04
今日も一日無事に授業が終わり、校門に向かう。今日は友人が部活のため一人で下校だけどまだ周りに人がいっぱいいるからこの人の波に乗っていけば無事学校から脱出ができる。
しっかりと人の波に乗り、もう校門も目視できるというところで見たことあるような後ろ姿を見つけた。爆豪くんだ。この前追いかけて追いかけられたことを思い出す。消しゴム投げつけた後あっという間に追いつかれて一発ど突かれた。私女子なのに酷い男だよやつは。ここは無難にスルーしよう。幸い爆豪くんの方は私に気づいてない。
校門に向かって歩いている爆豪くんに気づかれないようにペースを合わせて歩く。だいたい2mの距離を保ちながら進んでいくと、もうすぐ校門というところまでたどり着いた。
あとちょっと、と思っているとで急に横からスイッと私を抜かす人。そのまま爆豪くんの肩をガシッと組んで仲良さげに話しかけた。
爆豪先帰んなよ!知るか。つれねぇなおい。
爆豪くん、友達にもあの態度なんだね。お友達の器の広さがすごい。まだ1年生なのに器広すぎてびっくりする。
なんて感心しているとまたスイッと私を横を誰かが通った。しかし今度は抜かれ様に相手の鞄が私の肩にぶつかった。ぶつかったことに気づいたその人は私に振り返る。
「あ、すんません!」
「あ、いえ」
「上鳴なにやってんだよー!早く来いよ!」
「おー、わりー!」
「あ?」
「げ」
見つかった。どうやらぶつかった少年は爆豪くんの連れだったらしい。せっかくもうちょいだったのに。
「ストーカーにでもなったか迷子が」
「違う!私のいるところに爆豪くんがいるんでしょうが!」
「きめェ」
「人の話聞けよ」
「えーっと、爆豪の知り合い?」
「その制服普通科じゃん」
最初に爆豪くんの肩を掴んだ赤髪の少年が困惑顔でこちらを見ている。一方、さっき私にぶつかった金髪の少年は他学科だー!と呑気に言っている。
「知らねぇ」
「この前どついといてよく言うわ!」
「え!爆豪女子殴ったんか!」
「そうなんだよ!ひどいよね爆豪くんって!!」
「女に見えねぇよクソ迷子」
「名前覚えろやクソ爆発野郎」
「あ゛?」
「スイマセンデシタ」
凄んでくる爆豪くん超怖い。心なしか手から火花散ってるし。赤髪の少年がおろおろしながら女子に何やってんだよと諌めてくれる。爆豪くんには勿体ないいい友達持ったね。
「俺、爆豪と同じクラスの上鳴電気、よろしくー!」
「同じく切島鋭児郎、よろしく!」
「普通科2-Cの間宮早紀、よろしくー!」
「「えっ」」
「!」
「年上?!」
「先輩だよ」
「タメ口聞いててすんませんでしたァ!!」
「すんませんでしたー!!」
「いや、気にしてないよ。てか爆豪くんまで驚いた顔してるけど、私言ったからね!」
「中学生みたいな面しやがって紛らわしいんだよクソが!」
「貴様はもっと先輩扱いしろや」
年上の彼女