◎10周年のころのお話
「都姫ちゃぁん」
都姫「どしたの？」
「翔ちゃんに会いたいっ」
嵐が10周年になって、お互いが忙しくて。
最近翔ちゃんに会えていない。
都姫「しょうがないんじゃない？嵐さん忙しいんだし」
そうなんだけど…。最近では毎日のようにしていた電話もメールもできていない。
都姫「レギュラーの収録とかで会えないの？嵐さん3本も持ってるんだし」
「2週間前に撮り溜めしたからしばらくないのー」
都姫「じゃあ電話してみなさいよ。会いたいって」
「無理だよ。翔ちゃん忙しいもん」
都姫「じゃあ私にどうしろと？」
「ですよね。帰ります」
都姫ちゃんもご機嫌ナナメになってきたし、そろそろお暇しようかと思ったその時、
プルルルル…
私の携帯が鳴った。
「翔ちゃん…！」
都姫「おー、翔くんグッドタイミング」
「もっもしもし？」
『もしもし？芽依？』
「うん私」
『今芽依の家に向かってるんだけど、今どこ？』
「今は都姫ちゃんの家。でももう帰るよ」
『お姉さん家か。待ってて。拾いに行く』
「いいよいいよ！私一人で帰れるし」
『芽依がよくても俺がダメなの。あと10分くらいだから』
「わかった。待ってるね」
電話を切ると、都姫ちゃんがにやにやしながらこっちを見ていた。
都姫「へー、今から会うんだ」
「うん。あと10分くらいしたら来るって」
都姫「まぁ、今までの分存分にいちゃいちゃしてきなさいな(笑)」
「へへっ(笑)。ありがとね」
都姫ちゃんと
私の自慢のお姉ちゃん！