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▼2025/07/02:霧消すれば良い、蝉は鳴かずも空は泣く

北国としてはかなりきついレベルの暑さが続いている。本州と比べればなんて事のない気温かもしれないが、道民にとっては猛暑と言えるレベルの熱波と局所的な豪雨により湿度がおかしなことになっている夕方だ。酷暑と言うレベルには多分達していないと私自身は感じているが、同居の祖母にしてみれば酷暑と言っていい。それでも我が家にはいまだクーラーと言うものが存在しないし、何なら窓は閉めて寝ている。保冷剤と扇風機が毎晩のお供だ。
今のところは命に危険が生じるレベルではないのか、それとも祖母が強すぎるのか彼女の体調に悪影響は無いらしい。私自身も昼間は職場に居るし、家に居ても首に保冷剤を巻いて扇風機に当たっていれば何とかなってしまうので本州暮らしは伊達ではなかったなと時々思う。序でに言うと私の部屋にクーラーを設置する場所はない。もし一人暮らしをするのであればクーラー設置済みの部屋か、設置が可能な部屋のどちらかにはしたいけれど。
元々汗をかきまくる体質なので、熱が身体に籠らないのかもしれないと思う。職場では一番の汗かきなのでミニタオルは必須アイテムの一つだし、筋肉量が人より多いからか体温自体も高いらしい。以前コロナ禍で病院を受診する際には体温が常に微熱レベルな所為で門前払いを食らった事が度々あった。処方箋だけ貰って薬局行きである。頭痛外来を受診した時は平熱が微熱故に本来受けたかった検査の前にPCR検査と抗体検査を受ける羽目になった。頭が割れそうなレベルの頭痛を訴える患者にそれは無いだろうと思うが、あの頃はそんなもんだったなぁと今なら思える余裕がある。

さて、此処から自慢させていただきたい事を書いていこう。
今日は職場での定着面談だった。私は現在障害者雇用枠のパートタイマーとして働いているが、就労移行支援事業所(兼就労定着支援事業所)の提供する定着支援を利用している。うちの会社はこの様な支援機関との繋がりがある人物を対象に求人を出していたのだが、私が応募した際はかなりの倍率だったらしい。企業の規模や福利厚生、給与や勤務時間がフレキシブルさ、雇用予定人数諸々の理由で狭き門だったそうだ。とは言え受かってしまえばこっちのものである。今の所無遅刻無欠勤で勤続できており、勤務態度も結構高く評価されていた。今日は本社の方ともお話したが、出退勤の打刻漏れもないし休憩時間や場所もきっちり守り、与えられた仕事は求められたレベルできっちり行う。元々根が真面目ゆえに真面目にしている方が楽なので、何だかんだしっかりと働いていると思う。気付けば埃を見つけてモップを動かし、隠れていた汚れがあると嬉々として掃除する。時間があれば売り場ごとにブロックを決めて商品一つ一つの埃を取るのだが、これには理由がある。まず前提として、私は客として買い物をする店の商品に埃が付いていると嫌だ。自分や自分の大切な存在の為に買い物をしているならなるべく良い状態の物を買いたい。となると、自店に並ぶ商品に埃が付いているとお客様に申し訳ない気持ちになる。お客様も嫌だと感じるかもしれないからだ。そして、両手に商品を複数持っているなら買い物籠を利用したい。商品を吟味するのにあると便利だからだ。そうなると自分が店員な時にはお客様には挨拶をして直ぐ手元を確認して、二つ以上持っていて他にも見たそうな雰囲気を感じた場合は籠をお渡しする。断られても気にしない。必要であればお声がけがあるか、ご自身で取るだろう。
これは前職からの習慣みたいなもので、売り場に居る時は無意識に周囲の気配を探っては籠をお渡しするべき方が居ないか、何か探している様子の方は居ないか、困っていそうな方は居ないか確認している。無意識なので『観ている感覚』自体は無い。作業に没頭していても数十秒に一度顔を上げる習慣がある為、大抵は気付いて籠を取りに行ったりお声がけをする。加えて私の声はよく通るのでお客様は声をかけやすいらしい。挨拶が売り場に響き渡っていると言われた。今の所それは高評価に繋がっている。販売業は元気よく笑顔で『いらっしゃいませ』が必要な職種だし、日本人は其処にホスピタリティを感じるようだ。視力の低さと妙な反射で出勤してきた先輩方に間違って『いらっしゃいませ』を時々言ってしまうのは恥ずかしいが、寧ろそのくらいで居て欲しいとも言われた。言うべき人に言えないよりはいいのだろう。
で、前職時代と同じく出来ない事が多い分出来る事を頑張ろうとした結果、大変に褒められた。「感動した」とまで言って貰えて非常に嬉しい。お客様の立場に立ってお客様の目線で物を見て考える、と言う事が出来ているとの評価である。やろうとしても難しい人も多いらしい。自分がもしお客様の立場なら、と考えるのは癖だろう。そして前職時代の上司のお陰だ。『もし自分がそちら側ならどう思う?』と投げかけ続けてくれたことに感謝である。自分がされて嫌な事はせず、して貰ったら嬉しい事をする。そして『目の前のこの人は何を求めているのだろう?』と考えるヒントにして動く。後は只管チャレンジとトライ&エラーを繰り返して学んでいけば自然とスキルは上がっていく。対人の仕事なのでどうしたって考えが及ばない場面があるけど、だからこそ面白いと思う余裕が出てきた。何か意識の高い発言だが本心で書いているし、これで高評価をゲットして売り上げが伸びれば私の給与も保証されるのでWINWINと言う奴だ。お籠渡しも『商品を持ち運びやすくすればもっと買ってくれるかもしれない』し、『重そうな商品を持っている方なら商品自体をレジで預かって置けばさらに買ってくれるかもしれない』し、商品が綺麗な状態なら見ていて気持ち好くて『魅力的に思うかもしれない』。そうすればお客様は快適にお買い物が出来て、私は気分良く仕事が出来て、お店は売り上げを伸ばせる。三方良しと言うのはこの事だと感じているので行なうサービスだ。
結構打算的な人間な自覚はある。結局お金が欲しいから働いているので。その序に社会貢献になったり誰かを喜ばせられたらいいってだけの話だ。でも仕事ってそう言う物じゃないかなと思う。
まあ、そんな感じで働いていたら早くも昇給の話が出たので内心でガッツポーズだ。商品知識もなかなかのスピードで身に着いてきている。暗記科目が得意で良かった。初めの頃と比べると何処に何があるとかどんな場合にどういう商品が良いとかも分かって来て、接客が楽しい。以前取得した資格の知識や学生時代の勉強の成果も活きるし、のめり込み過ぎない程度に興味のある分野なので程良く勉強を続けている。
最近自覚したけど、私は常に何かを勉強していたい欲求みたいなものがあるようだ。仕事以外では毎日英語の勉強をしているが、少し前からネイティブの英語を聞き取って意味を理解できるようになってきた。簡単な文章なら字幕なしでも聞き取れるし、字幕があるなら英語でも大丈夫。私のスマートフォンはアンドロイドだからかGoogleで英単語を調べると単語クイズみたいなのが表示される事があって、正答率が上がって来た。ちなみに全問正解すると問題のレベルは上がるらしく、『貴方には簡単すぎたみたいだからもう少し難しいのを出します』とか表示された。デュオリンゴって凄いなと素直に思う。現在レベル的には簡単な会話なら困らないくらいだ。とは言え私の場合文法と発音が弱いので、実際に外国の人と話すと緊張してカタカナ発音の単語で会話する感じだが。逆に単語の意味を問われるとか暗記には強いのでリーディングはかなり成績が良く、和文を英訳するのも強い。もっと覚えたいのでそろそろ新しい電子辞書が欲しい。
以前にも書いたがゲームをする習慣が全く無かったのもあって、すっかりデュオリンゴに嵌まってしまった。感覚が完全にゲームや遊びなのだ。知らない事を知れるのも、知る為のスキルやツールを得られるのも非常に楽しい。
その他の趣味もそこそこに楽しんでいる。先月は小説を一本書き、ドールを一体仕立てた。今月は縫い物とイラスト描きを強化したい。趣味は趣味と割り切っているのでそれなりに楽しめれば良しと考えている。何事も完璧じゃなくていいと思えるようになって大分楽になった。多分私くらいの熱量で取り組んでいる人をプロになれる人とは呼べないと思うけど、アマチュアと言うのは『愛好家』なので、『好き』でいて時折取り組むくらいでも趣味ならば良いのだ。

身近に趣味の事で悩んでいる友人がいるのだけど、彼女は自分の趣味仲間の発言に思う所があったらしい。自分が利用しているものを(そして利用している彼女自身を)貶されたように思えてしまったそうで、自分の思い違いだとも感じたそうだが、個人的に『貴女がそう感じたのなら、そう取るのは自由なんじゃないか』と考える。感じ方と言うのは人それぞれだから結構な確率で摩擦が生じるし、相手が本当に何を思って発言したかなんて、本人にも分からないかもしれない。だから、無意識にマウントを取られたと思っても仕方ないと思う。これは前提だけど、その場で相手に返し言葉で傷つけるような事を言っていないのであれば感じ方は自由だし、受け取り方も同じ事だ。勿論相手にそんな気は無かったかもしれないし、自分の発言を精査出来ない状況だったかもしれない。
彼女はその相手に対して傷つける言葉を投げかけないよう努力しているので、その時点で正しいんじゃないかなと言うのが私の見解だ。その場を見聞きしていないのに烏滸がましい事を言うとは思うけれども。受け取り方とか物事の認知って本当に人それぞれだから、私も時々リアルの友人の地雷を踏んでいるし、踏まれる事もある。
だから、相手を意図して傷つけずに、意図しない所でも傷付けないよう心掛けているならそれで合格じゃないかしらと思うのだ。何か腹に据えかねる事を言われて、後で自分が傷ついた事を知ると怒りが湧くのは当然だし、考えている内に自分の感覚がおかしいのかとか疑い始めるのも分かる。でも『感じ方は人それぞれ』なんだからそれ≠害意を持ってぶつけない限り貴女は間違ってないんだよ。
そして、自分の利用するものが他人と違うのも、魅力を感じる点が違うのもおかしくない。例えば私なら『百均のセリアよりもダイソーの方が良くないか』って言われたとして、『やっぱりセリアが好きだな』って思う自分を否定しないから。だって相手には『私の思うセリアの魅力』が魅力的じゃない可能性だってあるけど、魅力に気付いてない可能性だってある。何事も特徴や優れている点は少しずつ違うものだし。大手のお店、商品じゃない物を『私にはこれが便利で適している』とか『この商品の此処が好きだから、多少高くてもこっちが良い』とか『何となくこっちの方が好ましい』って理由で愛用している人って沢山居るんじゃないかな。

『私はこの店のこの商品が気に入っている』とはっきり言えなくても問題じゃないと思う。好きな事の理由ってあまりはっきりしない事の方が多いと思うし、『他の人にとって便利な良いもの』がイコールで『貴方にとって良い物』とは限らないから。それまで知らなかった事とかお店を知る事でワクワクできるのは事実だけど、それってマウントを取る材料にしなくてもいいんだと思う。マウントとは限らないけど。もしかしたら『○○ちゃんこれ知らないの〜?☆』な小学生女子みたいなノリかもしれない。でも仮にそうなら、それは相手の方が幼稚なんじゃないかな。自分と他人は絶対にぴったりとは重ならないから、自分の知識や感覚は常識って思い過ぎるのは危険と言うか、つまらない気がする。仮に相手がまだ知らない事を自分が知っていて、相手が知りたがっているなら適切な形で伝えればそれで済む話だし。
何となくだけど『自分は主流で最先端なものを楽しんでいる』って言うのも悪くはないけど、『ごく一握りの人しか気づいていない魅力に気付ける自分』も良いんじゃないかな。私はどちらかと言うとそっちの人間でさ。皆が知らない物を知りたい欲が強いんだろうね、ついついトリビアみたいなものを見つけては小説や此処での生地に練り込んでるよ。勿論メジャーも知って置いて楽しみたいし、マイナーな事はマイナーたる所以がある。でもそれに優劣はないと思ってる。ただ、それぞれに違うだけ。そして新たに知ったものが良さそうだから乗り換えるのもその人の自由。誰かに勧められたからだとしても、利用するのを決めたのは貴女自身だから自分の意思で決めた事に間違いはない。ただ判断材料にしただけ。負けた気分になるのは何か分かるし『何故今まで利用していなかったんだろう』みたいに思うのも分かる。でも、それを気に病む必要は無いんじゃないかな。知れた事を喜んでおけばいいと思う。『負けるが勝ち』みたいな言葉もあるし。
趣味って『本気で取り組む』のも『ただ楽しむ』のも許される事柄だからこそ悩んじゃうよね。簡単に誰かと比較できちゃう世の中だし。『比べ過ぎない事』もスキルみたいになってるかもしれない。それだけその趣味が大切だからなんだろうけど。長年楽しんで親しんできた事は変えるのが怖いときあるよね。新しい事をするのにもお金や時間がかかる。ただ、仮に『今は楽しめない』とか『こんな風に感じるならやりたくないな』って思うなら、一旦離れて別の趣味って言うのも自由だよ。好きだから『楽しむ為に敢えてやらない時』を作る事、私にも結構あるし。離れてみて見えてきたり分かってきたりするものもある。
まずは楽しめる何かでエネルギーチャージ出来たら良いよね。身体も心もある程度元気な時の方が考えは前向きになれるし。今はすごく暑いから、ミネラルと水分、程々の糖質を補給して眠れる時に眠ったらいいよ。おやつならお勧めは塩昆布と麦茶かな。お茶だけなら梅昆布茶も良いね。ホットドリンクは厳しいかな。

楽しみたい時に楽しみましょう。『程々に』ってね、私達みたいなのには難しい事だけど出来るようになってきたらすごく楽だから。

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