デート企画!
「嵐の渡辺芽依さんとデ、デート…というわけなんですけども」
「私、大変緊張しております」
「渡辺さんとはVS嵐の天の声として共演させて頂いてはいるんですが、直接お話しする機会は極めて少なくてですね、」
「中村さーん!」
「あ、渡辺さん」
「今日はお洒落ですね」
「渡辺さんとデート、ということで」
「似合ってるよ」
「ありがとうございます」
「今日はどこに連れて行ってくれるんですか?」
「お仕事で忙しい渡辺さんに休日気分を味わって頂こうと思いまして、ショッピングデートを企画したんですけど、いかがですか?」
「いいじゃないですか!」
「では、さっそく行きましょう!」
「あっ、かわいー」
「何かありましたか?」
「マグカップ」
「持ち手がハートになってるんですね」
「赤と青がある」
「ペアで持つといいんじゃないですか?」
「中村さん、青持って」
「あ、はい」
「おそろいだね(にこっ)」
「(こくん)」
「んふふ、真っ赤だよ」
「凄くドキドキしました…」
…というのを今、テレビで見ている
「芽依さぁ、ミッツとデートしたんだね」
「ん?あぁ、それね」
「楽しかった?」
「うん」
「へぇー」
「んふっ、なぁに?嫉妬?」
「別に?」
「素直じゃないなぁ」
「(ぷいっ)」
アナタには言われたくないです
自分だってすぐ拗ねるくせに
「そんなことするんだ?これあげようと思ったのに」
「なに、」
芽依が手に持っていたのはさっきテレビに映っていたマグカップ
「ほら、持って」
青いマグカップが俺の手に渡される
「おそろいだね、和也」
そういうところ、ほんとにずるい
デート企画!
(「コーヒーでも淹れますか?」)
(「俺、」)
(「ブラックでしょ?わかってるよ」)