※ご都合領域
※出られないかと散々暴れた後



『3分間ディープキスしないと出られない部屋』


*最強コンビに自覚あり


「……もうこれ悟と傑がやったらいいんじゃね? 仲良いし」
「キショいこと言うな。俺とお前がすんだよ」
「聞き捨てならないな。なまえと私がするんだよね?」
「は? 無理。普通のチューならまだしもディープとか無いわ」
「悟。ここは公平にジャンケンで決めよう」
「しょうがねえな。勝った方が先になまえとチューな」
「俺も混ぜろや。そんで俺が勝ったらおまえらがやれ」
「冷静に考えろよ、俺と傑がキスすんの見んのおまえだぞ」
「デカい男二人のキスシーンとか見たくないだろ?」
「まあ確かに……」
「それに比べてなまえは細身だしかわい…中性的な顔してるし。私たちに任せて3分間目を瞑っていればいいだけだし、そう考えると同級生のキスシーンを3分見るのに比べて楽だと思わないか?」
「……うーん…、そうかも……?」
「「(チョロい……)」」



五条悟が勝った場合

「なまえ、ん、なまえ……っ」
「ん……っ、ふ、ぁ……」
「んん、ちゅ、……は、ン……っ」

腰と後頭部を抱き寄せて、普段の粗暴な言動とは裏腹に落ち着いた仕草でキス。だけど内心ギリギリなので、時々もれる夢主の声で頭が沸騰しそう。
なんでもできる男なので、キスもやりながらどんどん上手くなる。自分がなまえを気持ちよくしてると思うと嬉しいので、いっぱい名前を呼ぶ。いまキスしてるのは自分だと主張したい気持ちもある。



夏油傑が勝った場合

「ァ、はぁ、ん……っ、すぐ、ん、まて、……」
「なまえ、もっと口あけて、舌出して……?」
「は、んぅ……っ」
「良い子だね、……んッ」

窒息死するんじゃないかと思うほどねちっこいキス。しかも耳をわざと塞いで水音を籠らせようとする。泣いてぐずぐずの顔に加虐心を煽られるので、生理的な涙にゾクゾクしてる。
口開けて? なんてお願いするような言葉だけど実際は耳首なぞったりして割と強引に開かせてる。あと、キスの最中は目を開けてガン見。


ディープキス達成したら部屋の鍵は開いて、だけどそれで満足できるわけもなく。どっちがジャンケンに勝っても順番にキスするし、親友とのキスにぐちゃぐちゃになってる夢主がかわいくてムラムラして、このままホテルに連れて行こうとする。そうなる前に逃げた方がいい。

たぶん逃げられないけど。◯◯しないと出られない部屋、汎用性高くて好きです。