赤舌のオークション その6
ここで司会が舞台奥に呼ばれて、ショーは一時中断となった。
客席は『ワイワイガヤガヤ』
しばし後、戻ってきた司会曰(いわ)く、
(司会)「ええ、大変お待たせいたしました。実はスポンサーからリクエストがありました」
(陽子)「リクエスト?」
(京恵)「リクエストって何よ」
(司会)「主催側も全面的にお受けすることにいたします。皆様もご協力をお願いしまス」
(麻由子)「な、何が始まるのよ」
(陽子)「さあ、わからない」
(司会)「なぁに、実に簡単なことでございます。指名した人にプールに落ちてもらい、その人を水槽に運ぶ際に・・・」
(麻由子)「指名って、いったい?」
(陽子)「どういうことなの?」
(司会)「・・・3点!3点のみで運ぶところが見たい、ということでございます」
観客席では、笑っている者や手をたたいている者がいるが、彼女たちは司会の言ってることがよくわからない。
司会は内容がまだよく理解できていないとみて説明の補足をする。
(司会)「要するにですね・・・
『自分からプールに飛び込んでもらい、
固まった後に水槽へ運ぶときに、クレーンで両腕を持ち上げて運ぶのではなく、
2つの乳首とおマ〇コのみの3点をワイヤーで固定して運ぶと』
・・・ざっくり言えば、そういう意味でございますよ」
4人は「えっ!」となった。意味は理解できたが・・・
(司会)「スポンサー側からの要請でありますので拒否できません。お受けいたします。スポンサーのあるお方が、その人物に大変興味があるということなので」
会場からは大きな拍手が起きている。
(京恵)「拒否できないって、なによ」
(陽子)「絶対やらされるってこと?」
(麻由子)「たぶんね」
(司会)「それでは、その人物、お願いします。榎本陽子ぉ」
(陽子)「えーーーーーっ!」
(司会)「さあ陽子さん、今回はステージは動かしません。自分からプールに飛び込んでください」
(陽子)「そ、そんなぁ。自殺みたいなまねできるわけないでしょ。お断りだわ」
(司会)「ほー、そうですか。なら、いいですよ」
陽子は一瞬、すんなりあきらめたのかと思ったが、
(陽子:いやそんなはずはないな。何をたくらんでるんだろ)
(司会)「あなたのお嬢さんが隣の建物に遊びにきているはずですが」
陽子は『ま、まさか、うそでしょ!』ドキッとし、血の気が引いていく。
(陽子)「む、娘に、娘に何をしようっていうの!」
(司会)「いやぁ、代わりにオブジェになってもらうとか、あまり考えたくないですよね」
彼女の顔色が変わる。
(陽子)「む、娘に手出しをしたら承知しないから」
(司会)「あの、時間がないんですよ。交渉している」
彼女は泣きそうになった。
(陽子)「やめて、やめてください。娘には手を出さないで」
(司会)「あなたがやらないなら、娘さんをオブジェにするだけなんですが。どうします」
(陽子)「お願いします。それだけは」
(司会)「やりますか?やりませんか?」
彼女はとうとう半分泣きながら、
(陽子)「わかりました。やります。やればいいんでしょ!でも娘には手を出さないって約束して」
(司会)「はいはいわかりました。それじゃ時間がないんで、さっそくお願いします」
陽子はフラフラとステージの縁まで行ったが、依然、胸と前は隠している。
『早く見せろぉ』と、怒声が飛ぶ。
観客席を振り返るが、にらみつける気力も無い。
うつろな目で水槽内の4人を見て『自分もあのようになるのか』と、ため息をついた。
大開脚で秘部のすべてを観客に見られているところを想像すると、
(はずかしい。みっともないし、はしたないなぁ・・・)
隠している手に力がはいる。
(やっぱりやだなぁ)と思いかけたとき、ハッと気づいた。
「ちょっと3点なんて、わ、私のちぎれちゃうじゃないの。ちぎれるにきまってるじゃないですか。そんなのいやだよ」
司会は言葉丁寧に、
「大丈夫ですよ、この薬を信用してください。今日子のだって切れそうで切れてない。伸びてるだけでしょ。
おもりを外せば元に戻りますって。安心してくださいよ」
「でもぉ・・・」
陽子は再び今日子の股間を見る。
そう言われれば、そのようにも思えてくる。
おもりと浮きで完全に伸び切ってはいるが、切れそうな様子はない。
(司会)「時間はありませんよ」
陽子は『あたしは開脚のオブジェになって死ぬんだわ』などと感傷的になっているが、
『固まってしまったら、もはや切れても切れなくても関係ないでしょ。さっさと飛び込め』
と観客や司会は思っている。
観客席からは、早くコールが起きだした。
(司会)「時間切れのようです。下から娘さんを連れてきてください」
陽子はハッとした。
「やめてっ!やりますから!」
胸と股、大事なところを隠していた手をおろした。
そして一呼吸おいてから、飛び込みの姿勢になって・・・
陽子が引き上げられてきた。
「これはこれは、ほんの数分前までとは全然別人のようなお顔になりましたねぇ」
彼女は『すばらしく美しい』と形容できるくらい、すてきに微笑んだ顔で引き上げられてきた。
(香織)「榎本さん」
さんざんいやがっていた陽子であったが・・・
思いっきり反りかえった体を観客や残った3人の前に横たえている。
白い肌がキラキラときらめいている。
手を思い切り伸ばし、足もこれまた目いっぱい伸ばして、ほぼ水平に開脚している。
お〇ぱいはほとんどないだが、土手の方はかなり出っ張っている。
割れ目も今までの5人の中では一番長そうだ。
乳首が立ち気味なのも、割れ目から小指のようにとがったおマ〇コが少し飛び出しているのも、媚薬のせいであろう。
例によって、白衣の3人が出てきた。今回はステージ上で作業をすることになる。
(司会)「さあ皆さま、ここからが見ものであります。これから陽子の体は向こうの水槽まで運ばれていきますが、さて彼女の3点は果たして耐えられますでしょうか?」
(香織:さっきは大丈夫って言ってたじゃないですか)
ワイヤーの取り付け作業は完了し、白衣の男が手を挙げた。
クレーンが『ウイーン』という音とともに動き出した。
続いてクレーンについている3本のワイヤーのうち、胸の分が巻き取られ始めた。
体が徐々に持ち上がると、乳首もが徐々に引っ張られて、
伸びてる、伸びてるぅ。
両足がまだ床についているので、まるで体ごと『ムックリ』と起き上がってくるように見えている。
体が45度くらい、つまり体制が斜になった時、おマ〇コのワイヤーも巻き取られ始めた。
今度は両足がゆっくりと床から離れ、下半身も床を離れた。
空中に浮きだした体は、やがて水平になって、ここでワイヤーがいったん止まる。
バンザイの恰好で水平になっている。
彼女は大柄でもなく、体重も無いが、やはり両乳首とおマ〇コにかかる力は相当なものだろう。
完全に伸びきっている様子がわかる。
(司会)「ソーッとソーッと、ですよ。商品なんだから」
弓なりに反っている体が徐々に上へ持ち上がり、水槽の方へ運ばれていく。
陽子は完全に人形である。
上を見つめて微笑んでいる人形がクレーンで運ばれていく感じ。
ユラユラしながら、しかし何とか無事に水槽の台までたどり着いた。
無残にも数分後
(司会)「さあ、水槽に沈めてください」
白衣の男たちが左右から陽子の腕を持ち上げて水槽に沈めた。
『ザバーン』、
司会の提案により、今日子の回からおもりや風船は強力にされてしまった。
最初の愛、明子、真理子に比べて、今日子と陽子は、おもりの重さと風船の浮力は倍になっている。
乳首とおマ〇コには相当な力がかかっており、明らかにこの2人のそれは伸び切ってしまっている。
特に陽子はの場合は最悪ではある。
しかし顔の表情は、他の水槽に沈んでいる者の中で、一番うれしそうに微笑んでいる。
(司会)「みなさん、どうです。陽子の先ほどまでの悲しそうな顔はやはり嘘だったようです。
この伸び具合。思い切り引っ張られて、よっぽどうれしいのでしょう。
もう一度幸せそうな顔を見てやってください。
これで陽子のオブジェも完了です。
なお、えーと、先ほど言い忘れましたが、スポンサーからのご要望で補足があります。
母娘のオブジェもみたいということなので、やっぱり後ほど、陽子のお嬢さんにも、オブジェになっていただきます」
司会は水槽に向かい、
(司会)「榎本陽子も了承しております。ネ!」。
彼女は大開脚の笑顔で、相変わらずユラユラと・・・
観客から笑いと拍手が起こったが、残った彼女たち、
「極悪人め、地獄に落ちろ!」
と大声で叫んでいる。
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