん?」
「どうした?」
皆こっちを向く
「ほら、自分で言うんでしょ?」
「う、うん」
「何、芽依から?」
頑張って、と背中を軽く叩く
「…あの、ご報告というか、許可をいただきたいことがありまして」
「なにー?」
「まず報告、なんですけど…」
「うん」
「に、」
「に?」
「にっ、妊娠しました、」
「………え?」
「えーっ!?嘘!?え、本当に!?」
「は、はい…」
「えっ、えっ!?」
「相葉くんうるさい」
「…で?」
「産んでも、いい、ですか…?」
流れる沈黙に耐えられず、が喋り出す
「駄目、だよね。ごめん、わかってる。私だって嵐の方が大事だもん、覚悟はできてた。おろすからっ、」
「待って」
「皆まだ何も言ってないよ?」
「まず話を聞け」
「松潤、言い方」
「あ、ごめん」
「芽依、顔上げて?」
芽依、と俺が呼ぶと恐る恐る顔を上げる
「潤くん、」
「俺ら誰1人として反対してないよ?」
「ぁ、え?」
うんうん、と皆がうなずく
「いいことじゃん。おめでとうだよ」
「おめでとう」
「うん、おめでとう」
「…リーダー」
「楽しみだね。ニノと芽依ちゃんよ子供なら絶対可愛いよ」
「えっ、え?」
「ほら、大丈夫だったでしょ?」
「うそ、だって…」
「楽しみだね!」
「相葉くん、テンション(笑)」
「ありがとう、ございます」
頭を下げる芽依を皆で撫でまわすと、やめてよと笑う
「俺らわちゃわちゃしすぎだな(笑)」
「今更(笑)」
「確かに(笑)」
「あ、もう1つ報告なんですけど」
「ん?」
「双子です」
重ねて報告いたします
(「「「「「え!?」」」」」)
(「何で先に俺に言わないわけ?」)
(「知らなかったの?」)
(「聞いてないよ!」)