会話文
「今日も推しが尊い……」
「この子また言ってるよウケるね」
「あ、五条さん、お疲れ様です」
「はいお疲れ様。お迎えありがとねー」
「いえいえ」
「で、七海がどうしたって?」
「いや、今日やり取りしてたのは虎杖くんなんですけど」
「あ、そうなの?」
「高校生にナナミンって呼ばれてる七海さん、かわいすぎません?」
「僕はなまえの方がかわいい顔してると思うけど」
「は?目ぇ大丈夫ですか?」
「………」
「ねーなまえ、今日この後予定ある?」
「んー、今日は伊地知さんとメシ行く約束してるんで」
「伊地知なら、予定が入ったってさっき連絡あったよ」
「え?……あ、ほんとだ。メール気付いてませんでした」
「僕とご飯行こ。奢るよ」
「ほんとですか!ご馳走さまです!」
「いっそ清々しいね」
「五条さんには推しとかいないんですか? アイドルとかそういう芸能人とか」
「んー、そうだねぇ。そもそも、推しってどういう存在のこと言うの?」
「なんかこう、見てるだけで元気がもらえるとか、癒されるとか、日々の活力になるとかそういう感じで、こう……推しが笑顔でいられるためなら何だってしてあげたい!みたいな感じです」
「熱いねー。で、君にとってのそれが七海なの」
「ですね!七海さんは格好いいし真面目だし、普段はザ・大人!って感じですけど俺ら補助監督にも優しいし、最推しです!」
「ふーん」
「その定義で行くと、なまえかな?」
「え?」
「僕の推し。かわいいなーって思うし、会ったら癒されるし、今日も頑張って祓ってこようかなって気持ちになるし、何でもしてあげたくなっちゃうし」
「ご、五条さん。俺は今なんで腰に手を回されてるんでしょう…?」
「僕に口説かれてるからだね」
「はい?」
「自分のW推しWが近くにいるんだから触りたいに決まってるでしょ?」
「いや、俺は推しに触ったりしませんけど」
「あ、そうなの?良かった、もしなまえが七海にベタベタ触ってたら七海に八つ当たりするところだった」
「……………」
こういうギャグ感のある話、会話文以外の部分が書けないまま溜まっていく