「うわー!超綺麗っ」
「走ったら危ないよ!」
「でも超綺麗!」
俺らはCMの撮影で沖縄に来ている。 海がすげえ綺麗。
「あれハートロック?」
「どっから見たらハートなの?」
「こっちこっち」
松潤が手招きして二人を呼んでいる。その時、俺も芽依に手を引っ張られた。
「翔ちゃん!見にいこ!」
くいくいと俺の腕を引っ張る芽依がだんだん小動物の様に見えてきてしまう。
ほんとかわいいんだから。
「うん。見にいこっか」
「ん?あー!なるほどなるほど。翔ちゃん写真撮ろ!」
「え、撮るの?」
「だって恋人の聖地よ?撮らないわけないでしょ!」
そう言われちゃうと撮らないわけにはいかないよね。恋人通り越して夫婦なんでね。
「相葉ちゃん!シャッター押して!」
「いいよ!あとで6人でも撮ろうね」
「うん!撮る撮る!」
「じゃーはい!翔ちゃんも早く入って入って……はい、いくよー。はい」
「翔ちゃん」
「チーズ」
「ん?………」
その瞬間唇に温かいものが触れた。それが芽依の唇だと気づくのにそんなに時間は掛からなかった。
「うわー、芽依ちゃんやるぅー」
芽依の携帯を返しながら相葉ちゃんが冷やかす。
「もうちょいで会えなくなるもん。今のうちに、ね」
「家でやれよお前ら」
「ちゅーぐらい、いいじゃない!ね、翔ちゃん?ってあれ」
「芽依からキスなんて夢…」
「姫さんからちゅーなんてめったにやらないからおかしくなってんじゃん」
「芽依もう一回!」
「やだよ!恥ずかしいもん」
「一回も二回も変わんないだろ(笑)」
「今更恥ずかしがっても…ねぇ?」
「ぜっっっったいしない!」