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▼2022/09/07:カフェインでドーピング、即ち名作の予感

九月になって少し時間が過ぎた。今日もせっせと小説を書き上げる休日だ。好きなキャラクターの誕生日が近いのでそれを寿ぐお話を綴り、投稿済みである。現在私は月に二本小説を書き上げる事を自分に課している。二度目の就職をしてからずっとこのペースだ。一作当たりの文字数には開きがあるが、平均すると一話辺り一万文字強。それを二週間ほどで書き上げる生活を送っている。元々文章を書く事が好きだしお話を考える事も好きだし、読む事も好きなので、常に頭の中で妄想やら空想が広がっている。暇な時には好きな曲を聴きつつ好きなキャラに歌わせたいとかあのキャラはドラムでこのキャラはベース、とか割り振りをして妄想MVを脳内で作成する。非常に楽しい。
一個前の記事で仕事がとても楽しいと書いたが、ここ最近は仕事が最高に楽しい。接客が上手くなってきた自信がある。
私は現在働く店では一番下っ端の位置にいる。入社して来月で一年になるが、まだまだ出来ない事も多い。また、うちの店ではある程度働いている人には『担当カテゴリ』と言うものが出来るのだが(要は専門分野)、私にはまだそれが無い。なのでどの商品がいくら値上がるとか廃番になったとかは知らされない為、都度都度担当者に質問しないとお客様からの問い合わせに応えられない事がある。陳列のこだわりとかも分からない(良し悪しがあるようだ)。レジにも入れない為基本フロアに居る事が多く、その分フットワークは良くなったように感じる。それに、お客様からすればわざわざレジに行くよりフロアを回遊している私に質問する事が多いのだろう。毎日いろいろな質問をされる。しかし、それで鍛えられた結果お客様に声を掛けられてもビビらなくなったし、大体の商品の場所は把握している為直ぐにご案内できるようになった。継続は力なりだなと本当に思う。
以前は金額の大きな商品をご案内するのにはかなり心の労力を要していたが、最近だとスムーズにご案内できるようになったし、配送料金や商品の仕様などの知識もついてきた。この前も幾つか高額商品をご希望のお客様にきちんと対応できて、上長には『完璧な接客です』と褒めていただけた。それも勿論嬉しいが、お客様の「丁寧にありがとう」との言葉が本当に嬉しい。自分の仕事を褒めていただけることはこんなにも嬉しくて飛び跳ねそうになるんだ、と少し驚いた。
それが少し前の話で、昨日も嬉しい出来事があったので自慢させてほしい。昨日の出勤後二時間ほどしてからの事、
或る商品をじーっと見ているお客様がいらしたので声を掛けると『プレゼントに好きなものを選んでいいよって言われたんです』と仰って、自分へのプレゼントを選びに来たとの事だった。初めはその商品群でも比較的安価な商品にしようかと思っているとの事だったのだが、いろいろお話ししたら一番高額なのにするとの話になった。「そう言えばあれも欲しくて…」と仰るのでその商品もご案内し、配送専用の商品な旨も伝え配送料や組み立てが必要な事もお伝えすると「なるほど。組み立ては多分できます」との事で、それも検討範囲に入ったようだった。
その商品の売り場から奥に進むと、うちの店で最も高額な商品が陳列されている。その商品を見たお客様が目を輝かせていたので「試しに使用されますか?」と言えば「良いんですか!?」と言われたので「勿論です」と答える。結果、お客様はその商品を気に入り、幾つかの部品に分かれる商品で組み合わせが幾通りかあるのをお伝えして組み合わせを二人で考え、その場合の価格と配送料を私が確認している間にお客様は別の高額商品を購入しようか検討し始め……と総額二十万円ほどになりそうだが、お客様は「全部素敵。欲しい」と仰って「今は手持ちがないから」と仰り私の名前とシフト(いつ居るか)を訊いてきた。非常に驚く私に「お姉さんが居る時に買いに来たいの」と笑顔で仰り、本当に嬉しくてメモに名前を書く指が震えそうだった。
一個前の記事で書いた、『貴女が居るから、またこの店で買い物したい』と思って貰える店員になる。と言う目標がまた達成されたからだ。
正直、お客様の対応を本当に一人でこなしたわけじゃない。色々先輩方にも助けて貰った。でも、必要な所は全部一人でこなせた。それが誇らしくてうれしい一時間強だった。素直に「お客様とお話しできて楽しかったです」と言えた。それでお客様が照れたように笑うのも、上長に「すごかったね!」と言われたのも、先輩に「なかなかある事じゃないよ」と言われたのも努力が実った結果と思っておこう。あと、暫く色々頑張ったからご褒美が貰えたことにしておく。その後も何人かのお客様とお話ししたが、皆にありがとうと言って貰えた。やっぱり接客って楽しい。
前の仕事を辞めた時はかなり見切り発車だったが、如何にかなったしむしろ今の方が幸せだし遣り甲斐も感じる。
えいやっと辞めて良かったなぁ本当に思う。
今度、お世話になった就労移行支援事業所で利用者さんのインタビューに答える事になった。どうやら雑貨の販売職に就きたい人が居るらしく、私の話を聞きたいんだそうだ。何を訊かれるかは知らされていないが、『いつも通りの矢野さんで来てほしい』と言われているので完全なる仕事モードで行こうと思う。洋服もメイクも仕事仕様で挑むのが、就職のため努力するその人への礼儀だと思うんだ。

▼2022/08/13:さよならは私から言った

お盆である。私にとっては実の父が亡くなってから初めてのお盆だ。花束でも抱えて墓参り、なんてことはしない。私にとってあの男は、この世で一番憎い相手だった。過去形なのは、既にこの世に居ないからである。
私は幼稚園と小学校、九年ほどに亘っていじめを受けた。私をその幼稚園に通わせることを決めたのはあの男で、小学校もあの男が家を建てた学区の小学校だ。それも、いじめっ子と認識している人物も通う小学校である。その後北海道から本州へ引っ越したが、引っ越し先でもいじめに遭い自殺を考えた。助けてくれたのは父ではなく母と担任だった女性教諭だった。中学に上がって、あの男は刑法に触れて逮捕され、それを理由に両親は離婚している。私が統合失調症になったと推定されるのは高校生の時。その時あの男は拘置所から私宛に手紙を送っては近況を聞きたがる。
私は泣きながらそれを読んでいた。私の趣味の一つ、絵を描く事を教えてくれたのはあの男で、当時私は漫画を描いて生計を立てたいと考えていたからだ。夢を与えてくれたのはあの男だったのも事実で、でも私が苦しむ理由を寄越したのもあの男。その後無職で生活保護を受ける中私に金を無心したり怪文書を送りつけたり死ぬ死ぬ詐欺をしたりと様々な嫌がらせを繰り返すあの男は、昨年九月に息を引き取った。身体じゅうが病魔に侵され、どの病気が死因かもはっきりしなかったらしい。血縁の誰にも看取られる事無くこの世を去ったあの男へ抱いていた憎悪や恨みは、未だ私の中に息づいていたらしい。
嘗ての私は、あの男へ明確な殺意を持ち本気で殺してやりたいと具体的な方法まで考えが及んでいたのだが『あの男を殺した所為で私の人生を滅茶苦茶にしたくない』と心にブレーキをかけてあの男と接点を作らず連絡先も教えない事を徹底して対応していた。そんな中二度目の就職活動で現職の実習が始まる直前、あの男は死んだのだ。正直驚いた。あれほど憎んだ男の死に何ら感慨もわかず何とも思わない。寧ろそこから始まる相続放棄への手続きの煩雑さに辟易するだろうとの予感に憂鬱になったくらいで。
私にとって、今の職場はほぼ理想通りのそれである。この仕事を得るために必死で努力して、今ではとても楽しく遣り甲斐の感じられる日々を送っている。そして、あの男が死んだ今、私には殺意や憎悪を向ける対象が存在しない。そこでハッピーエンドならよかったのに、今度は自分にその矛先が向いてしまったようだった。まるで呪詛返しである。あの男を本気で呪ってしまったから、同じくらいの何か≠ェ返ってきてしまったようなのだ。
私は、今現在幸せだと感じる自分を呪っていると言われた。この幸せはそう長くは続かないと、絶対にいつか現実に裏切られると、だから幸せになどなれないと自分に言い聞かせていた。だってそうだ、本気で幸せだと感じる時間が
、その幸福感が強ければ強いほど、奪われた時の傷は大きいのだ。だから、幸せだと思ってはいけない。傷ついてまた死のうとしてしまう前に踏みとどまらなければ、また飛び降りてしまう。あの男への殺意を押さえていた時のように、私は私の感情にブレーキを掛けた。

私には元々解離の症状がある。幼稚園の頃から自分が自分ではない感覚を持っていた。客観的な主観とでも言えばいいのか、直ぐに現実の自分と精神的な自分を切り離すのだ。以前いじめを受けていた頃に現実逃避として空想ばかりしていた影響もあるのだろう。恐らくだが、『いじめられている自分は自分ではない』と自己防衛として行なっていた癖のようなものだ。癖と言えば、私はちょっとした理由で『死にたい』と内心で呟く事が多い。死にたいと思わない日の方が少なかった。死にたいと思っている時は不思議と本当に死にそうな行動はとらないから、これも自己防衛だったのだろうか。
しかし、その客観的な主観が仕事では役立っている。接客の後でそれを振り返る際にお客様から見た自分を評価するのにはとても役立つし、元々趣味で様々な人物の視点で小説を書くおかげか色々な人の思考パターンが身に付いているので相手の立場に寄り添う事が出来るのだ。
そうやって仕事を続けてきたが、最近嬉しい出来事があった。私の所属する店は最近リニューアルオープンをしたのだが、改装のための休業中は近隣の店舗でヘルプの業務にあたっていた。その際、自店で何度か接客をしたお客様がいらしていて『お久しぶりです』と声を掛けたらお客様も私を覚えてくださっていて、声を掛けた事をとても喜んでくれたのだ。リニューアルオープンの日をお伝えしたら『絶対行くね!』と言って下さり、リニューアルオープン当日、本当に来てくださったのだ。嬉しかった。店長は『お客様とお友達になれたね!』と褒めてくれた。うちの店舗の掲げる目標の一つに『お客様と友達になる=店のファンを増やす』があるからである。
上記の事を就労移行支援事業所の担当者の方にお話ししたら『矢野さんにお客さんが付いたんだね』と言われた。そこではじめて私は、就職する前に抱いていた目標の一つを達成したと気付いたのだ。

『貴女が居るから、またこの店に来たい』と思って貰える店員になる。

そう決めて接客を頑張ってきた。それが実を結んだと初めて分かった。だから、こうも思う。もう、誰かを憎むのを辞めよう。自分の幸せを否定するのもお終いにしよう。私は幸せになって良いし楽しく生きて良いんだ。その言葉が初めて腑に落ちた。幸せになっていい。もう、不幸に浸る生き方は終わりにしよう。
それからは仕事がもっと楽しくなった。遣り甲斐もこれからへの希望も強くなった。初盆を前に迎えられる家もないあの男の安寧を、ほんの少しだけ祈る今日である。


▼2022/07/23:純度が高まる夏

二週間ぶりに自室の掃除をした。ついでに要らないコスメも断捨離したら、出てくる出てくる使用期限がヤバそうなコスメとそのサンプル。貰った際に使ってしまえばいいものを溜め込んでおくからこうなるのだと自分に言い聞かせるが、まあこの溜め込み癖は多分治らない。部屋中の埃を拭い水拭きと乾拭きをし、掃除機をかけてコロコロも掛けたら気分もさっぱりした。やはり『部屋の乱れは心の乱れ』なのだろうか? そもそもそこまで乱れてもいなかったが。
最近また本をぽつぽつと購入したせいで本棚のキャパシティがいっぱいいっぱいである。相変わらず美容やコスメの話が好きでよく購入するが、最近新刊が出たメイクの解説本が面白い。『メイクはただの魔法じゃないの』と言う書籍だ。六多いくみさん著の漫画作品で、初心者向けの『ビギナー』と中級者向けの『テクニック』がある。両方とも二巻まで発行されていて、何処で知ったのかは忘れてしまったがネットでも一部話題らしい。
ビギナーの方は『世界で一番わかりやすくメイクを解説する本』と言った感じで、本当に初歩の初歩から優しく教えてくれるメイク及びスキンケアの入門書と言えると思う。スキンケアコスメの選び方とか、そもそも自分の肌は何肌≠ネのだ? との疑問に答えたりとか、メイクをしようと思ったら手始めに何から取り組むべきなのか、とか。個人的に一番参考になったのは、基本の眉の描き方だ。一昨年化粧品検定を受験して合格したのだが、教本を読む前にこの漫画で学んでいたのでスムーズに理解できたのだ。
合格後に当時通っていた就労移行支援事業所にて女性のメンバーさんにメイクのプレゼンテーション≠行なった。その頃私は美容業界に就職したいと考えていて、メンバーさんは就職活動で役に立つメイクを知りたかったので双方に利益があるからと美容部員とお客様≠セと想定してタッチアップめいたメイクの解説を行なったのだ。事前にメンバーさんにはアンケートに答えて貰ってメイクの悩みをヒアリングしたうえで臨んでいる。彼女の悩みは『メイクをしていてもメイク感が出ない事』『目元のくすみと茶ぐまが気になる事』だったので、私は先程の書籍を参考に『眉、睫毛、頬、唇の四つにポイントを絞ってメイクをしてみる事』『メイク落としの際には目元を擦らず落とす為にポイントメイクアップリムーバーを使用する事』を提案した。
メイクをする際、よく言われるのが『眉は顔の額縁みたいな存在である』だ。眉の形や毛並みが整っていれば、それだけで顔立ちがはっきりするしメイク感がアップする。その際顔のパーツの大きさや位置で綺麗な眉を各ガイドラインが分かるのだが、多分言葉だけではイメージしにくいだろうと考えたので、私はメンバーさんの似顔絵を描いてイラストで解説する事にした。かなり喜んでもらえてとても嬉しかったが、それ以上に支援員の方が喜んでいて、そのイラストはスキャニングされて記録に残されたらしい。美術系で良かったなと思う。
勿論ベースメイクも大切だ。メンバーさんはCCクリームのみでベースメイクを済ませているとの事だったので、コンシーラーとフェイスパウダーを使う事をお勧めし、そうすると顔色が均一になるので血色感を足せば更にメイク感がアップするからとチークカラーも勧めた。最後にリップを丁寧に描けばそれだけで好印象なメイクに出来るし、彼女に買い足して欲しいコスメも最小限に出来る。出来上がりは支援員の皆さんにも好評で、メンバーさんにも喜んでもらえて私も嬉しかった。最後に『ドラッグストア等で購入できるお勧めコスメ一覧』をお渡しして終了したのだが、彼女は私よりも先に就職が決まり、仕事の為にメイクに役立っているらしいと聞いてガッツポーズしたのも良い思い出である。プチプラで使いやすいコスメを紹介する文章は、書いていてとても面白く、データは印刷して記念に残している。
ちなみに、目元のくすみや茶ぐまが気になる人の多くが、目元を擦る癖があったりメイクを落とす際に力を入れ過ぎている傾向にあると考えている。と言うか、多くのコスメ関係の皆さんがそうだと指摘している。くすみや茶ぐま等の色素沈着に関わる物質の一つがメラニン色素だが、これは紫外線を浴びたり皮膚を擦ったりすると活性化するのだ。元々メラニン色素は皮膚を守る為に作られる日傘のようなもので、それが少ない白色人種は黄色人種よりも皮膚癌になりやすいと言う。つまり、メイクを落とす為に擦り過ぎるとメラニン色素は増えてしまう。それがくすみや茶ぐまの素となるのだと私は解説した。アレルギーを持っていて痒みの所為で目元を擦るのも同じことだと言うと、支援員さんが「私それだ!」と驚いていた。意外と知られていない事実だったらしい。
こう言う知識を貯め込み時には発信する事で喜ばれると、もっともっと勉強して色んな知識を身につけ、それを発信して誰かに喜んで欲しいと思う。今私は販売職に就いているが、その仕事で役に立つ資格の勉強を本格的に始めようとしている。以前合格した『登録販売者』よりも難しい資格だが、やって見せる。
最近、仕事でお客様に熱中症対策グッズを販売する際に前職で得た様々な対策をお伝えしたら「丁寧にありがとう」と言って貰えた。嬉しい。そして楽しい。私はやっぱり接客が好きなのだ。お客様に喜んでもらえると本当に嬉しいしこれは生き甲斐だと思える。
両手に商品を持ったお客様が居たので買い物籠を渡しに言ったら、以前何度か店に来てくれているお客様で、少し立ち話をして盛り上がったところを上の人が見て『お客様と友達になれてるね』と評価してくれた。うちの店の目標の一つが『お客様と友達になる』なのだ。友達を増やすとは、ファンを増やす事に繋がるらしい。なので、一見商品とは関係ないお話で盛り上がっていても怒られない。お客様が『楽しかったから、またここに来よう』と思ってくれれば成功と捉えるのが今の店の方針である。以前はお客様に話しかけるのが怖かったのに、今はそれがとても楽しくワクワクする行為になった。
最近だと声を掛けやすい店員になったようで、一人のお客様に対応したら次々と声を掛けられることも多い。遠くから「店員さーん」と呼ばれる事も増えた。それだけ販売員らしくなったのだとしたら、とても嬉しい。実は店がリニューアル準備中なので、オープン後は忙しくなると思う。でもその忙しさが少し楽しみでもあると夏の午後にしたためている。

▼2022/05/26:肉弾戦に持ち込め

この前の給料で、また美容に投資した。私はブラデリスニューヨークと言うブランドのブラジャーを使っているのだが、そこのコルセットを購入してみたのである。ブラデリスニューヨークとはお洒落な補正下着のブランドだ。ブラジャーが特に有名らしい。うちの家系は代々巨乳の女性が多い。母方も父方も同じくだ。私の胸はFカップかGカップのブラジャーが丁度良い大きさである。しかし、洋服を着ると大して巨乳には見えないのが悩みだった。着痩せするとは本来嬉しい事の筈なのだが、胸に適用されるとまた話は別である。胸の左右が離れていて谷間が無いのも悩みだ。カップ数だけならばグラビアアイドル級なのに何故、と思っていた時、ブラデリスニューヨークの下着の存在を知ったのだが、その時はまだ無職だったので、就職してお給料をもらったら絶対に購入しようと決めていたのだ。
そして昨年十月に現職に就いて、お給料日に銀行に赴き、そのままの足でブラデリスニューヨークの下着を扱うお店へ向かった。フィッティングや着け方及び洗い方のレクチャーを受けて今日まで毎日サボらずに続けている。
胸の方は大分いい感じになって来た或る日、Twitterでフォローしている美容アカウントやダイエットアカウントの女性たちが『コルセットで痩せた』『肋骨も締まってウエストラインが綺麗になる』と呟いているのを見て、ほう、と思った。それまで私の中のコルセットのイメージは腰痛治療の医療器具であったり、見てくれだけを整える目的の、言ってしまえば見せかけの良いスタイルを作る道具≠セった。中世ヨーロッパの宜しくないイメージもある。しかし、実際には結構違うらしい。現代のコルセットはダイエットやシェイプアップにとても効果的な道具になり得るのだそうだ。勿論物理的にウエストを締め上げるのでサイズは身体に合った物を使うべきだが、巧く使えば食欲を抑制しつつ、即座にウエストを細くできる。姿勢も良くなるし、腰痛改善にもなる(私はあまり実感していないが)。今月のお給料日に購入して毎日着用し、二週間ほど経ったが効果は絶大だった。くびれがこんなにも出てくるとは思わなかったし、食欲の抑制になると同時に余計なおやつを買わなくなる。物理的に食物が入らないのだから、我慢するという意識にもならない。姿勢は元々よく褒められるのだが、背筋は自然と伸びて楽に良い姿勢をキープできる。着けるだけでこんなにも良い事があるなら、もっと前から着けておきたかったとよく考えている。

さて、最近のトレーニング事情について語らせてほしい。このサイトのトップページにも書いている通り、私の趣味の一つに筋肉トレーニングがある。つい最近まで週に五回くらいのペースで行ってきた。ほとんど毎日である。しかし、トレーニングの内容を見直した結果、筋トレは一日おきに行う事にしてみた。筋トレとは、筋肉に負荷をかけて筋繊維を破壊し、それが修復するのに伴って強化される。この繰り返しで筋肉が育っていくのだが、私のようなペースで筋トレを行なってしまうと修復の時間が無くなってしまうらしい。このままだと効率よく腹筋を割れないかもしれないと考え、筋トレと有酸素運動を交互に行う事に決めた。実のところ私は有酸素運動が苦手なのだが、以前続けていた踏み台昇降運動を行う事にした。最中にはYouTubeを見たり音楽を聴きつつ読書をすれば、あっという間に時間が経つ。大体四十分くらいやっているが、良い汗がかける。身体がほぐれるストレッチも日課にしている。典型的なストレートネックで頭痛持ちなので、首と肩のストレッチを重点的に行なっている。それと同時に足の筋肉のストレッチも強化した。前腿を伸ばすのと内腿を伸ばすのを繰り返すと気持ちがいい。そうして温めた身体をお気に入りの入浴剤を入れた湯舟に放り込んで一日の疲れを清算するのだ。Instagramにも投稿したが、お気に入りの入浴剤とは石澤研究所の『リラク泉 ゲルマバス』である。これは匂いや色を楽しむのではなく、身体を温め発汗させることによってそう快感を味わう目的の入浴剤なのだろうと思っている。何せ、二十分浸かると二時間有酸素運動をするのと同じ効果があるらしい。実際に同じ効果かは分からないが、この入浴剤を使った日は身体が軽くなるのを実感している。美味しい物を食べてしっかり運動をし、汗をかいたところでお風呂に入る、と言うルーティンをこなすだけで気分もすっきりする。ストレス解消にもなる。
そう言えば、私は食べる事がストレス解消にはならないらしい。それよりも小説を書いたり筋トレをする方が満たされるようだ。その過程で良い文章を書ければ嬉しくて気分は高揚するし、小説執筆の間は何も食べないのでダイエットにも良い。筋トレは言わずもがなだし。
そうして身体を鍛えていると、筋肉が増えて体力もつく。フィジカルが整うとメンタルも伴うので、ちょっと嫌なお客に出逢っても『まあ、私の方が筋肉あるし。肉弾戦に持ち込めば確実に勝てるし。拳を振り上げない事に感謝しろよ?』とか内心で思っていれば腹も立たない。それが適用できなさそうな場合には『今日の給料はよく喋るなあ』とか考えている。そうすると表ではニコニコ笑顔で対応できるのだ。おすすめなライフハックである。
そんなこんなでいい感じに身体が整ってきた。このまま七月末くらいまでダイエットを頑張って、目標を達成したら自分に食べ物以外のご褒美を用意したいと考え中だ。候補としてジルバイジルスチュアートのクリアバッグか、ケイトスペードのポーチが挙がっている。女の子には自分へのご褒美が不可欠なので。


▼2022/05/22:白い錠剤はご機嫌味

最近、仕事が楽しい。仕事中に『死にたい』『辞めたい』と思う事が無くなった。恐らくは教えて貰った仕事を覚えてきて、いちいち質問や確認を頻繁にしながらの業務ではなくなったからだろう。この前からラッピングの業務も一部やらせてもらえるようになって(販売小売業です)、ギフトバッグに商品を丁寧に入れてラッピングする、と言う作業を一日に何度か行なっている。作業自体は覚えてしまえば簡単だ。大理石柄のビニールバッグを品物に合わせたサイズを選んで中に入れ、上にプリーツを作って巾着袋のようにしてリボンで止める。言葉にするとこれだけなのだけど、手がそれを覚えるまでは意外と難しかった。会社の規定で何秒以内にすべての作業を終わらせ、見た目のクォリティも伴わせなければならない。任せて貰えるようになるにはテストにも合格しなければならない。これでも自分は器用な方だと思っていたのだが、テストにはなかなか合格できなかった。
しかし、自分の傾向を知って対策を立てると手がスムーズに動くようになる。私の場合、時間を意識し過ぎて焦りが出ると手が動かなくなると分かって、敢えて時間の意識をしないようにしてクォリティを上げる事だけ考えると時間通りに仕上がるのだ。それでも焦りそうになれば心の中で『焦るな』と繰り返し唱える。すると手はきちんと思った通りに動いてくれる。時間を意識しない事を意識するとはややこしい話だが、それでテストにも合格できた。業務を任せて貰えるようになると、お客様と話す機会も増えた。私の主観なのだが、ラッピングを希望されるお客様にはいい人が多い。
以前Twitterで見かけたのだが、ある人のご友人がケーキ屋さんに勤めていて、こんな事を言っていたらしい。

『ケーキを買いに来る人は、大抵が喜ばしい事がきっかけだから、優しかったり楽しそうな人が多い。それが見ていてうれしい』

私もギフトラッピングを希望されるお客様に似たような感想を抱いた。ギフト、贈り物と言うのは大体がプラスの感情で贈られる。それを購入しに来られるという事は、お客様の大切な人に喜んで欲しいと思うのが一番だろう。だからだろうか、多少ラッピングに時間がかかっても笑顔で『ありがとう』と言って貰える。一度ギフトバッグの大きさを間違えて包んでしまい見栄えが悪くなってしまったので『やり直します。少々お待ち下さい』と言って少々お時間をいただいた。申し訳ないと思いつつ品物をお渡ししたら「丁寧にありがとう」と言われてこっちが『ありがとう』の気持ちでいっぱいになった。ギフトラッピングをご希望のお客様は大体がこんな感じだ。ありがとうは連鎖するらしい。何だか自己啓発書めいた言い分だが、『ありがとうは出し惜しみしない事』が幸せにつながっているらしい。何度使っても減る事もないし。
そして最近、お客様に声を掛けられることが増えた。見た目はたいして変わっていないと思うのだが、どうも私は『誰かに話し掛けられやすい店員』らしい。良い事である、とは思うのだが、何故そうなったのか今一つ分からない。以前からお客様には大きな声で挨拶しているのだが、最近は常に笑顔で居られるようになったのが要因だろうか。職場に着いて、開店時刻が訪れると同時に笑顔を心掛けている。コロナ禍故にマスク越しの笑顔を作らなければならないので、どうしたら笑顔でいる事が伝わるか考えた結果、心の中で『にぱっ!』と唱えながら口角を上げると良い笑顔になると気付いた。『にこっ!』ではダメなのだ。『にぱっ!』が一番いい。その所為かお客様にとっては話しかけやすい店員で居られているようだ。元々お客様の目をなるべく見て挨拶しているのもあって、上司には「お客様をちゃんと見てて良いね!」と評価されている。そこに笑顔が加わるとこうなるのか、と驚いた。
この前、商品を熱心に見てらっしゃるお客様がいらっしゃったので「何か気になる事がございましたら仰ってくださいね」と言うと「そう! 実はね、」と私を見て「母にプレゼントなんだけど」と仰り、そこからお母さまへのギフト選びが始まった。三十分ほどお話ししながら商品の解説やどの商品が売れているか=人気があるかを説明した結果、幾つかの商品がギフトに選ばれる。お客様は非常に楽しそうでこっちも楽しくなるし、最後に初めて名前を訊かれた。「〇〇(本名)と申します」と名乗ると「〇〇さんね! ありがとう!」と嬉しそうにお会計へ向かわれた。お帰りの際も笑顔で会釈して下さり、本当に嬉しく感じて『これが私のしたかった仕事だ』と強く思った。
その日は他にも何人かのお客様に接客したが、どの方も楽しそうに嬉しそうにお買い物されていて、接客業って本当に楽しいと思っている。
就職活動中はよく、精神疾患を持っているのに接客業希望とは珍しいねと言われた。このご時世では接客を原因に精神的に弱る人も少なくない。まあ、何事にも例外はある。私はたまたま接客向きの精神病患者なのだ。

勿論、明日の仕事で何かトラブルが起きて接客が嫌になる事があるかもしれない。でもずっとやりたかった仕事が漸く自然に出来るようになって来て、仕事が楽しいのは事実だ。
この状態をキープしたいので、以前此処にも書いた抗うつ薬は飲み続けたい。主治医は良い顔をしないかもしれないが……。この前ネットで『メンタルの状態が安定している人は常に死を考えたりはしないらしい』と読み、そうなんだよな…常に死が身近にあるように感じている時点で病んでるんだよな…と激しく同意した。鬱状態になるのが珍しい方であるとはいえ、メンタルが強くない人間にはそれなりの対処が必要である。私の場合それが抗うつ薬の服用なのだろう。薬を代謝する肝臓や腎臓は今のところすこぶる元気らしいので、これからも程々にお薬とのお付き合いをしていこうと思っている。


▼2022/05/11:イマジネーションは思いの外身近にある

結構前から此処が『日記』ではなく『月記』になっている気がする。もう少し更新頻度を上げたいところだが、なかなか難しい。
さて、私の現在の髪色はベリーピンクが色落ちしてきてピンクブラウンと言った感じなのだが、ピンク系の色味にして何度か染め直している。今月も給料日後に染め直しに行くが、先月根元の黒い部分が伸びてきたのでブリーチも掛ける事にして美容室へ赴いた際、ふと気付いた。

今の髪色、呪術廻戦の虎杖悠仁だ。

そして根元にブリーチを掛けて根元から中間までが金髪になった時、こうも思った。

こうなるとまんま鬼滅の刃の煉獄さんじゃね?

それぞれの作品及びキャラクターのファンの皆様には失礼なお話かもしれないが、色合いがまんまあの感じだったのだ。担当の美容師さんには「コスプレしたら? 似合いそう」とか言われてしまったが、私は五十メートルを三秒では走れないし呼吸も使えない。唯一中学時代に剣道で竹刀を振っていた時期があるくらいだ。しかし、自分の見た目を思い通りにする術を学んで、稼いだお金で好きな格好をできるのは非常に楽しい。ネイルも髪色もメイクも、好きなように出来る仕事なのも嬉しいけれど、自分の見た目を好きだと思えるようになれたのが大きいのだろうなと思う。
勿論不満や悩みが無いわけではない。最近夜中に食べてしまうからお腹が弛んできてしまったし、ブリーチした髪の毛は念入りに手入れをしないとバッサバッサになるし、鼻の毛穴はまだ撲滅できていないし、目の下のクマも結構酷い。それでも自分なりに努力したり美容のプロの手を借りてどうにか満足できる自分を保っている。以前も書いた通り、私は『自分の満足いく容姿を保つ事』がイコールで精神の安定に繋がる。丁寧なスキンケアとメイクは、持病の統合失調症にも効く対処だ。
最近、店に少々困ったお客様がいらして、対応をした私は精神をガリガリに削られた。初めは良かったのだが、対応を続ける内に内心では『誰か助けて!』と叫びながらそれでも笑顔で対応し、お会計の後で事務所に逃げ込み店長や先輩社員さんに事情を話すうち泣き出してしまい、早退させてもらった。その足で就労移行支援所に向かい話を聞いてもらったのだが、接客業には付き物のお話かもしれない。年に数人くらいはそういうお客様≠フ対応がやって来るのだ。
その後店長からは『ちゃんと対応できてたから大丈夫。頑張って接客してくれてありがとう』と言う感じのフォローメールが来た。それにも泣きそうになった。本当に職場と人に恵まれたなあと感じる。
けれど、この出来事をきっかけにしたのか、精神面が不安定になって毎日毎時毎秒のように死にたい気持ちが迫ってくるようになる。本気で死にたいわけじゃないとは思うものの、死にたいと思い続けるのは結構きつい。こうなったら医療の力を借りるしかないといつもの病院での診察の際「鬱の薬を出して欲しい」とお願いした。前にそれを飲んでいた時に調子が良かったからと言って。処方されたのはレクサプロと言うお薬で、正直な話、私の主治医はあまりこれを処方したくないらしい。普段の私の症状が躁に寄っているからだ。下手をするとハイテンションになってしまうと思われているらしく、確かに必要じゃない時に飲むとちょっとハイになってしまうので加減が必要だ。今週の月曜日に薬を貰い、飲み始めたら死にたい気持ちが全く無くなり驚いている。こんなにすぐ効くものか。
注釈しておくと、レクサプロは本来、こんなに急に効き目が表れる薬ではない。数日か数週間掛けないと効果が分かり辛いお薬だ。少し前にも飲んでいたからこんなに早く効いたのだろうか? 薬に反応しやすい体質なのかと思うが、だったら鎮痛剤系とか眠剤系ももっと効いて欲しい。普通の人なら数分で気絶するレベルの薬でも眠れない時があるんだが。この身体は新型コロナのワクチンにも敏感で、三回の接種総てで副反応により酷い目に遭っている。一回目と二回目はモデルナ、三回目はファイザーを打っているが、高熱と吐き気と頭痛と倦怠感と腕と脇の痛みに襲われた。特に三回目は新型コロナに感染した時並みにきつかった。正直な所四回目は打ちたくない……多分基礎疾患有りなので打たなきゃいけないんだろうけど。
もし四回目を打つならモデルナとファイザー、どっちを打つべきだろうか。取り敢えず副反応がきつかったのはファイザーだからモデルナにしようかなと考えている。
地元の北海道では毎日新規感染者が四桁なのに、夏頃にはマスクを外せるとかそもそもゴールデンウィークには移動の規制がないとか、感染対策に皆が疲れてきたのかなと考えさせられる話を聞いている。社会や経済を回す為には致し方ないのだろうけど。私に出来る事は、自分が再び感染しないようにする事だけだと思う。強いて言うなら、周囲の人が感染した際、自分が感染した時を踏まえてアドバイスをするくらいな気がする。勿論求められた時だけだけど。
この世界はどうなってしまうんだろうと考える機会が多くなったが、自分に出来る事なんかほとんどない。ただ、日々を一生懸命に生きるしかないし、その上で出来る事を探してみようかと思う今日この頃だ。

▼2022/04/11:次の千年の恋人達に

相変わらず美容に全力投球している。
先月初め、ネイルサロンでとても可愛いネイルアートを施して貰った。七千七百円で色々なデザインから好きなものを指定できるのだが、どのデザインも最高に可愛くて選ぶのが大変な反面、とても楽しい時間を過ごした。現在の仕事では業務に支障が無い限りどんな爪をしていても許されるし、寧ろ『今回のネイル超可愛いですね!』と褒めて貰える。件のサロンで初めてのネイルは、ミラーパウダーとマットコートを使ったデザインで、今のネイルは天然石やシェルを使った立体的なデザインである。結構ごてごてしたデザインだが、思いの外日常生活に支障は出ていない。根元がクリアなデザインなので爪が伸びてきても目立たない点も気に入っている。今もキーボードを打つ指先が可愛くてテンションが上がるし、ネイルは投資すべき美容の要素だとつくづく感じている。
スキンケアも少し投資をした。キールズと言うブランドの美白美容液を投入したら肌状態が良くなり、予てより課題だった肌の保水力がかなり上がってびっくりしている。『キールズDSクリアーホワイトブライトニングエッセンス』と言う美容液で、美白効果も勿論保湿効果にも優れている。
元々私は目元のクマにすごく悩んでいて、キールズにアイクリームを試しに赴いたら悩みについてヒアリングされ「それはアイクリームよりも美白美容液でくすみを改善した方が良いかもしれない」とアドバイスされたのに従ったら、本当にクマが薄くなり、肌全体もくすみが抜けてトーンアップした。使って二週間くらいで効果を実感したので、即効性があるスキンケアだと思う。
以前ファミュと言うブランドのパックを愛用していると書いたが、最近だと仲良しの美容部員さんにおすすめされた『oneskinシカフェイスマスク。』と言うプチプラのフェイスパックを使う事の方が増えた。何せ安い。5シート入って約六百円だし、美容液もひたひたに入っていてお得感がある。シカ、とつく通り流行りのツボクサエキスを含有しているが、これは肌の炎症を鎮めてくれるらしい。実際これを週一で使っているとほぼほぼニキビは出来ないし、出来そうな時に使用すれば翌朝には治っている。教えてくれた美容部員さん曰く、このパックの通常処方のものはたいして良くないけれど、シカが入っているタイプだと効果が段違いらしい。私の場合、このパックを使用する際はビタミンCの入ったメラノCCと言う美容液をパックの前に使用している。その方が肌が潤うし、皮脂量が調節されるのか、翌朝のメイクが崩れにくくなる。
普段のスキンケアはオルビスとかポーラとかニベアとか菊正宗とか、試してみて良いと思ったブランドの商品をちゃんぽんしているに近い状態だ。冬の初めから使っている『ニベアプレミアム薬用ホワイトニングミルクA』と言う医薬部外品のボディミルクがとてもいい。しっかり潤い美白効果もあり、べたつかないけど肌は滑らかになる。よく友人に言われるのだが、私は保湿の鬼で美白の鬼≠ネので、毎日身体まできちんと保湿しないと落ち着かない。何年も前から毎日保湿と日焼け止めを欠かさないのだ。一年三百六十五日、日焼け止めは絶対に塗る。そのおかげで年齢よりも若く見られるのだと信じている。
最近顔用のクリームが無くなってストックも無かった時、ニベアクリームを取り敢えず塗ったら翌朝の肌がとても元気で驚いた。何と言えばいいのか、肌の柔らかさが違った。こんなに安価な商品で肌状態が改善されるのかとかなりびっくりした。以前SNSなどでニベアクリームとハトムギ化粧水の組み合わせが流行したが、なるほど、これは流行るわけだと納得しつつ肌をムニムニと揉んだ朝だった。
少し前からSNSで『ディオールの美容部員さんは態度が良くない』との記事をたまに見かけるのだが、そのディオールにて買い物する機会があった。結論から言うと、私が赴いた店舗の美容部員さんの接客は素晴らしく良かった。コンシーラーが欲しいと向かったのだが、タッチアップにも商品説明にも時間をかけてくれたし、使い方や手持ちの化粧品との合わせ方も丁寧に解説してくれて非常に満足した。その日は『肌につけた状態で一日様子を見たい』と言って何も買わなかったのだが、試供品を幾つもくれたし、とても可愛くラッピングしてくれたので此方が申し訳なくなるくらいである。その店舗はいつもお客さんで混みあっているのだが、混んでいる理由が分かった気がする。
そうして購入に至ったコンシーラーは『ディオールスキンフォーエヴァー スキンコレクト コンシーラー』である。現在ベースメイクを軽くしたいと試行錯誤中で、下地とコンシーラーとフェイスパウダーでベースメイクを完結させたいと考えている。マスクの所為で鼻の部分が崩れるのが嫌なのだ。
接客が素晴らしいと言えば、資生堂の高級ラインに君臨するクレ・ド・ポー・ボーテも忘れてはいけない。この前化粧下地を見に行く機会があり、その際『アイシャドウブラシやチークブラシを綺麗にしたいが、洗ってしまうと乾かす間はメイクが出来なくなる』と零したら『これがおすすめです』とブラシクリーナーを薦められた。『ソワンネトワイヤパンソー』と言う商品で、これはティッシュペーパーなどにスプレーしてブラシの汚れを拭いとるタイプのクリーナーである。これの素晴らしいところは、筆を乾かす時間が非常に短くて済む事だ。元々このブランドのハイライトを愛用しているのだが、そのブラシも綺麗に洗えて非常に満足である。何より接客は押しつけがましくないし無理に買わせようとしてこないし、一度話しただけでも私の事をきちんと覚えてくれていて、『また来てくれてありがとうございます』と言ってくれた。接客業に就く身としては見習いたいところである。
最近コスメ収納を見直して、一部断捨離して整理したのだが、目は二つしかないし口は一つなのに、私はこのコスメ達をいつ使う心算なのだろう、と思うくらいにコスメを持っていた。大好きなんだから仕方ないよ、と思いつつ使用期限がヤバそうなものだけ処分したが、それでもまだまだたくさん持っているし、まだまだ欲しいコスメが出てくるのだろう。
ヘアケアにも力を入れ始め、アウトバストリートメントやヘアオイル、美容室で受けられるトリートメントなど様々なお手入れを施している。以前書いた覚えがあるが、私の髪は外国人ぽい天然パーマなので、今の色にしていると非常に可愛い。ヘアアレンジも凝って見える、と言うか、実際凝っているらしい。くるりんぱを二回した後で三つ編みにするのだが、自分の髪を頭の後ろで三つ編みにするのは難しいのでは? と言われるのだ。実際初めの頃は難しくて時間もかかったが、今では三分でアレンジが終了する。継続は力なり。

こうして書いてみると色んな美容法を行なっているなぁと感心する。まだ書いていないものも幾つかあるが、私にとって美容とはライフワークみたいなもので、人生の楽しみの一つなんだと思う。幸いお洒落さが求められる仕事に就いているので、それを言い訳にこれからも美を追求していきたい。

▼2022/03/03:この好きから逃げたいな

大好きな曲の歌詞をタイトルにしてみた。乙女解剖と言う曲である。
さて、先月の下旬から今月の上旬には美容の予定をたくさん入れている。まずは先月下旬、美容室にて髪を染め直した。コロナウィルスに感染する前と同じ色に染め直してもらったのだ。前職の頃から担当してくれている美容師さんの腕がとても信頼できるのは、彼女が私が『この色にしたい!』と思う色にドンピシャで染めてくれるからである。前職を辞めたばかりの頃、髪色をパープルにした事がある。初めてのハイブリーチで金髪になるくらい色を抜き、パープルを重ねて貰った。思っていた通りの色になって感動したのを今でもよく覚えている。色自体はあまり長く持たなかったのだが、色落ちの過程も面白かったし、最終的にはアッシュブロンドになり、それはそれで気に入っていた。次に染めた色はネイビーブラック。この色は結構長く持ったのと、色落ちしてくると根元はネイビー、毛先の方に向かってミントグリーンのグラデーションになってとても気に入っていた。美容室で定期的にトリートメントの施術も受けていたので、髪の毛は其処まで傷まなかった。
この記事を書いている現在はピンクアッシュと言った感じの色だ。前回染めてから色落ちするとかなり明るくなったのだが、職場では何も注意されていない。普通の会社で事務をしているような人なら速攻でアウトな明るさだが、其処はお洒落が重視される接客業、『ある程度お洒落できちんと手入れしているなら問題なし』なのだろう。
そして今日は初めて美容医療の施術を受けてきた。予てより悩んでいた鼻の毛穴を撲滅してやろうと決心したのだ。以前此処にも書いたと思うが、肌の毛穴ケアができる美容液も使ってみた。しかし、一向に改善されないのだ。鼻と一緒に塗っていた頬の毛穴は改善されたので、効果が無い商品ではないのだろう。けれども、私の鼻の頑固な毛穴には歯が立たなかったのだ。
鼻の毛穴に悩み続ける事に疲れてしまったので、いっその事医療の力を借りようと美容皮膚科に予約を入れ、今日カウンセリングと施術を受けてきた。『ダーマペン』と言う施術で、極細の針で毛穴が気になる部分に微細な穴をあけ、それを肌が修復するのに合わせて状態を改善する感じの施術である。針が刺さる、それも沢山の傷がつくと書くと怖く感じる方もいらっしゃるかもしれない。しかし、実際に施術を受けてみると驚くほど痛みが少なく、施術を受けた肌の部分が赤みを帯びるだけで特に異常はない。今のところは、とつける事にはなってしまうが。諭吉さん一人以上の料金は掛かるけれども、月に一度通ってそれが三回から六回程度で肌状況は改善されるだろう(個人差アリ)と言われている。病院から帰って来て、自分の鼻を見ると毛穴の汚れが落ちて少し引き締まった気がする。流石にまだ効果は出ていないだろうから、気の所為か施術で汚れが落ちただけだと思うけれど。
料金的なハードルも高くは無いし、闇雲に美容液やスキンケア化粧品に課金するより確実なのかもしれないなと思った。まあ、私の場合肌が強い方なのはある。ここ数年、肌が荒れた事が無いのだ。少なくとも社会人になってからは肌悩みは鼻の毛穴くらいなもので、ニキビはごくごくたまに出来るくらいで乾燥や赤み、痒みなんかは全くない。これはつい最近気づいた事なのだが、私の肌はかなり扱いやすい方なのかもしれない。スキンケアはちょいちょい変えているが、特にこれと言った不満は発生しなかった。これって凄い事なんじゃないか。
現在のスキンケアは、塗るものよりも落とすものを重視している。クレンジングはずっと愛用しているジバンシィの『レディトゥクレンズ』、洗顔料は朝用が『ロゼット洗顔パスタ海泥スムース』、夜用がオルビスユーの『ユードットウォッシュ』である。クレンジングは何度か他のブランドのものに浮気したが、結局ジバンシィに戻ってきている。このブランドが大好きなのだ。使い心地も良く肌にも合っているのか、使い続けるうちに肌がトーンアップした。試供品で貰って初めて使った時は洗いあがりの肌に感動したし、今でも『間違いなく良品』と感じている。これを購入する為お店に赴くと、いつもあまりお客さんが居ないのは少し不思議である。こんなに良い商品を売っているのに、と毎回思う。このブランドはリップも最高で、肌とは違って唇が荒れやすい私でも一度も荒れていない。安心して使えるのだ。おかげで七本もリップを持っている。限定品なんて言われたらつい手が伸びてしまうし、私が好むダークトーンのラインナップは見事としか言いようが無いと思う。コロナ禍故にマスクで唇は隠れるが、いつもリップメイクまできっちり行っている。そんな時にジバンシィの強めのリップを塗ると、とても気分が上がるのだ。
もし、美容医療の結果鼻の毛穴に悩まなくなる日が来たら、私は今度何に悩むのだろうかと考えてみて、答えは『体型』だろうと思った。再び夜食を摂ってしまう日々が少し続いたので体型が緩んでしまっている現状を打破しなければ。でも、私が思う『体型を整える術』は『ダイエット』ではなく『ボディメイク』かもしれないと最近感じた。体重はぶっちゃけ痩せ寄りの標準だ。こだわるべきは数字ではなく見た目の方ではないかと感じ、数字に一喜一憂するのはやめてもいいかもしれないと思ったのだ。勿論あと二、三キロは落としたいが、同時に筋肉を増やして引き締まった身体になりたい。夜食を摂りたい衝動はほとんど無くなって、最近は仕事の疲れもあり布団に入ればすぐに寝てしまう。だから、寝室に入ったら即行で電気を消して布団に入ってしまいさえすれば夜食を摂る事も無く朝を迎えられる。睡眠の質も上がったのか、日中の眠気もほぼ無くなった。
筋トレは相変わらず続けている。まあ趣味の一つなので苦だとは思わないし、これをやると決めたトレーニングをやり切ると自己肯定感が上がる。ちょっと古いネタだがビリー隊長の『ビクトリー!』である。夜食断ちの効果は洋服のサイズに現れてくれている。なんとSサイズのボトムが入るようになったのだ。しかも比較的細身のブランドでだ。
私は今年で三十歳の節目を迎える。あと三ヶ月ほどでだ。その時までに最高の自分になれるよう、日々精進していきたい。
……しかし、私は周囲から『ストイック過ぎる』と言われる機会が多い。『筋肉は必ず応えてくれる!』だの『外食メニューは足りない栄養素が摂れるか考えて食べる』とか言っているからだろうか。


▼2022/02/04:情報弱者はググるのが苦手?

新型コロナ感染症の症状がかなり良くなってきている。現在発熱は治まり頭痛や倦怠感も無くなった。残るは喉の違和感と咳、痰と鼻水症状。このまま快方へ向かえばもう何日かで自宅療養から職場復帰できそうだ。職場の皆さんには大変感謝している。そして申し訳ない。一番の新人とは言え人手が減れば業務にも多少の影響はあるだろう。おまけに私はあの店で初めてのコロナ患者なのだ。勤めている商業施設の同じフロアの別のテナントでも複数の感染者が確認されている、みんなで気を付けよう、と言った矢先に感染したのが私である。店の消毒は疾うに済んでいるだろうけれども、私の感染が確定するまで結構時間がかかってしまっているので、その辺どうなっているのか怖くて聞けない。

さて、この国の福祉はそれなりに発展しているのだろうかと独り言ちる機会があった。私が住んでいる北海道札幌市では、新型コロナウィルスに感染して治療(療養)が完了した人向けに『療養証明書』と言うものを発行してくれる。きっと他の自治体でも行なっている取り組みなのだと思うが、札幌市はこれを発行する手続きがオンラインでできるようになった。昨日母から連絡を受けてホームページを確認したが、この証明書を使うと任意医療保険で保険金を請求できるケースがあると言う。
私は前職に就いている時任意の医療保険とがん保険に加入している。持病があり、若い内に加入した方が何かと得だからとほけんの窓口へ赴いて相談して選んだ保険だ。勿論持病については申告してある。学生の時から加入している道民共済も合わせると三つの保険に入っている計算になるのだろうか。年末調整の際、職場の人に「いっぱい入ってるんだね」と言われたので、珍しい事なのかもしれない。独身で二十九歳の私だが、これまでの人生、保険に入って無かったらとうの昔に破産しているので備えは大切だ。
それで、加入している保険会社のホームページを確認したところ、新型コロナウィルスに感染して何かしらの治療を受けた場合、保険金が貰えると言う。早速電話をかけ必要書類などの説明を受けた。私が加入している保険会社の場合は自宅療養でも対象となるそうで、療養期間が明けたら必要書類を集める事となる。道民共済でも共済金が貰えるらしい。
ちなみにこれらの情報は実家の母からのものだ。うちの母は情報収集がとても巧く、私がググっても分からない情報をたくさん集めてくれる。大変に感謝である。
そして、休業中の職場からも連絡があった。どうやら、職場復帰の際『新型コロナウィルスに罹患して休業した事』を証明できれば休業手当が受けられるらしい。軽く調べた際は『傷病手当』じゃなかったっけ? とは思ったものの、貰えるものは貰っておきたい。と言うか、こんなに迷惑かけた社員でもクビにしないで更に休業して減額となる給与を(全額ではないが)補填してくれるとか、『復帰したらより一層頑張ります!』となった。

社会的弱者な自覚はあるし、情報も強者ではないが、周囲の人達のおかげで日々生きていけるなぁと実感した。感謝する事を忘れず、今後は誰かが困っているなら助ける側に回れるようになりたい。こんな事を書いていると、凄くポジティブで前向きな人間みたいに見えるなぁ……産まれた時からそうだったら、まず統合失調症にはならないと思うけど。
現在健康でそれなりに収入があって任意保険に入っていない若年層の方が此処を読んでいたら、加入まではしなくても保険について調べる事をお勧めする。入っていない状態で新型コロナウィルスに罹患すると新規で加入できなくなるとか聞いた事あるし。勿論持病がある方にもお勧めする。持病の種類にもよるが、加入できる保険は案外幾つも見つかるものだ。私は六社の候補の中から現在加入している保険会社に決めている。

しかし、自室からほとんど(トイレ、お風呂以外)出ない生活にはいい加減飽きてきた。初めは寝てばかりだったが、回復してからは暇で仕方ないので小説も一本書き上げている。食欲はあるし味覚障害の症状も出なかったのでご飯がきっちり食べているが、それ以外の楽しみがオタ活しかない為ネットとSNSに入り浸る日々を過ごしている。やはり私は積極的に誰かと関わり続ける事で自分を保っていたんだなぁと思うと、接客業に就きたい気持ちもそこから生まれたのだろうなと腑に落ちた……まあ、接客する事への恐怖感もあるんだけどね。


▼2022/01/31:遂に奴等がやって来た。

現在、私は職場から長期療養休暇をいただいている。
この一文で皆さんは何が要因若しくは原因だと思うだろうか。簡潔に言おう、新型コロナウィルスに感染した。先週末に体調がおかしくなり仕事を早退してPCR検査を受けようとあちこちの病院に連絡するものの、その時の体温が微熱レベルだったため何処にも受け入れて貰えず、翌日になって高熱と言える体温になったため、意識が朦朧としたり呼吸不全になる前にと救急車を呼んだ。結果運ばれた病院にて陽性だと分かり、そのまま長期休暇をいただく事となったのだ。人生で五度目の緊急搬送である。これ以上増やしたくない経験だ。おまけに土日だったから受け容れてくれる病院がなかなか見つからず、ガチでヤバいんじゃないかと思った。
ちなみに職場には逐一報告を入れていたのだが、うちの職場では『PCR検査を受ける場合は、受けると決まって直ぐに連絡する』という取り決めがある。しかし今回は緊急搬送されてしまったのでそれが出来ず、検査後その旨を報告したら、私が相当にヤバい状況にあるのではと思われたらしい。まあヤバいっちゃヤバいけど、自分で通報したし歩いて救急車乗ったし結局意識もしっかりしてるしで、入院にはなっていない。今は保健所からの連絡待ちだ。恐らくは入院でなく宿泊施設での療養か、自宅療養だろう。
しかし、結構きっちりと感染対策をしていたと思っていたのだが、不特定多数のお客様と接する仕事に就いていて、公共交通機関で通勤ともなれば、いつかは罹患してもおかしくなかったのかもしれない。目下の悩み事は、次の精神科の診察には予定通り行けるのかという事。実はかかりつけのその病院は一度クラスターが起きている。故にもしも陰性になったとしても行きづらいし、何よりその頃に体調が回復しているのかが疑問だ。まあ、そうなれば母に保険証と診察券を託して薬だけ貰って来てもらうと言う手もあるのだが。
今は熱も下がり、辛いのは喉の痛みと頭痛。普段から頭痛持ちの私は、この頭痛がコロナ由来なのかいつもの片頭痛なのかが区別できず、どの薬を飲むべきか判断がつかない(常時四種類の薬を症状によって飲み分けている)。
頭痛薬には高価なものもあるので、無駄撃ちはしたくないのだ。
濃厚接触者である同居の祖母や実家の母には今のところ何も起きていない。このまま私だけの被害で済めばよいのだが、どうなるだろう。

あと、個人的に予約している化粧品があるのだけど、予定通り受け取りに行くのは無理じゃね?となっている。二度とこんな目には遭いたくないと思ったのは久しぶりだ。せっかく髪色を可愛くしたのに外にも出られない。念願のピンクヘアーなのに。
……しかし、この髪色でも受け入れてくれる上にクビにしないでくれるうちの職場の人は懐が広いと思う。一日も早く回復したいので、暫くは安静にすると決めた。せっかく痩せたのがリバウンドしないように、ほどほどに食べる事にして。



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