三勇士の最期 その6
オシッコをしている青年像。
ブルーはまさにそういう格好にさせられてしまった。
(B)「うぅ、なんで、こんな情けないことを!」
(Pe)「ほら、もっと明るい表情になって笑うんだよ」
とてもじゃないがそんな気分ではない。しかし逆らうことはできない。
(B)「仕方がないな・・・」
無理やり作り笑いを作って、見た目だけはニッコリと朗らかな顔になった。
(B)「これでいい?」
(Pe)「ああ。顔をもう少し空に向けて。それでいい。これから、お前は池のシンボル像になるんだよ」
(B)「シンボル? 何を言っているんだ?」
(Pe)「お前は青年像の代わりなんだよ」
そんなことは言われなくてもわかっている。
青年像をわざわざ壊して、代わりにブルーは台上に立たされているではないか。
(B)「だから、こんなことをさせてどうするのかって聞いてんのよ!」
(Pe)「お、口答えするか。おいツバーン、引き上げるぞ」
(B)「ああ、待って、わかったよ。言うとおりにするよ」
(Pe)「そうだ。素直にすればいいんだよ。それじゃ水鉄砲を出せ」
ブルーは腰に当てていた手の指先から、地面に向かって水を噴き出した。
(Pe)「違う違う、さっきの石像はチ〇ボコからだっただろ」
(B)「え!なんて・・・」
(Pe)「早くしろよ」
(B)「本気でそんなこと考えてるの?そ、そんなはずかいしことできないよ!」
(Pe)「やらないのか。できなくはないだろ。得意技の水鉄砲だろ。股間からも水を出せるはずだ」
(B)「さっきも言ったでしょ! あたしは下品な事や言葉は嫌いだって・・・」
(Pe)「拒否の返事ととっていいんだな」
ブルーは恥ずかしさと情けなさと悔しさで、うつ向いてしまった。
(Pe)「やらないんだな?」
(B)「いえ・・・やります・・・」
(Pe)「顔を上げろよ。動かすんじゃない」
ブルーは「ハイ」と力なく答えた。
銀色のボトムの前が丸く濡れだし、大きく広がっていく。
やがて、ボトムの一番下から、清水のようにぽたぽたとしずくが垂れだした。
(Pe)「そんなんじゃダメだろ。もっとだ」
ブルーは顔を上に上げて笑っているが、悔し涙をこらえながら・・・
ボトムを突き抜けて水滴がチョロチョロと飛び出した。
すぐにシャーと細い水流が噴き出して、台座のすぐ下に小さな水たまりを作っている。
(Pe)「そうじゃないよ。もっと勢いよくだよ。池の中まで思い切り飛ばすんだ」
ブルーは観念した。
突然、ボトムのファスナーのところから猛烈に水鉄砲が噴射されだした。
太くて勢いのある水の束が、池の中央付近まで届くようになった。
念のため断わっておくが、これはオシッコではない!
水使いのブルーの得意技、水鉄砲が股間から出ているだけである。
(B)「これでいいんでしょ。さあ、次はどうするの」
(Th)「形は整いましたかね。はいそれで結構です。そのままじっとして」
ツバーンは何か唱え始めたが、ブルーは気がつかなかった。
股間から激しく噴き出す水は、空高く上がって池に落ちていく。
女の立ちション姿(?)にされてしまったブルーが、あきらめたようにそれを見ている。
しかし・・・
傍からはそう見えるが、彼女は油断なく隙を狙っていた。
(B:あたしはあの青年裸像と同じ格好で同じことをしてるんだ。
笑っちゃうな。スーパーガールブルーともあろうものが、白昼の下で立ちションかぁ。
でも、あきらめるものか。なんとかして美穂の居どころを・・・)
そして、ピーイーとツバーンが、向こうを向いて話し始めた時に・・・「今だ!」
台から飛び降り、ピーイーを羽交い絞めにした。
「グワッ」と、ピーイーがうめく。
逃げられないように押さえつけると、
(B)「さあ、おとなしくしろ。美穂の居どころを言いなさいよ」
形勢逆転かと思われたが、腕の中でピーイーは「ククク」と笑っている。
(B)「何がおかしい!あたしは本気だぞ」
ツバーンがボードを前に出しながら「呪文はもう唱え終えてるんですよ」と、言った。
(B)「さっきのホワイトボード? 呪文?呪文て何よ?」
ボードに書かれていた替文は、
☆☆☆― スーパーガールブルーを 湯村碧に 変換 ―☆☆☆
☆☆☆― 条件:碧はそのままの恰好で動けない ―☆☆☆
☆☆☆― 碧は超能力が今後一切使えない ―☆☆☆
「ん? うわ!」突然ガツンと頭を殴られたように感じた。
ピーイーは「そういう事」と言って、碧の腕をスルリと外してしまった。
「あ、待て!」慌てて押さえつけようとするが、
なぜか「か、体が動かない!なんで?どうして?」
それに「あ、変身が解けてる!」
碧はピーイーを羽交い絞めにしている姿のまま固まってしまっている。
ツバーンが落ちているベネチアンマスクを拾い上げて、
(Th)「教えておいてあげましょうか。このボードはね・・・」
ツバーンの説明を聞いていた碧は「そ、そんな、まさかウソでしょ・・・」
「それでは次の替文です」と言ってボードを碧に見せた。
☆☆☆― 湯村碧を 全裸に 変換 ―☆☆☆
☆☆☆― 碧を 先ほどの台上での恰好と全く同じに 変換 ―☆☆☆
☆☆☆― 条件:碧のワレメからは常に噴水を放水 ―☆☆☆
☆☆☆― 条件:頭はまだ動かすことができる ―☆☆☆
☆☆☆― 条件:スーパーガールの能力で放水をずっと続ける ―☆☆☆
スーッと血の気が引いていった。まさに気を失いそうだ。
(碧)「こ、これは何なのよ!こんなはずかしい事、できるわけがない・・・ うっ、あーっ!」
気がつくと、石台上で先ほどと同じ格好になっていた。
しかも今度はスーパーガールではない。生身の全裸だ。
ヒョロリとしたボディが日の光にさらされている。
碧は大声で喚きだし「やだやだこんな! やめていやだ。 服を着せてぇ!」
必死になって動こうとするが、頭以外は微動だにしない。
それに、まさにその穴のあたりから勢いのある水流が、ジャボジャボと音を立てて池の中に落ちている。
彼女は必死で止めようとするが、意に反して止めることができない。
(碧)「やめろぉ、こんなみっともない。真昼間の広場だぞ!ここから降ろせぇ!」
(Pe) 「もっと喚けよ。こんなのはまだ序の口だ。それにしても・・・」
「なにか不満ですか?」と、ピーイーの表情に気づいたツバーンが言う。
(Pe)「もっとワレメを開いた方が、水がよく飛んで、見てくれがいいかもなぁ」
(Th)「なるほど、では少し形を変えましょう」
ツバーンは早速、ホワイトボードに条件を付け足した。
☆☆☆― 条件:碧は両手でワレメを思い切り開く ―☆☆☆
またしても気持ちの悪い風が吹く。
一瞬で腕の位置と手首の形が変わり、碧は我知らずのうちに替文の通りになっている。
彼女はそれに気がついて『ギョッ』とした。
(碧)「うわーぁぁぁ!なんで、いつの間に!はずかしいぃ。もうやめてよぅ・・・」
唯一動かせる頭を下に向けて目をつぶってしまった。
ピーイーは無作法にもワレメをジロジロと覗き込みながら、
(Pe)「これでいい噴水が出来そうだ。具もバッチリ見えるし。お前のでかいな。俺好きだよ、そういう形の」
碧は「あぅぅ・・・」と、涙目になっている。
(Pe)「なに情けない顔をしてるんだよ」
(碧)「うるさい。覚えていろ。必ずあんたたちは・・・」
(Pe)「あんたたちがなんだ? 仲間が倒しに来るか? 美穂も同じことを言っていたな。
まあ、あいつはもうラブドールになっちまったがな」
(碧)「ラ、ラブドール? どういうことなの?」
ツバーンがうなずいて、手品のようにモニター装置をとり出し、映像を映しだした。
そこには、ピーイーの膝の上で仰向けになり、全裸でほほ笑んでいる美穂が映っている。
(Pe)「この通り、立派なラブドール人形に変えてやったのさ」
頭を床に向けて、手足をダランと放り出した恰好。
あまつさえ、大きな乳もブラブラ揺れているし、大事な所の穴までも丸見え。
顔や姿は美穂そっくりだが・・・映像に映っているのは、やっぱり精巧な人形にしか見えない。
(Pe)「な、こいつは俺のお気に入りのラブドール人形になったんだよ。永遠にな」
碧は目を
剥いて激高する。声を荒げて、
(碧)「なんてことをするんだよ! 元に戻せ。もし美穂が生き返れないようなら生かしておかないぞ」
(Th)「おやおや、警察官とも思えないお言葉ですね。いえ、このボードを使えば元に戻せますよ。
でもあなたはご自分の心配をした方がいいですね」
(Pe)「フーン、まだ生意気な口が利けるようだな。それじゃ追加注文だ」
(碧)「今度は何をさせようって・・・、うわ!」
ペタンコのオ〇パイに貼りついている、左右の突起部分からも水が噴き出し始めた。
(碧)「ち、乳首からも水が噴き出てるぅ!」
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