試験会場
「ステーキ定食、弱火でじっくりで頼むよ。」
そういえば奥の部屋に案内され、その部屋ごと地下に送られる。
しばらくして扉が開くと、中々に屈強な男どもがいっぱいいた。
受付らしい翠の豆?みたいな感じの男からナンバープレートをもらう。キルは99番で俺はぴったり100番。
「(ザンネーン。顔もポテンシャルもみーんな親父以下。)」
「ファザコン兄貴、全部顔に出てる。」
「不可抗力。
というかキル、試験中は兄貴じゃなくてアッシュって呼んでってば。」
実はこの試験にはアッシュという偽名で申し込みをしてある。
顔も黒縁の伊達眼鏡に髪はスプレーで黒に染めるなど軽く変装はしている。
流石にヨルイ=ゾルディックの名で電脳ページに登録されたくなくなかった。
暗殺家業のハンターってどういうことだよ。
あ、でもキル本名で登録しちゃった。
「(にしてもなんか気持ち悪いのいるんだけど)」
先程ざっと受験者を見たときに見つけてしまった。
顔にピエロのようなペイント、奇抜なファッション。
視線は辺りを嬲るようにさまよっている。
そして俺が気づいたということは向こうも気づいたわけで、さっきからねちっこい視線をよこし続けている。
「(まじキーモっ)小太郎〜危ないからこっちおいで。
そして俺を癒してくれ〜。」
流石にこんな所でフラフラ自由に歩かせるわけにもいかず、小太郎を抱きあげヒソカから少しでも隠れるようにそのふかふかの毛に顔を埋める。
キルは小太郎の頭を撫でており、小太郎は大変ご満悦な顔をしている。
「なあなんで小太郎連れてきたんだよ。危なくね??」
「俺が小太郎を危険に晒すわけないだろ。それよりも小太郎と離れるの無理、耐えられない。」
そういえば小太郎も俺も!という感じで顔を舐めてくるのでもうほんと天使。
「アッシュ顔でろっでろ…」
「というかキル、お前いつまで俺と一緒にいるんだよ。」
「は?一緒に試験受けんだからいるのは当たり前だろ?」
「はあ…俺だって久しぶりにキルと一緒は嬉しいし一緒に試験受けれたら嬉しいけど、お前なんのために家を出ようとしたの?」
「…友達作るため。」
「だろ?
一応後継者のお前に何かあったら困るから監視はするけど、それだけだよ。
試験中のお前の行動にとやかくいうつもりはない。好きにしろ。」
「わかった…!俺、頑張って友達作る!」
「よーしよく言った!ちょうど今お前と同い年くらいの男の子が入ってきたからいってこーい。」
ちょっ、いきなりかよ!
後ろでキルが何か騒いでいるが、知らんぷり。
俺は俺でキルの友達作りを応援するためにもやらなきゃいけないことがある。
「カタカタカタカタ」
「まーた今回は随分醜男になったんだね…イルミ。」
前 目次 次
戻るそういえば奥の部屋に案内され、その部屋ごと地下に送られる。
しばらくして扉が開くと、中々に屈強な男どもがいっぱいいた。
受付らしい翠の豆?みたいな感じの男からナンバープレートをもらう。キルは99番で俺はぴったり100番。
「(ザンネーン。顔もポテンシャルもみーんな親父以下。)」
「ファザコン兄貴、全部顔に出てる。」
「不可抗力。
というかキル、試験中は兄貴じゃなくてアッシュって呼んでってば。」
実はこの試験にはアッシュという偽名で申し込みをしてある。
顔も黒縁の伊達眼鏡に髪はスプレーで黒に染めるなど軽く変装はしている。
流石にヨルイ=ゾルディックの名で電脳ページに登録されたくなくなかった。
暗殺家業のハンターってどういうことだよ。
あ、でもキル本名で登録しちゃった。
「(にしてもなんか気持ち悪いのいるんだけど)」
先程ざっと受験者を見たときに見つけてしまった。
顔にピエロのようなペイント、奇抜なファッション。
視線は辺りを嬲るようにさまよっている。
そして俺が気づいたということは向こうも気づいたわけで、さっきからねちっこい視線をよこし続けている。
「(まじキーモっ)小太郎〜危ないからこっちおいで。
そして俺を癒してくれ〜。」
流石にこんな所でフラフラ自由に歩かせるわけにもいかず、小太郎を抱きあげヒソカから少しでも隠れるようにそのふかふかの毛に顔を埋める。
キルは小太郎の頭を撫でており、小太郎は大変ご満悦な顔をしている。
「なあなんで小太郎連れてきたんだよ。危なくね??」
「俺が小太郎を危険に晒すわけないだろ。それよりも小太郎と離れるの無理、耐えられない。」
そういえば小太郎も俺も!という感じで顔を舐めてくるのでもうほんと天使。
「アッシュ顔でろっでろ…」
「というかキル、お前いつまで俺と一緒にいるんだよ。」
「は?一緒に試験受けんだからいるのは当たり前だろ?」
「はあ…俺だって久しぶりにキルと一緒は嬉しいし一緒に試験受けれたら嬉しいけど、お前なんのために家を出ようとしたの?」
「…友達作るため。」
「だろ?
一応後継者のお前に何かあったら困るから監視はするけど、それだけだよ。
試験中のお前の行動にとやかくいうつもりはない。好きにしろ。」
「わかった…!俺、頑張って友達作る!」
「よーしよく言った!ちょうど今お前と同い年くらいの男の子が入ってきたからいってこーい。」
ちょっ、いきなりかよ!
後ろでキルが何か騒いでいるが、知らんぷり。
俺は俺でキルの友達作りを応援するためにもやらなきゃいけないことがある。
「カタカタカタカタ」
「まーた今回は随分醜男になったんだね…イルミ。」
前 目次 次