▼2024/02/19:氷砂糖から孵化する翅は
つい一昨日、ロリィタになろうと思い立った。心が傷ついて、辛くて、苦しくて死にたくて仕方ない。号泣しながらYouTubeの『お文具さん』のアニメ動画を見て、『自殺』『安楽死』と検索した結果を読んで泣き続けて日付が変わっても眠れない。翌日はどうにか仕事に行って働けたけれど、死にたさも辛さも消えなかった。こんなにも辛いなら死んでしまおうかと思いながら、それでも死にたくなかった。やりたいのにできていない事、書き切れていない小説やイラスト、追求したいメイクもある。そして沸々と『可愛い女の子になりたい』気持ちが湧きあがってきた。そうしないと死んでしまう気がした。次の日はたまたま休日で、紀伊國屋書店に赴いて目に留まった本──川野芽生さんの『かわいいピンクの竜になる』の表紙を開く。文体は初め『読み易い』以外の感想が無かったのだけど、数行読み進めてふと感じる。
これは、私の為に書かれた本だ。
ロリィタや可愛らしいもの、綺麗なものたちについて紡がれる文章はどうしたって素敵でしかない。私がずっと求めていたものが目の前に現れたと感じたから、迷わず会計に持って行く。
私は死にたくて仕方ない時や苦しくて辛くて耐えられない時、書店に向かう事にしている。書店は私が衝動買いを自分に許す唯一の場所だ。死にたいけれど死ぬのは怖い。やりたい事も行きたい場所も見たいモノも沢山ある。痛いのも苦しいのも嫌だ。涙が止まらない夜は何回あっただろう。今こんなに辛くて、私はいつになったら強い大人になれるのか。
仕事を辞めてしまおうかとも思った。でも、こんなにも居心地が良くて優しい人達ばかりの職場よりも良い所なんてあるか分からない。
こんなにも死に近い場所に居るのは久しぶりだ。戻ってきたと言っても良いかもしれない。だからこんなにもレースやフリル、リボンが恋しいのだ。薔薇の花弁めいた繊細な布を見ていると少しずつ心が癒される。十字架やお花や星々のプリントも愛おしいし、ふんわりと膨らんだスカート、チュールのパニエ、パフスリーブの袖も可愛くて仕方ない。暫くの間私は所謂一般的なお姉さんの格好をしていた。Vネックのワンピース、チャコールグレーにオーロラカラーのロゴが素敵なスウェットも嫌いになったわけじゃない。でも、今の私はアンシャンテリックアンシャンテリーの菫柄のワンピースやMILKのグラフィック柄スカートやさくらんぼモチーフのネックレス、星箱worksの星座モチーフスカートを身につけたい。どうせいつか死ぬなら、自分が本当にそう在りたい姿になっておきたい。
だから、まだ死ねない。もしも私が死んだら、この脳内に渦巻く素晴らしい物語は何処に行くのだ。あの魅力的な個性を持つキャラクターは生きる場所をなくすし、あの、歪みながらも美しい情景もどうなるのか分からずハラハラする場面も、使ってみたい取って置きの台詞が消えるなんて嫌だ。まだ死んではいけない。
それを思い出させてくれたこの本は、きっと私の為に書かれたのだ。
インテリアコーディネーターの二次試験に不合格だと判って、私の中で何かが崩れた。それまで如何にかやり過ごしていた日常がますます色を失くし、毎日死にたくて仕方なかった。過去形で書いているが、今も辛い。死なないとは決めたものの、生きている事がこんなにも辛いのは久しぶりだ。何をしても楽しくなくて、生きる意味を問い始めてしまって、ふとした瞬間涙がこみ上げる。色々と辛い事が重なってしまったのが要因の一つではあるものの、私は随分と無理を続けてしまったようだった。『これが普通なのだ』と自分に言い聞かせて必死に歯を食いしばり職場へ向かって、結局また折れてしまった。八時間労働は私にはまだ早かったらしい。
職場の皆さんにも、『矢野さん大丈夫?』と思われていたようだ。先月からずっと辛かった。苦しいし、生きているのがもう無理だと思いながら接客したって楽しくない。毎日、生きるのが苦痛だった。それでも自暴自棄にならなかった事は褒めて欲しい。それでも、毎夜号泣してから眠りに就く事が続くと普通に限界だ。
職場の上長には休職を勧められた。私もそうした方が良いように思えた。自殺するよりはマシだろうと。でも収入が途絶えると同時に私の趣味の幾つかは諦めなくてはならない。帰宅する途中、スマートフォンで傷病手当金について調べたのも無理からぬことだろう。私はお金がかかるタイプの女の子だ。如何にかやりくりして貯金しつつも好きなものを購入してきたのが本当に救いだったのだ。髪の毛を切って好きな色にするのにも、素敵なネイルアートを施すのにもお金が必要。コスメもお洋服もアクセサリーも時計も、タダでは手に入らない。だから働いてきたのに。
こんな病気になんて、なりたくなかった。けれども、此処で死んだら病気に負けたと認める事になる。
戦ってやろう。負けて堪るか。この脳内で絶えず生まれる物語を書き尽くすまで死んでなんてやらない。死神の大鎌を持つ腕に蹴りをかましてやろう。どうせ骨格しかないんだから直ぐに折れるでしょ。私は死んでなんかやらないし、そうそう簡単に倒れて堪るか。これは宣戦布告だ。何処の誰か知らないが、私は一筋縄ではいかない女の子だ。
みたいに思った影響なのか、一昨日くらいからロリィタになりたくて仕方ない。ふわふわのフリル、シフォンの袖やきゅっと結ばれたリボン、繊細に編みこまれたレースを纏って街を歩きたいのだ。過去にゴシックロリィタだったこともあるが、今は玄よりもパステルカラーやダスティカラーのふわふわした色遣いやイチゴやさくらんぼのモチーフに心惹かれる。天使とか、お人形とか、エルフとか、ユニコーンとか。可愛らしいものを自分に許せるようにもなったし、今までなら可愛すぎて敬遠していたものを『可愛すぎ。欲しい』と思って昨日は買い物三昧だった。戦利品の写真は後でInstagramにアップする予定。
ロリィタになると決めてから、年齢も急に気にならなくなった。今年三十二歳とか、お洋服や装いに関係ないしただの数字だ。誕生日は私の製造番号。単なる記号でしかない。だって、私が可愛い格好をしていても誰にも迷惑をかけないのだ。寧ろメンタルが悪化して休職する方が迷惑だと思う。
私は自分を救うために可愛くなるのだ。金平糖みたいに甘くて、蜂蜜みたいにツヤツヤで、重なり合う花弁みたいに瑞々しい装いこそが相応しい。決めた。私はロリィタとして生きていく。
▼2024/02/13:今日も余裕で後ろ向き思考。
最近のよしなしごとを語る。相も変わらずコスメ好き且つ美容マニア且つお洒落が大好きだ。そして、一般的な人とは金銭感覚に大分ずれがある。この前友人とサロンデュショコラへ行ってきたのだが、その日私は二万円以上使ってチョコレートをたんまりと買ってきた。友人はサロンデュショコラ初参加だったため、こんなにも沢山のメゾンが参加してお客さんも押しかけていると言うのにとても驚いていたのだが、多分彼女は私の買いっぷりにも驚いただろうと想像に難くない。二人で興味のあるメゾンを回っていったのだが、私は気になるショコラを見つけて金額と見合うと感じたらほぼほぼ即決で購入していた。彼のマイケルジャクソンみたいに『This,This,This』と指差してポンポンポンポン購入して紙袋を増やしていった。ちなみに一人で食べたしバレンタインデーを前にしてもう食べ終わっている。賞味期限をずらした意味は何処にあったのだろうか。
よく行くファッションブランドの店員さんや知り合いには『そんなにチョコばっかり食べてお肌荒れないの?』と訊かれたが、荒れない。私はあまり食生活が肌に現れないタイプの肌質なのだ。羨ましいと言われるが、体型にはバッチリ現れるので安心してほしい。でも今年は其処まで体重は増えなかった。きっと仕事が忙しいからだろう。任せられる仕事も増え身体を動かす事を厭わない私は、今日も売り場づくりに精を出している。
さて、美容やコスメ好きも変わっていないのだが、結構前に此処に書いた時とはスキンケアやお化粧事情が変わっている。最近の美容について書き連ねていこうと思う。
まず、洗顔料は朝は資生堂の『エリクシールシュペリエル バランシングバブル』、夜は『ロゼット洗顔パスタ 白泥』を使っている。バランシングバブルはジェル状の洗顔料を手に取るとムースのような濃厚な泡に変わるタイプだ。朝早くに洗顔料を泡立てる手間が省けて良い。加えて洗浄力が丁度良く、昼間のテカリがかなり軽減された。ロゼット洗顔パスタの白泥は乾燥肌向けの処方で、此方も濃厚な泡が立つ。夜はジバンシィのクレンジング『レディトゥクレンズ』を変わらず愛用しているが、遂にこの商品の廃番が決まってしまった。ので、次は資生堂『dプログラム』のクレンジングオイルに乗り換える心算だ。使い心地は確認済みなのと、ジバンシィの半額で購入できるのでまあ良しとしている。
続いて化粧水。顔は以前書いた時と変わらず資生堂の拭き取り兼導入化粧水の『オイデルミン(L)』、ボディは菊正宗の『日本酒の化粧水』のセラミド・ナイアシンアミド配合のものを惜しげもなく塗布している。両方とも何回もリピートしている良品だ。オイデルミンのお陰で次に使う化粧水の吸収も良くなるし、落とし切れなかった余分なものたちを落とす事が出来る。日本酒の化粧水は安価で大容量なのに効果が抜群で、これのお陰で乾燥などのトラブルはほとんど起きていない。
続いて顔には『エリクシールリフトモイスト』の化粧水と乳液を塗る。本当はコットンを使うべきなのだろうけれど、お肌へ摩擦を起こしたくないので掌で塗布している。共に肌に合っているのか、最近艶玉が出来ていると感じる事が増えた。そして同じく資生堂のレチノール入り美容液『エリクシールスポットクリアセラム』を適量塗ってからジバンシィのアイクリーム『スキンパーフェクトアイ』を塗ってお肌は完了である。これは夜用のケアだ。この他にマジョリカマジョルカ『ラッシュジェリードロップEXプレミアム』と言う睫毛美容液も使ってから寝る準備に入るのが毎日のルーティンだ。時折これに『oneskin シカフェイスマスク』が加わる。
朝用のケアはもう少し簡単だ。洗顔の後のオイデルミンとエリクシールリフトモイストの化粧水までは同じで、乳液の前にビタミンC入り美容液の『ダーマL ウルセラC』を鼻を中心に塗り広げ、日焼け止め成分入り乳液の『エリクシール ブライトニングデーケアエボリューション WT』を重ねてUV対策をする。ボディ用日焼け止めはスキンアクアの『スーパーモイスチャージェルc』のSPF50+でPA++++をしっかりと塗り込む。紫外線対策は重要だ。最近シミが目立って来たので、中学生くらいまでは日焼け止めを塗らなかった自分をぶん殴りに行きたい時が結構ある。
あらゆる美容は紫外線対策と保湿が欠かせない要素だと思っていて、何故なら老化の原因の80%は紫外線だと言うし、保湿はあらゆる肌悩み解決の原点だと感じているからだ。1年365日日焼け止めを塗るようになって何年も経つが、あの時始めておいてよかったと思うので。
しかし、化粧品だけで解決しようとしてもできない事だって多いのではないだろうか。或る方がスキンケアを見直そうと思うが、その前に生活習慣だよねと仰っていたのに激しく同意だ。私は現在、毎日入浴はしても洗髪までするのは面倒で、翌朝筋肉トレーニングの後でシャワーを浴びる序に洗ったりもする。仕事をする時間帯が変わって、夜遅くまで外にいる事が増えたためだ。八時間労働を始めて三ヶ月程経つが、それなりにハードなので帰った頃にはクタクタになり如何にか顔と身体を洗えても髪までは手が伸びない事も多いのである。しかしそれを気に病んではいない。朝食後にトレーニングをこなし、そのままの勢いでシャワーを浴びて髪を洗うのも乙なものだ。トレーニングのメニューにはいくつかのパターンがあるが、大体はラジオ体操第一第二の後でスクワットやボクシングめいた身体を捻る運動、背筋を鍛える運動(両腕を曲げたり伸ばしたりする)、プランク(ツイストプランク1分、その後普通のプランクを1分半。30秒ごとに休憩を10秒入れるので3分で終わる)や腹筋を鍛える運動(好きな音楽を聴きつつ4種目程)の後で有酸素運動として踏み台昇降運動を20〜30分行う。この為に専用の踏み台を購入したが、良い買い物だった。同居の祖母も愛用している。
私は元々大の運動嫌いで体育の授業が苦痛で仕方が無かったのだが、今では自分にあったトレーニング方法を見つけて寧ろ体を動かすのが好きになってきた。特に踏み台昇降運動はYoutubeの好きな動画を観ながらできるのもあって週に5回はやれている。最近よく見る動画は『KER』と言うチャンネルのもの。アメリカで生まれ育った日本の血を引く男性とその友人二人(一人はIQが140の日本育ち、もう一人はトライリンガルでフランスへの留学経験ありの人)で色々な企画をしていて序でに英語の勉強にもなるのでおすすめである。
他にも踊ってみた動画や歌ってみた動画が好きなので、それらを観ようと思ったらまず踏み台を用意するのだ。好きな事をしながら同時に身体が引き締まるとか嬉しい事しかない。
食習慣は……夜食を辞めるのがなかなか難しいが、それ以外は比較的健康的な気がする。大根おろし入りホットヨーグルトも続いているし、毎日野菜と果物を摂るようにもしている。お米にはもち麦を混ぜるし、お弁当は彩りよく作るし、休日の作り置きも同じくだ。発酵食品も良く食べる。菓子パン好きがなかなか治らないので、最近『ベースフード』と言う完全栄養食のパンを箱で買ってみた。朝ご飯にはそれと大根おろし入りホットヨーグルトとバナナが定番だ。果物は時期にもよるが、バナナを食べる機会が一番多い。カリウムが摂れて浮腫みを防いでくれるし、含まれている糖質が多種なのでエネルギーに変わるスピードが丁度良いのだ。秋は柿や葡萄を食べ、春から初夏は苺やさくらんぼも良く食べる。梨とか蜜柑も好きだ。
料理はまだまだ趣味レベルだけれど、最近だと長谷川あかりさんと言う料理研究家さんのレシピを作る事が多い。調味料は最小限なのに素材の旨味を引き出すのがお上手で、どのレシピも簡単でとても美味しい。セロリと鶏ひき肉の塩焼きそばや緑の夏野菜を使ったスープ、アサリの缶詰を使ったお素麺が特にお気に入りだ。
人は誰でも老化するし、身体はだんだんと衰えていく。しかしそのスピードを遅らせることはできると思う。今年で三十二歳になる私は、今から『奇跡のアラフォー』と呼ばれたいと努力する事に決めた。今のところ実年齢より若く見られる事も多いので、それを維持したい。歳を取りたくないと言うより、自分の納得いく容姿でいたいのだ。これは女だからと言うより、『美しくいたい』と言う欲ゆえだ。嘗て容姿を馬鹿にされ続けた過去への復讐である。私の見た目を貶してきた奴等への復讐だ。こんなにも美人で可愛くなったぞざまあみろ! と言ってやるのだ。
まあ、一番は可愛く美人でつよつよ女子になりたいんだけども。メンタルの弱さはもうどうしようもないので、見た目だけでも強くしたい。だから今日もスキンケアを頑張るし、ネイルを長持ちさせるべくハンドケアもしっかりとする。ネイルオイルで3000円近いものを使うようになるとは思わなかった。
自分の見た目を磨いていると、自然と自信が伴ってくる。自分の人生で最後まで一緒なのは自分だけだ。だからその自分を納得のいく状態に整えておきたい。
メイクアップコスメを買う欲も止まらない。最近友人のお母さまからディオールのサンククルールと言うアイシャドウを頂いたのだが、これがもう可愛くて使いやすくてお気に入りになってしまった。ナーズのアイシャドウも粉質が良くて、仲良しののBAさんに会いたいのもあってついついカウンターへ足を運んでしまう。ファンデーションにも良い出逢いがあり、ジバンシィの『ソワンノワール セラム ファンデーション』とカバーマークのソリッドタイプファンデーションをダブル使いしているのが一番いい肌状態になる。フェイスパウダーはジバンシィの『プリズムリーブル』でチークはナーズのクリスマスコフレ……本当にデパコスばっかり使ってるな私。だってコスメって値段と効果がある程度は比例するんだもん……
ちなみに、アイシャドウは韓国コスメを使う事も多い。色遣いが絶妙なものが多く、マットな質感なものが多いのが使いやすいのだ。マットなアイシャドウで瞼にグラデーションを作り、大粒のラメやパールを乗せるのが一番好き。アイラインはキスのプラムカラーや3650と言うアイライナーのグレーを使うと抜け感があって良い。最近、マスカラ以外に黒を使わなくなった。アイブロウはケイトの新作アイブロウマスカラがとても優秀だ。リップもジバンシィを使う事が多い。次点でディオールとナーズだ。
以前書いたと思うが、私は過去の怪我の所為で嗅覚を失っているのにも関わらず、デパコスブランドの香水を愛用している。自分ではわからなくても『良い匂いの人』でいたいからだ。ジバンシィにディオール、シャネルやフローラノーティスジルスチュアートを気分やなりたいイメージに合わせて使っている。お陰で店で会う人に『すごく良い匂いする』と評される事も多い。
美人で、可愛くて、良い匂いで、いつもお洒落な店員さんでありたい。最強に可愛くて素敵な女性でありたい。過去への復讐とは書いたが、これは自分自身への救済だ。大丈夫、貴女はこんなにも可愛くて美人で素敵な人だよ、と昔の自分に言ってあげたい。それが本当になった頃、私は今よりも泣かなくなるだろうか。
▼2024/01/04:新年を祝いたいけれど
皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。年末年始は久しぶりに連休だった。昨年の大晦日は日曜日だったため普段の休みが日曜日と木曜日になる事が多い私は公休だったのだ。元日は元々所属している商業施設がお休みなので二連休と相成ったのだ。
貴重な休みは全力でエンジョイした。買い物や美味しい物を食べる事、めいっぱい冬のお洒落を楽しみ大好きなコスメのお店で年始に発売されるコスメを予約した。これら総て自分に与えられたお金で払っているのだから気分も良くなると言うものだ。ぶっちゃけ罪悪感が無いのは気持ちが良い。
十二月は生まれて初めて一日八時間労働をこなす事が出来た。しかも皆勤だ。酷い頭痛やメンタルの落ち込みは有った。頭痛に関しては痛み止めを飲むしかなく、メンタルの落ち込みはとことんまで落ちてから這い上がるよう心掛けたのが良かったのかもしれない。私の場合、中途半端に落ちるよりとことんどん底まで落ちた方が回復が速い。深夜、遅番の後で疲れを引きずり布団に入ろうとすれば嫌な気分に支配されるときがある。自分で自分を殺したくなる。そんな時はそれを否定せず静かに沈むようにしている。好きな音楽で且つ気分に合うものを大きめのボリュームで聴いて、いつの間にか泣いている事も多かった。でも泣きつくして鼻の呼吸ができるようになった頃には気分が浮上する事が多い。よく言われるのだが、私は切り替えが早い。落ち込んで落ち込み過ぎて自分を傷つけて通院、まで行く事はほとんど無い。大体は自分の力で自分を浮上させる考えが見つかるのだ。
例えば、最近だと自分の認識の甘さや常識の無さ、仕事への配慮の足りなさに気付き全力で落ち込む事が多く、また注意されたり忠告されたり指摘される事が多かった。正直へこむし生きていたくなくなるくらいには辛い。でもそれをする人達は私を傷つけたいからする訳じゃない。自分の仕事の妨げになるのが嫌な時もあると思うが、私がより良く仕事ができるように言ってくれている時もあるし、会社の利益を守ろうとしているのだ。そう考えると『それで死にたいって雑魚過ぎないか』と思えるのだ。皆は私が期待に応えるだろうと思ってくれているから指摘するし指導する。それにマイナスな感情はきっと無い。そう考えられるようになると自分一人の力で浮上できるようになったし、それが普通の人なんだろうなとも思う。なので、落ちる度に『自分はまだまだ病気と闘い続けてるんだな』と実感する。忘れていた病識を思い出す瞬間だ。今年の十月で就労継続支援事業所のサポートは節目を迎え、その後は定期面談は無くなる。若干の不安もありつつ、このまま行けば意外とすんなり一人で社会で生きていける気もしてきた。自分の部屋で夜中に暗くなることがあっても、他人に迷惑をかけているわけじゃない。健康的ではないけれども。
あれだけ死にかけて失敗したのにまだ死にたい自分には驚くのを通り越して呆れているが、多分これは一生続く。死にたいと思いながらでも生きることはできる。死にたいって思っても、本当に死にたかったらもうとっくに死んでいると思うし。
最近ふと思ったのは、人間暇だと余計な事を考えるのだなと言う事。趣味が多くやりたい事が尽きないのは、暇にならないようにする為なのかもしれない。仕事をしながら『死にたい』と思い続けていても仕事は待ってくれないしお客様のご要望には応えないといけない。年末年始は正に関ケ原の合戦の様に忙しく『死にたい』と感じながら『死にたいと思ってる暇が無いな』と思うようになった。私は普段多趣味だと言われる。勉強したい事も沢山ある。そうなると身体と時間が足りなくなるわけだが、それは自分が無意識に余計な考えに陥らないようにしているのかもしれない。一種の自己防衛なのだ。だから普段は何も考えない時間がほとんどないのかもしれない。
話は変わるが、私は聴覚が過敏だ。故に常に自分の好きな音楽を聴くようにしている。それをしている間は何かしらの妄想をしている為文字通り何も考えない時間が無くなるのだ。私は私なりに自分の生き方を自分を生かす方へ近づけているのだろうと思うようになった。これは成長と言って良いのだろうか。それとも逃避? どちらでも良いけれど、もう少し力を緩めて生きてみたいなとも思う。ストイックだとよく言われるし、真面目と言われる由縁でもあるのだろうけど。
今年も死にたいと思いながら、死んだら出来ない事をやりたいから生きるんだと思う。取り敢えず、今月も皆勤を目指そう。主治医には怒られるかもしれないけどね。
▼2023/11/19:爪先に装うは降誕祭の彩り
つい先日、インテリアコーディネーター試験の一次試験に合格した。現在は二次試験の勉強をしている。一次試験は筆記試験だったのだが、今年からやり方が変わり、マークシート方式だったのがパソコンでの選択式になった。合格のボーダーラインは70%らしい。マークシート方式だった時よりも問題数と制限時間が減っての受験で、36問を120分以内に解かなくてはならない。しかし、受験した私は根拠のない自信を感じながら問題を解いていた。受験時間を半分以上残した状態で総ての問題を解き終わり、見直しを三回終えたところで途中退室して受験を終えたのだ。自己採点が間違っていなければ80%は解けたと思う。そして今月の半ばにメールで結果発表があったのだが、マイページにログインしないと結果を見る事が出来ず、自宅で確認しようと届いたメールを見ていたら、結果発表のメールの前に『二次試験のご案内』のメールが届いていた。当然ながら二次試験には一次試験に合格しないと参加できない。盛大なる出オチである。
そんな訳で第一関門を突破したので自分で自分を褒めたたえた。序でにご褒美としてケイトスペードのピンクサファイアのピアスとクローバー柄のアームウォーマーを購入した。働いていて本当に良かったと思う毎日である。
話はかわって、最近ダイエットが結構うまくいっている。一ヶ月で1.8キロ程体重が落ちたのだ。筋トレと有酸素運動は毎朝の日課となりつつあるが、休まずに仕事へ行くと、週に5日は7時間の立位作業をするので余計なものを食べない限りは痩せるらしい。私は分かりやすくブランド大好きショッピング大好き人間だ。お洋服を購入する機会も多く、この前ココディールと言うお気に入りブランドのウエストがゴムじゃないボトムのSサイズがするっと入ったので、つい嬉しくて購入してしまった。ココディールは比較的に細身のブランドで、基本的にLサイズの物は存在しない、意識を高く持たないと似合わないかもしれない。少なくとも私は肥っていないし肥っていると言われようものなら相手を金属バットでフルスイングするが、まあ、お洋服にも許されたので今後も頑張っていきたい。
一度運動が習慣になるとやらないと逆に落ち着かなくなってきた。体型維持にも言える事だし、スキンケアやヘアケアにも言える事だが、今の自分の肌や体形や髪の毛のコンディションは、過去の自分の努力の結果である。過去の自分にありがとうと言いたいし、未来の自分にお礼を言われるような生き方が出来たら嬉しいし、未来がワクワクするものに変わると思う。元々好きだったスキンケアやヘアケアとは違い、運動は習慣づくまでが大変だったが、趣味にしてしまえばこっちの物だった。
何より、完全私服勤務で皆がお洒落な職場に居ると否応も無しにお洒落でいなければと思うようになる。少しでもお洒落でありたいし、可愛くていつも笑顔がチャーミングな販売員でいたい。だって、今ほどに楽しくて遣り甲斐のある仕事を知らないんだから。
インテリアコーディネーターの資格は、今の仕事にも活きてくる資格だ。私は現在アルバイト従業員だが、いずれは正社員になりたいと思っている。その為にも努力して試験を突破したのだ。主治医含む周囲からは『頑張り過ぎないでね』と言われているので少しだけ手を抜く時もあるが。
休むと怠けるは別物だが、今一つその区別がつかない私は『取り敢えず頑張っておくほうが楽』と思ってしまう傾向がある。頑張り過ぎる≠ニ程良く頑張る≠フ境は何処にあるんだろう? たまには自分を甘やかすけど、何処までだったら許されるのか、今度の受診の時にでも訊いてみようか。
この前支援員さんと受診した際、私は残薬調整をお願いして、メモを元にどの薬が何錠要るかを主治医に伝えたのだが、それは私の病気の患者には珍しい事らしい。私としては薬の無駄を減らす事で医療費の削減を狙ってのことだったのだが、これは完全に前職の影響だろう。今でもドラッグストアや薬局で専門用語がポロっと出る。湿布が欲しいので『ロキソプロフェンナトリウム入りの貼付剤ください』と言ったら一発で医療関係者だったことを見抜かれたことが何度かある。
これも勉強の成果だ。やっぱり勉強は楽しい。楽しいからやり過ぎてしまうのだろう。きっと、大好きな分野や興味が強い分野を学んでいると脳内麻薬が出るんだろうな。エンドルフィンとかノルアドレナリンとかドーパミンとか。
二次試験が終わったら、ちょっとだけお休みしようかと考える休日の夜である。
▼2023/10/30:世界を救った事の無い名前も無きヒーローへ
古くからのブログ仲間に、文房具や手帳について語るのがお好きな方がいる。彼女はブログ内で色々な手帳やそれの活用術について話していて、読んでいる私も来年から手帳にこだわってみる事にした。私自身、画材が大好きなので文房具には縁がある方だ。地元では一番大きな文房具店で沢山の商品から吟味して、王様のブランチとペイジェムと言う企業(違うかもしれないけど此処では仮称として企業と呼ぶ)がコラボレーションしたらしい手帳を購入して、書く内容も決めた。私は去年の六月くらいから『接客記録ノート』と『心の美容ノート』をつけている。接客記録ノートとは文字通り『日々の接客に就いて記録する』ノートだ。一日の終わりにその日の自分の接客やそのほかの業務について振り返り、自分自身を俯瞰して次の日をより良くする目的で記録している。印象的なお客様について購入商品や会話の内容を元に『他のケースとの類似点』『他のケースとの相違点』『何故この結果に至ったのか、その要因』を書き記している。基本は読み返した時の為にうまくいった内容を記す事が多いが、今一つな時にも記録する事がある。
心の美容ノートは大好きな漫画の『メンタル強め美女白川さん』の主人公白川桃乃さんが作中でしたためているものを真似させてもらった。白川さんは作品タイトル通りとてもメンタルが強めで、社会人生活で周囲から受けるストレスを跳ね返し強く美しくチャーミングに生きている女性である。私も彼女の様に可愛くて最強の女の子になりたいと思って真似させてもらったのだ。悪口を言われても、笑顔でいるだけでなく自分の肥やしにも出来てしまう彼女にはとても憧れる。と同時に『自分も意外とこういうところあるな』と思わせてくれる漫画だ。
さて、手帳の話に戻ろう。私は元々、日記を書こうとすると続かないタイプだ。誰かに提出しろと命じられたわけでもない文章を書いて(それも趣味の小説とは全く違う文章)毎日毎日ペンを握るのも面倒くさいと思うタイプなのだ。しかし去年の六月、職場の研修で憧れの先輩が接客の記録の為に手帳をしたためていると知って、つい真似したくなった。それが意外と面白くて今でも続けているので、興味のある分野について記録するのは実は好きなのだと気付いた。それが『日記』と言う義務的な名前だったから続かなかったのかもしれない。
そして、来年の手帳には週ごとに詳しい予定を書き込む為に設けられたのであろうちょっとしたスペースがある。其処に短い日記を書いてみようと思うのだ。接客に関していても、していなくても良い。忘れたくない嬉しい出来事や勉強になった事例、これからやりたい事、思い付いたお洒落についてアイディアなど、兎に角記録しておきたい事を記録していこうと思う。
それらの他に一日の中で一つだけ、最もうれしかった事を書く。出来るなら、読み返して明日が楽しみになるようなものが良い。生きていて幸せな事ばかりじゃないし、死にたくなる日の方が多いけれど、それでも生きているのはとても楽しいから、その気持ちを失わない為にもきちんと書き記しておきたいのだ。
統合失調症と診断されてから十五年ほど経つ。その前からずっと死にたい気持ちを抱えて生きてきたけれど、生きてて良かったと思った事も沢山あった。第一、死んだら自分の死を喜ぶことも出来ないのだ。死んでよかった≠ニ自分自身の死を喜べる存在はいないのだと最近ようやく思い至って、取り敢えず死ぬまで生きてみようと思う。
因みに今日は精神科の通院日で、相変わらず希死念慮が強めだと言われ『無理はするな、頑張らなくていい』と言われまくり、通院同行してくれた支援員にも『矢野さんは本当に頑張ってますもんね』と言われ、頑張っているらしい本人が一番自分を追い詰めているのだと言われている気持ちになった。まあ、無理させ続けてきた自覚はあるんだけども。
そんな私を無理させず正当に評価する言葉にもなるかもしれないと思い、手帳を購入してみた。元々スケジュールは紙で記録する派だ。それに付随した形ならどこへでも持って行くし、どこででも書ける。自分の人生は一度きりだ。過ぎた時間は戻らない。これが永遠に続いてくれたらと言う喜びは確実に終わる。ならばせめてそれを思い出す縁になる文字を綴ってみたい。
話はかわるが、つい先日、観葉植物を鉢で購入した。ウォーターマッシュルームと言うたっぷりの水と陽射しが好きな可愛らしくユーモラスな葉っぱの植物だ。昨日セットで購入した植木鉢に移植した。今も同じ机の上で青々としている。切り花を買う事も多かったのだが、切り花だといずれは萎れて枯れてしまう。何より私の世話を必要とする何かが欲しかった、と書くと少々不健全だろうか。このウォーターマッシュルームは、私が世話をしないと枯れてしまうし、きっと私を裏切る事はないだろう。そんな存在が欲しかったのだ。死にたくなっても、私以外に世話できないこの子の為に生きる気持ちが湧いてくるかもしれない。だって、本当は死にたくないんだから。
こんな物騒な文章を書いていても社会人として立派に働ける。幾つものペルソナを持つ私は、明日も『善き店員』のそれを被って口角を上げながらお客様に挨拶するのだ。
▼2023/10/08:初秋はご機嫌な足取りで
気温も湿度も下がり、秋本番といった様相の北海道札幌にて、今日も仕事に励んでいる。つい先日インテリアコーディネーターの一次試験を終えてきたが、現在は受けられるかもわからない二次試験の勉強をしている。例年だと十月の半ばに一次試験が行われていたのだが、世界中に跋扈する流行り病の影響もあり今年度から試験の形態が変わった。以前は受験生たちが決まった日時に会場に集まっての筆記試験だったのが、受験生任意の日時にテストセンターと呼ばれる施設に赴き、パソコンで回答をする形式になったのだ。なので、設定された期間内なら自由に会場を選べるし、時間も調整が効くようになった。私は九月中に受験して二次試験への準備期間を多くとる作戦に出て、それに合わせて勉強してきたのだ。但し、一次試験の結果が出ないと二次試験を受けられるかはわからない。故に受けられないかもしれない試験の勉強をしている訳なのである。
まあ、一次試験の自己採点が間違っていなければ多分受かっているであろう手応えはあった。あまり期待し過ぎると後で痛い目を見るかもしれないので、自分の力を過信しないようにはしている。二次試験の内容は図面の作成と小論文である。こんなブログサイトを十年以上続けている私は、文章を書く事には抵抗が無いしむしろ大好きだし、趣味で二百話以上の小説を綴ってきた。なので小論文の方はあまり心配していない。問題は図面の作成だ。試験ではインテリアコーディネーターの自分にクライアントからの依頼が来たとの設定で部屋の図面を描く。このサイトに以前から通ってくださる方ならば、私が美術学生だったことはご存じかと思う。しかし、私が得意なのは人物画や静物画なので、部屋の様子を正確に時間内で(しかもオリジナルで家具をデザインしたり、着彩も含まれる)描くと言うのはあまり経験がない。某ユーキャンで対策をしつつ、一歩一歩前に進んでいる感じだ。
それでも全く美術に親しんでいない人よりはアドバンテージがあるだろうとも思う。今日も三時間ほど勉強して実際に図面を描いてみた。漫画家を目指していた頃の私は兎に角背景を描くのが苦手だったが、試験で求められるレベルの画力はあると思われる。後は数をこなして図面を描く事に慣れていくしかない。幸い体調が安定してくる季節なので、調子は悪くない。
この資格を取れたら、私は正社員になる道をもう少し速足で進めるだろうか。実務も二年目を終えようとしていて、気付けばレジ業務も覚えて毎日そこそこに楽しく働いている。お客様には『貴方とても素敵ね』『お人形さんみたい』と微笑まれ同僚には『普段から丁寧だけど、レジにいる時はもっと丁寧で良いですね』と評され、上長には『今の笑顔超良いよ!』と褒められている。楽しい。お洒落な格好をして、お洒落で可愛い物を販売したり提案する仕事は、大変な事は有れどとても楽しい。
正直、再就職がなかなか決まらず悩んだことも少しはあった。でも今思うのは、多少時間は掛かっても自分にぴったりな職場を見つけられたのだから、あの時間も思いも無駄ではないと言う事。今でも定着支援では『矢野さんはかなりのレアケース』と評される。普通の精神障害者はこんなにも接客業を楽しめないし、私が有するくらいの商品知識を身につけるのも難しいらしい。まだ試験には受かっていないが、お客様のお部屋をコーディネートするお手伝いはさせて頂く事がある。お客様のツボに嵌まる商品や色遣いを見つけていく作業はとても楽しくて遣り甲斐がある。『この組み合わせとても可愛い! 買います!』と言われた時の快感や達成感は堪らない充足を齎してくれる。
今私は障害枠で勤めているが、健常の人達と同じ正社員の枠を目指せる実力があると評価されてもいる。もしそれが実現したら、通っていた就労移行支援事業所でも初のケースになるらしい。普通の人として生きるのではなく、ハンデを持ちながら働いて普通の人と同じくらいの実力を発揮できれば、この病気に『勝ち続けている』と言えるのではないだろうか。
死にたい気持ちは、成りを潜めているように見えてもふとした瞬間顔を出す。でも、死んだら出来ない楽しみたちが私の腕を引っ張るのだ。もっと楽しんでいこうぜ、私。
▼2023/09/18:希死念慮をコーティングした生命維持本能
前回は完全にマイナス思考の塊な記事を書いてしまい申し訳ない。あの時はなかなかにメンタルが落ちていた。今も若干の希死念慮めいた思考があるが、その薄膜を剥がすとこれから待っているであろう楽しみに対する欲求が出てくるのだ。私は未だに芯の部分が大人になり切れていなくて、思う通りにならない現実に自分の命を人質にして脅迫を仕掛けている。本当にガキだなぁと我ながら思う。普段はよくできた大人の仮面を被って仕事をしているが、中身は赤ん坊を漸く抜け出したくらいだと思う。所謂魔の二歳児くらいだと思う。さて、メンタルはそこそこに回復したのでいつも通りよしなしごとを書いていこうと思う。最近、来年の手帳を購入した。去年の六月くらいから私は接客に就いてノートにしたためているのだが、ふと他の日常の事も記録しておきたい欲求が生まれたので、来年の手帳は日記としても使えそうなものを選んでみた。日記と言っても一ページ丸々書くわけではない。ほんの二、三行とかでも良いし、もう少し長くても良い。その日にあった嬉しかったり楽しかった事、問題があれば今後どうして行けばよいと思うのかを記録してみようと思った。
中学生の頃から文章を書く事を趣味としているが、継続は力なりと言うように、今の私は言語能力や文章能力に長けた人間だ。脳内で纏まらない思考を取り敢えず書き出してみたら、意外な解決案が浮かぶ事も多々ある。文章を書けることはきっと当たり前じゃないのだろうとも思うし、それを趣味として何年も続けているのはもっと当たり前じゃない筈だ。
そんな考えのもとに手帳を選んで購入し、早く書き始めたいと思いつつ資格試験の勉強をしている。インテリアコーディネーターの一次試験はいよいよ今週だ。この前職場の先輩に教えていただいた教本兼問題集も解き終わった。点数を鑑みるに、私の成績はB判定。合格圏内ではあるが、楽観していられる成績ではない。あと数日の過ごし方で合否が決まってくると感じた。ぶっちゃけ高校受験よりも力が入っている。あの頃周囲の大人達が繰り返し言っていた『勉強は大切だ』と言った意味合いの言葉の意味を理解できたのはごく最近の話で、今中学生や高校生の自分にアドバイスができるなら『今のうちにもっと勉強しなさい』となるのだろう。私も(先述の言葉には矛盾するが)大人になったのだ。
正直、働きながら勉強も趣味もするのは結構大変だ。私の場合、家事を担ってくれるおばあちゃんが居るから如何にかなっているのだろう。来月にはおばあちゃんの誕生日が来るので、何をプレゼントしようか考え中である。
試験の日とその前日にはお休みを頂いているので、全力を尽くして挑む心算だ。周囲の人達には『本当に努力家だよね』とか『勉強とかこの歳で良く続けられるね』などと言われるが、一度『取りたい資格を見つける→勉強する→資格試験に挑む→合格する』が快感になってしまうと逆に止められない。仮に合格しても次はこれを取りたいとか学びたいとかが出てきて、本当に時間が足りないしからだも足りない。もしインテリアコーディネーターに合格出来たらそれに関連する社内資格も取りたいし、英会話も勉強したいし、TOEICも受けたいし、手話も勉強してみたいし、色彩検定にも挑戦したい。やりたい事も知りたい事も尽きないのだ。
そんな私を精神科の主治医は『統合失調症でもかなりの躁寄り=xと評する。鬱症状への薬も飲んではいるが、躁に寄っているし、寧ろ鬱寄りじゃないからこそちょっとの鬱状態に敏感になるのだろうか。最近の傾向として『仕事が上手くいく→仕事楽しい!生きてるのって素晴らしい!みたいな状態になる→ちょっとした出来事で鬱になる』みたいな流れがあるなと気付いた。もしもバランスを取ろうとしているのであれば、ちょっと極端だと思う。以前、発達障害の人の傾向で『物事に白黒つけないと気が済まない』と言うのがあると聞いた事があるが、私も発達障害の傾向があるらしいので、何事も極端なのはその辺に関係しているんじゃないかなと考える事がある。
この仕事に就いて早二年。色々と悩み泣いて喚いて難しい案件にはメンタルをやられてバックヤードでは号泣してきた私だが、割りと楽しく仕事をしている。対応できない案件には代わってくださる方も居るし、皆頼りになる仲間だ。精神障害と生きながら接客業を楽しめるのは幸運だと思う。おまけに『接客が上手いし、直ぐにお客様と仲良くなれる』とか評価されるとかなりうれしい。今の私はお客様に声を掛けられても焦らずに対処できるし、焦ったとしても表には出ない。落ち着いた店員の仮面を被る事が出来ているのだ。まあ内心では大海原に浮き輪なしで飛び込む感じなんだけども。
昨日、職場で月一の定例面談があった。予てより私は、『就業三年目には正社員になりたい』と思ってきた。そして、出来れば『障害枠の正社員』のポジションに就きたいとも思っていた。しかし店長と話して、その考えが少し変わりつつある。健常の人と同じ正社員のポジションを目指しても良いかもしれないと思い始めたのだ。
私が正社員になりたい一番の理由はお給料だ。身もふたもない発言だが金が全ての世の中、人生を愉しむには金が要る。趣味にもお金がかかるし自分自身の見た目を良くする為には金に糸目をつけない人間なので。コスメもお洋服も鞄を始めとした小物も大好きだし、最近だとアクセサリーにもお金をかけている。この前、大好きなケイトスペードで鞄とブレスレットを購入した。本当は年末に自分へのご褒美で買う心算が、我慢できなくなって買ってしまった。だって可愛いんだもん。貯金がある方で良かったと思う。しかし今年は結構羽目を外してしまっているし、物が増えすぎたのでメルカリとかを利用して不用品(ときめきを感じないお洋服とか鞄とか靴とか)を売ってお金にしようかなと思っている。たまーに失敗したなぁと思う買い物もあるので。
そして、来年の今頃には一人暮らしを始めたいので少しずつでも節制していこうとも思う。正社員になりたい理由は此処に関わっているが、もっと言うなら自立したいのだ。もう三十路を過ぎて一年経つ。色々と大人になりたい今日この頃だ。
▼2023/09/04:過去の自分は殺せなかった
統合失調症と診断されたのは、十七歳の時だ。それ以前からも私は多分、精神的におかしいところがあったんだと思う。初めて死にたいと思ったのは五歳の頃の話だが、それとほぼ同時期からの私は、私と言う別の人間を演じているような気分を抱えて生きてきた。前に此処でも書いた事があると思う。自分に起きている出来事でもまるで外側から(若しくは内側から)眺めているような気分になるのだ。それは何かをしている時、ふと訪れる違和感のようなもので、瞬間瞬間に『これは本当の私なんだろうか?』と疑問に思う。鏡に映る自分を見ている時も良くこの状態に陥る。特にお風呂場ではそれが顕著だ。『今此処に居る自分は本当に自分なんだろうか』『私は何処に居るんだろう。これは私じゃない別の人間の人生なんじゃないだろうか』と思い始めると一度思考を止める事にしている。深呼吸をして自分の手を見る。この角度で掌を見る事が出来るのは私だけだからと思えるのだ。
過去に二回本格的な自殺未遂をしているが、その直後はそれどころじゃなかったのか、自分が自分じゃない気分に陥る事は無かった。ただ、自分が現実に生きていないまるで夢の中みたいな感覚は続いた。
この思考の始まりは何処だったんだろう。そして、あれだけ死ぬような思いをして生き残ったのに、なぜまだ死にたいのだろう。
ぶっちゃけ、今の人生は楽しい。仕事もプライベートも充実している。まあ、最近趣味の方面で使っていたSNSに危機が訪れたりしてその趣味が出来ない状態なのはストレスだが。けれども多趣味なので、他の趣味や資格試験の勉強でそこそこに忙しく時間が足りない日々を送っている。自分磨きもお洒落の研究も楽しみながら続けている。コスメ関係で月に幾ら使っているのか考えるのは怖いので遠慮したいが。
そんな楽しくて充実している日常を送れているのに、ふとした時死にたくなる。これはきっと思考の癖だ。それも悪癖であり、なのに呼吸と同じくらいに馴染みのある行為。手首を切ろうとも高い所から飛び降りようとも思わないが『死んじゃおうかな』『あー、死にたい』と心の中では呟いてしまう。主に職場でそう思うのは、少なからず仕事がストレスの源になってしまっているからなのか。自分でやりたいと感じた仕事な上、とても恵まれている職場なのに。
前々から感じていた事だが、私は私自身の命を人質にとって、思う通りにならない現実(主に周囲の人達)を脅迫している気がしてならない。なんて幼稚なんだろう。そうも思うから、一度も口に出した事はない。ただ、私は自分の命を軽く見過ぎている気もする。周囲の命も同じくらい軽く見ている。嫌な態度を取られると『死んでしまえば良いのに』と簡単に思う。これは本当に良くない癖だ。本気で死ねと思う訳ではないけれど。
最近、このブログでは書いてこなかった話題だと思う。此処での私は精神病を抱えながらもそこそこ明るく前向きに振る舞ってきたから、読んだ人は驚くかもしれない。でもこれも私だ。死にたいと願いながら、他者にも死ねと思う。私にとって死は常に身近で、隣人にも近い存在だ。一度向こう側に行こうと本気で実行してしまったら、逃げられなくなった。いつだって死は私に手招きをする。その手を取るつもりは今のところはないけれど、また絶望が訪れた時、私はそれを振り払う事が出来るのか、あまり自信がない。
積極的に死にたいのではなく、死にたいような消えたいようなぼんやりとした不安に纏わりつかれるのは、メンタルを病んだ人間にはあるあるなのだろう。その手を取ったとして、残された人達はどう思うのかを考えられるうちに縁を切りたい。でも、死にたいと願わない私になれる自信もなかった。この先、幸せな事と苦しい事、どれくらいの割合で訪れるのか、せめて知りたい。この世界にさよならを告げた方が良いのか判断がつくから。
やりたい事も知りたい事も食べたい物も尽きないのに、誰にも疎まれていないのにこんなにも死にたいのは、結局のところ、これ以上傷つきたくないからなのだ。傷ついて苦しくて辛くてどうしようもなくなる前に、それを味わう前に死んでしまいたい。
だって、私は弱いから。笑っちゃうくらいに弱くて、傷ついたらすぐに立ち上がれなくなるから。死ねば、楽しい事もないけど辛い事もないもんね。
▼2023/07/06:鮮緑は薬指に収まった
先月、一人で東京の友人の所へ遊びに行ってきた。昨年末くらいから計画を練ってきた旅行で、初めて自分一人でホテルや飛行機の手配をしたのだが、とても楽しい旅行となった。東京とは言っても、どのあたりに行くのかでどれくらいの軍資金を用意するのかは結構変わると思う。今回は友人と相談して、銀座と新宿を中心にお買い物とお食事に重きを置いた日程にしてみた。現在私は、月の収入から二万円ほどをご褒美貯金≠ニ言う名目で貯金している。ご褒美貯金とは、誕生日と年末に少し金額が大きい物を自分にプレゼントする為の貯金だ。誕生日は六月なので、年末とはちょうど半年くらい離れている。そうなると単純計算では十二万円ずつ貯金が貯まるので、結構いい感じに自分へのご褒美が買えるのだ。今回の旅行はその資金にプラス十万円ほど貯金を軍資金にしてめいっぱい楽しんできた。
社会人になって初めて東京に行ったので、こんなにも楽しい街だったのかと驚くとともに、自分がこんなにもブランド志向な人間だったのかとも驚いた。一緒に遊んだ友人には『最初からそうだと思ってる』と言われたが。写真を撮るだけ撮ってインスタグラムにも上げていないが、ものの見事にブランド物ばかり購入している。
お買い物は何処でしても楽しかったが、特に楽しかったのは銀座のケイトスペードニューヨークだ。路面店で、一階から三階まで総てがケイトスペードのお店と言う、このブランドが大好きな私にはたまらないお店である。腕時計を見ていた時に声を掛けてくれた店員さんがたまたま私と同じようにオタク界隈の方だったのもあり(友人もオタク)、ジャンルは違えど一気に打ち解けて一時間半ほどずーっとお喋りしていた。店員さんのジャンルは地下アイドル、友人のジャンルは某スポーツ漫画、私のジャンルは某医療系ドラマで、ベクトルも次元(オタクは2次元と2.5次元と3次元のように対象によって次元が変わる)も違うけれども持っている情熱の度合いが同じくらいだったため、オタク特有の1.5倍速の喋りで色々な事をお話しできて、本当に楽しいお買い物だったと思う。結果、腕時計とワンピースを購入。楽し過ぎて色々余計な事を口走っていないか若干心配である。
お食事も友人のおすすめのアボカド料理専門店や、生牡蠣が食べられるイタリアンレストランで美味しい物ばかり食べてきた。勿論体重は増えた。これから減らそうと思う。銀座シックスと言う商業施設ではディオールとラデュレのコラボカフェでアフタヌーンティーを頂き、ホテルの近くに成城石井があったのでちょっとお高い朝食を買ったり、お土産も美味しそうなものを大量購入してしまったので、帰りの荷物が増えに増えて大変だったが後悔はない。
さて、今回の旅行で実感した事がある。多分、私は運が良い人間だ。
旅行の初日に友人と向かった百貨店で、友人はクレドポーボーテの化粧下地を見たいと言うのでついて行ったのだが、私もクレドのリップがずっと欲しかったのに買えていなかった。札幌のお店は軒並み売り切れで、いつ入って来るかもわからなかったのだ。しかしその百貨店のサンプルには入荷待ちのシールが付いておらず、聞いてみたところ在庫があると言われる。即行タッチアップをして貰って購入した。ピンク色のラメがぎっしり入った可愛すぎるリップで、まさか変えると思わず内心小躍りである。しかもそれはその日に入ってきたうちの最後の一点だったという。
次に、ノワールドプーペと言うジュエリーショップで天然の宝石が付いた指輪を購入した。モルダバイトと言うその宝石は、厳密に言うと石ではなく天然のガラスの一種なのだが、まあそこは置いておく。初めはアメトリンやピンクトルマリンやロンドンブルートパーズなどのメジャーな宝石を買おうかなと考えていたのだが、淡いグリーンのモルダバイトが目に入り、「可愛い色だな」と思って試着してみる。薬指に嵌めると何となくしっくりくる。石の名前を訊いて『モルダバイト』との名前は初めて知った。一度外して別の石も見てみたが、友人にどれが似合うと思うか訊くとモルダバイトじゃないかと彼女は言う。私もそう思ったし、何か、買わないと後悔しそうな気がした。結果、その指輪を購入。それも最後の一点だったそうで、その時は「良い買い物をしたな」くらいにしか思わなかった。その日の夜、ホテルで写真撮影をしてから左の薬指に嵌めてみる。淡いが鮮やかなグリーンは肌馴染みも良く、森の深緑を思わせた。
その後も旅行はとても楽しく、大満足な休暇を終えた私は、こんな感じで毎年六月に旅行をして自分にご褒美を用意しようと考えている。
地元に帰って来て、と言うか、六月に入ったくらいから程良い調子のよさが続いている。服用している鬱の薬が倍量になってからしばらく経ち、良い感じに効いているのだろうと思っている。そんな日々の中、『実は私って運が良いんだな』と実感するようになった。米津さんのライブの席はアリーナ席の最前列だし、銀テープも取れた。旅行はとても楽しく欲しい物は全て買えた。顔や体形など、見た目も自分がある程度満足できるレベルを保てているし、自分の好きな服装やメイクが似合うと言われる。ずっと通いたいし髪の毛をお任せできる美容室も見つかったし、ネイルサロンも睫毛サロンも同様。仕事はお客様に恵まれているのかそこそこに楽しい毎日だ。自分にとっての弱みを強みに変える方法も何となくわかってきた。
そんな感じで丁度いい自分でいられる時間が増えてきて、資格試験の勉強もまあまあ順調だ。このままのペースなら無理なく試験に挑める。
今日、ふと思い立って東京で購入したモルダバイトについて調べてみた。天然石の勉強をしていた時期があり、或る程度の事は分かるのだが、初めて聞いた名前なので興味が湧いて検索してみる。チェコのモルダウ川近くで発見されたのが名前の由来で、上記の通り天然ガラスの一種なので厳密には石じゃない、けれども強いエネルギーを持つ宝石と言われていて、人気のあるパワーストーンなのだそうで。そして、この石はしばしば『持ち主を選ぶ』と言われているらしい。石が持つエネルギーがとても強く、相性の良くない人は持っていると体調を崩す事があるとか。また、相性が悪くなくてもモルダバイトフラッシュと呼ばれる一時的な症状が現れたりもするらしい。そして、この石に選ばれた人は『初めは購入する心算じゃなかったのにどうしても欲しくなった』『この子を連れて帰りたい』『一目見て心惹かれた』などと思うと言う。私もそうだった。何でか、この石が気になり、連れて帰ろうと決めた。友人に似合うと言って貰えたのもあるが、上記の通り、買わないと後悔する気がしたのだ。実際、買ってよかったと思う。
この石には、持ち主の思考を現実化させる力があると言う。と言う事は、私の様々な目標達成の手助けをしてくれるのではないかと思った。購入する時にはただ可愛いという理由で手に取ったが、もし私がこの石に呼ばれたのだとしたら、この先良い事が沢山起こるのかもしれない。最近調子が良いのはそのおかげだとしたら。普段あまり考えないスピリチュアルな事を書いている自覚はあるのでツッコミは受け付ける。しかし、本当に最近の私は運に恵まれている。こう素直に思えるのも幸運の一つだろう。初めて聞いた名前の宝石は、今日も私の左薬指に収まって、深い森の鮮やかさを持って輝いている。
▼2023/05/21:今年一番の幸運を
昨日は大変に良い一日だった。何年かぶりに米津玄師さんのライブに参戦してきたのだ。以下、ライブの演出等でネタバレに当たるかと思うので追記にさせて頂く。続きを読む>>