▼2024/05/23:永久保存される鈴蘭の毒
オリジナル小説のアイディアが降ってきている。最近、良い作品に触れる機会が増えた。小説でも楽曲でも、映像作品でもだ。この前『ハピネス』と言う映画を見てきた。下妻物語と同じ嶽本野ばら先生の小説を原作にしている作品だ。結論から言う。最高に面白かった。ネタバレにならないように言うと、原作以上の感動を覚えさせてくれる映画だった。序盤からぼろぼろに泣き、ポケットティッシュを使い切るくらい泣ける。久しぶりにメイクが落ちるまで泣いた作品だった。その日はスックの夏コレを付けて気合いたっぷりのロリータファッションで観に行ったのだが、半分正解、半分間違いだった。ヒロインが実在のロリータブランドの衣装を身に付ける映画なので、自分の手持ちで一番可愛らしいジャンパースカートとお気に入りのブラウスにニーハイソックスと厚底靴で向かい、メイクは前述のようにスックの夏コレ『涼苺』がメイン。それが流れ落ちるくらいに号泣した訳である。
それくらい最高の出来なのでぜひ観に行ってみてほしい、と書くが、多分これは私が原作を読み込んでいる所為もあるのだろうなとは思っている。中学校の図書室で出逢ったこの本は、自室の本棚にも存在する。嶽本先生の文章は細かなお洋服の描写と言葉遣いの可愛らしさが好きだ。エッセイも面白い。いろいろやらかした人ではあるが、文章の面白さとその知識量に変わりはないだろう。
良い作品とはこれだけではない。最近、YouTubeでゲームの解説や紹介動画を見る事にハマっているのだが、ミステリやホラーやアクション、サイキックなどが好みである。ゲーム機は全くもっていないので、あくまでも動画を見るだけだ。んで、出逢ってしまった新たな推しが居る。1999年に発売された『ガレリアンズ』と言うサイキックアクションゲームの主人公『リオン・シュタイナー』だ。グロ要素はあまりないが、サイバーパンクな雰囲気、キャラクター達のビジュアルや設定が非常に魅力的なゲームなのだが、声優さん達も非常に豪華な作品である。リオンは石田彰さん、彼にそっくりで双子のような容姿の『カイン』は同じ声だけど口調が違う(より皮肉屋だ)。敵キャラには子安武人さんが声を当てる『バードマン』や鈴村健一さんが声を当てる『レインハート』も居る。リタと言う女の子も可愛いし、ヒロインのリリアも別のベクトルで可愛い。衣装のデザインも素敵で、ストーリーは良い感じに救いが無い。
リオンは14歳と言う年齢故に危うさを感じさせる、可愛らしい金髪碧眼の美少年だ。ミケランジェロ・シティと言う架空都市の『ミケランジェロ記念病院』の隔離病棟で目覚めた彼は自分の名前以外総ての記憶を失っているのだが、それは(明らかによろしくない)お薬を投与されまくって脳を侵された結果である。しかしその薬のお陰で彼は超能力を発動し、拘束から逃れる事も出来た。その後彼は自分に呼びかけるリリアのテレパシーを頼りに自分の過去や背負わされた運命を探っていく、みたいな作品である。私はOVAを見てしまったのでゲームをやらずともストーリーを知っているが、ヤバいくらいに面白い。サイバーパンクとかスチームパンクが好きな人や、攻殻機動隊とか殺し合う美しき双子が好きな人にはたまらないと思う。個人的にはバードマンの死に方が呪術廻戦の伏黒パパと被って仕方ない。声も一緒なので。ちなみにお薬を摂取する時は経口摂取のものもあるが、基本は拳銃のような特殊な注射器での注射だ。かなり多い量の薬品を一気に投与する様子がまた背徳的でたまらない。想像してみてほしい、細身で愛らしくか弱く儚げな金髪碧眼の美少年が、痛みに顔を歪めながら自身に注射を打つさまを(わざと変態気味に書いています)。しかも超能力を使うたびに彼等は酷い頭痛に襲われるし、脳にも異常をきたしたりする。たまらんかわいい。声も石田さんが当てているだけあって痛々しいくらいに可愛いし、作中では変態気味の男に「かわいい」「自分のものにならないか?」とか言われるし、怪しい薬の売人には気に入られて違法薬物を流してもらうし。元々別の名前では医療物の二次創作を書いているので違法薬物や怪しい効果のあるお薬を使う作品は大好物だ。その上義務教育を受ける年齢の彼があんな目やこんな目に遭う、とか、割りと本気でプレイステーションワンを購入したくなった。
ちなみにこのゲーム、キャラデザが田島昭宇先生なのだ。「多重人格探偵サイコ」の大ファンなので其処もツボだった。
衣装もなかなかにファッショナブルでかっこいいし、登場人物たちの関係性もツボである。ハチャメチャに強い美少女と弟分で小柄な少年、それもかなり強く特定のこだわりがあるとか素敵すぎる。今の日本だと規制がかかりそうなくらい際どいテーマの作品だが、それを含めて面白い。ちなみにリオンとカインならカインが攻めだと思う。私は兄弟なら兄貴が攻めなのが好きだ。お互いにブラコンでも良いし寧ろそれが至高。
……すみません。ちょっと本性を出し過ぎました。可愛くて物憂げな美少年を好きじゃない腐女子ってあんまり居ないと思うんですよ…。カイリオ書いてくれる人いないかな。
さて、音楽も豊作で作業BGMに困らない日々です。米津さんは朝ドラの曲も歌うしジョージアのCDでは歌だけでなく踊ってもくれるし、相変わらず凄いし昔を知っているので感慨深い気持ちになる、けど、若干心配。働き過ぎじゃね? ちゃんと休んでる? 寝てる? 食べてる? 必要なら豚汁煮込んでおにぎり握って押しかけたい。あったかいお風呂に浸かってしっかり眠ってほしい。
オタクって、自分の推しには幸せでいてほしい人が殆どだと思うけど、私の場合豚汁とおにぎりを振る舞いたくなるのが最上級の愛情表現になる。何故その二つかは自分でも分からない。なので窪田正孝君とか浅村賢吾君、金田一一君とか不死川玄弥君にも同じことをしたいけど理由は分からない。
閑話休題、音楽の話に戻る。
昨年の紅白歌合戦にも出場したキタニタツヤさんも大好きなので、最新曲の『ずぅっといっしょ!』に見事にやられた。好きになった切っ掛けが『悪魔の踊り方』なので、こういうダークな作品が堪らん好きである。この曲、聴けば分かるが、タイトルとは裏腹な不穏にも程がある曲である。歪んだ愛情と言うか、大好きな人の心に永遠に残る傷になりたい女の子が描かれるが、まあ早い話がヤンデレ気味のメンヘラだ。現実で自分が病んでいるのに、それに飽き足らずフィクションにも病みを求めるのが我ながら懲りないと言うべきか。
曲調は激しめなので運動のBGMにもぴったりだ。これを聴きながら筋トレすると捗る。有酸素運動の時はカロンズベカラズの『エンバーミング』を聴いている。此方はシンフォニックメタルぽい、ちょっとV系チックな良曲だ。カロンズベカラズとは歌い手のSymaGさんとボカロPのナナホシ管弦楽団さんがタッグを組んでいるアーティストである。MVもとにかく格好良いし、妄想が止まらず、今日取り寄せたCDを受け取ってきた。んで、この曲を聴き続けてたら珍しくオリジナルの小説を思い付いてしまったのだ。長編なので時間は掛かると思うが、既に最終話まで妄想は出来ているので後は書くだけである。pixivのオリジナルアカウント(此処と同じ名前で書いてる)に投稿するので、第一話が書きあがったら此処に報告したい。因みに表紙はもう描いた。絵が描けるタイプの文字書きで良かった。タイトルも決めたし、主人公のビジュアルやサブキャラのビジュアル含めた設定も頭にある。今書いてる二次創作を書き終えたら手を付けよう。幸運な事に書くのは早い方だし。腱鞘炎に気を付けつつ励もう。
やはり、良い作品に出逢うと創作意欲が刺激される。インプットが足りていない自覚があったので積極的にいろいろな作品に触れていたが、どうやら補給は完了したようだ。創作のアイディアや意欲はATMと同じだ。振り込まないと降ろせない。なのでどんどん貯金して運用しよう。政府も投資が大事とか言うしね。