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投稿日:2021年02月23日




序章『胎動たいどう




 世界には、獣人、人間、精霊、闇精霊の四つの種族が存在していた。
それぞれが繁栄を願っていた彼らの間では、争いが絶えることはなかった。
憎しみ合い、殺し合い、その争いは何百年、何千年と繰り返され、それでも四種族は狂ったように戦い続けた。

 それを悲しく思った全知全能の女神イシュカルは、大地をミストリア、サーフェリア、ツインテルグ、アルファノルという四つの国に分けた。
そして、東の国ミストリアに獣人を、西の国サーフェリアに人間を、南の国ツインテルグに精霊を、北の国アルファノルに闇精霊をそれぞれ住まわせ、四種族を隔絶させることで争いをおさめた。
遥かいにしえの物語である。

『イシュカル神話』より


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