memo

▼2021/03/17:渦巻く珈琲、空は霙模様

就活が難航し続けている。今日も一件不採用通知が来た。挫けてはいられないし、今のところ落ち込んではいない。より魅力的な企業を見つけて応募したばかりだからだ。失業保険はもう切れてしまったが、貯金もあるし障害年金もあるのだから、と自分を落ち着かせている。まあ、貯金に関しては無いものと思った方が良いのも知っているが。
元々美容に関心が高い人生を送っているが、最近、求人を見ていると、私は化粧品販売よりも美容医療に関わりたい気持ちが強いのだと気が付いた。化粧品販売員、つまりはビューティーアドバイザーにも憧れは強いのだが、美容医療の施設(主に美容皮膚科)で働いている自分の方がイメージしやすいのである。どちらもお客様及び患者様に『美しさ』を提供、もしくは提案するお仕事だ。「美しくなりたい」気持ちと言うのは「自分を好きになりたい」と切望しているのと殆どイコールだろう。少なくとも私はそうだった。
幼い頃、幼稚園に入った頃からいじめられっ子人生を送っていたのだが、よく言われたのは『鼻が大き過ぎる』『眉毛が濃過ぎて可愛くない』『癖毛がみっともない』だった。これら総て、大人になった今現在では自分の好きな要素となっているのだから驚きである。私の場合、鼻が大きいのは確かだが、大き過ぎる事はない。筋も通っていると思うのと、メイクでシェーディングを施すと外国人のような彫深を演出する事が容易となる点で許容できている。眉毛は濃い方が素顔の時にメイクしている時とのギャップが生まれにくいし、形を整えさえすればアイブロウマスカラで色を変えたりと楽しめる要素が満載だ。癖毛については長年縮毛矯正で真っ直ぐに伸ばしていた時期も長かったのだが、今はお風呂上りに髪の傷んでいるところを補修するトリートメントをつけて乾かせば、良い感じのパーマヘアが実現できてなかなかに気に入っているところだ。美容室にも月に一度以上行っているので、ブリーチした割にはちゅるんとした髪の毛を保てている。
以前お風呂上がりのスキンケア諸々について語る記事を書いたことがあるが、ずっと同じケアをしているかと言えば違う。最近導入したのがミルボンという会社のアウトバストリートメントだ。エルジューダエマルジョンプラスと言って、ヘアミルクに入る部類だと思う。これをタオルドライをした髪の毛に揉み込んで半乾きになったところでアンドハニーと言うヘアケアシリーズのヘアオイルをつけて完全に乾かし、最後は冷風で髪に籠った熱を冷ます。するといい感じのパーマヘアの完成だ。如何にも『癖毛風のパーマ』に見えるらしく、最近ダウンヘアの時にはちょいちょい『どこの美容室行ってるの?どんなふうにオーダーしてる?』と訊かれる。私はしめしめと思いつつ『これ癖毛なんですよ。天然パーマです』と答える。所謂『簡単ヘアアレンジ』で有りがちな初めに髪の毛を軽く巻いておいて≠フ工程も要らない。元々が綺麗なパーマなのはなんてお得なんだろう!と今は思っている。適当にハーフアップにしてもキマるのだ。
しかし、嘗ていじめられていた私が居なくなったわけではない。今でも誰かに『可愛くないと思われたんじゃないか』『不細工に見えているんじゃないか』と怖くなることがある。それでも朝コンタクトレンズを入れる時には本当の自分が現れて『悪くない』と思うし、化粧が完成していく過程でどんどん美人になる自分が楽しくて、今日はこのお洋服を着るから、こんなメイクにしようと顔に色を置いていくうち『強い自分』に整っていく。百パーセントの美人なんてこの世には存在しないし、百パーセントの不細工も居ない。と私は考えている。嘗て大嫌いだった自分を、今では大好きだと胸を張って言えるようになれたから。


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