【今日は家にいますか】っと送信。
しばらくして通知音が鳴った
【居るが都合が悪い】
なるほど。。
【団子を作りました、夕方下げときます。】
【ありがとなァ】
さっきつくったあんこ団子をタッパーにいれて準備する。かなり気合いれて炊いたからこんもりと、お裾分け。さっそく玄関に下げてこよう。
そして私もたーべよ!
隣のお巡りさん 08
そそくさと玄関に下げる。すると、何やら騒がしい声がしてきた。
(同じ階の人かな?)
不死川さん以外の同じ階の住人にに会ったことはないけど。
すると目の前から太陽みたいなキラッキラの髪の毛の人とイケメンの派手な人が向かってきた。こっちに気づくとずんずんずんと近づいてくる。
「おいおいおいあいつ彼女いたのか?水臭ぇやつだな!」
「うむ!俺も長い付き合いだが、初めて聞いた!」
男前オーラとハキハキとした声にくらくらする。
そして二人とも大きい。威圧感がすごい。
何をしゃべっていいかわからない。
「可愛いじゃねーの。いくつ?」
じりじりと距離を詰める。いろんな意味で怖い。
すると勢いよく玄関が開いた
「宇随てめェ…いい加減にしろォ…」
宇随とよばれた人を睨みつけるけど動じない。いつものことなのかもしれない。
不死川さんに睨まれたらこの世の終わりなのに。。。
「頼まれていた酒を買ってきたぞ!」
騒がしかったのか?玄関にすぐ出てきた不死川さん。
今日はお友達が来るから都合が悪かったんですね。
おろおろとしていると手に持っている袋をとられた。
「ありがとよ。」
「あ!いえ、先日はありがとうございました」
「なになにどんな関係なのお二人さん」
「珍しいな!不死川が胡蝶以外の女性と親しくしているとは!」
胡蝶?どなたかだろうか…
「別に親しくなんかねェ。早く入れ!」
「一緒に飲まない?」
そう言って宇随さんは私の頬を触ろうとしてきた。
「ぶっ殺すぞてめェ!!」
ぷんぷんと怒り心頭。さすがおこりんぼう。
「おーこわ!おじゃまするぜ〜」
「うむ!じゃまをする!」
和気あいあいと部屋の奥へ入って行った。
男同士で仲がいいのうらやましいなぁ〜
私も親しい友達ができたらなー。。
今日の不死川さんは仕事モードじゃないようで雰囲気が違った。
いつも、お巡りさんとして接してるから普通の男の人みたいで不思議な感覚。
***
今日は金曜日でもないのになんとなーーくお隣さんが気になってベランダに出てきてしまった。聞き耳たてるなんて、我ながらどうかしてる。まあ聞こえないけど。
「おい」
「あ」
不死川さん出てきた。中ではゲーム?してるらしく盛り上がってる声がする。
「皆で食った。うまかった」
「この前のお礼です」
いええええええええい!と宇随さんがいってる。
うおおおおおおおお!と、もう一人の太陽さんが頑張ってる。
ちょっと笑いそうなんですけど!
「仲良しなんですね」
「・・・・・付き合いが長いだけだ」
そう答える横顔はどこか優しい顔だった。
ほんとに仲が良いんだなぁ
「思ったんだけどよ…」
不死川さんがぽつりと提案してきた。防犯グッズを買えと。
今はいろいろあるみたいで、玄関先の防犯カメラやら撃退用の催涙スプレー、そしてビービー鳴るやつ。小学生とか持ってる。
防犯カメラはいらないとして、キーホルダーいる?そもそもどこで売ってるの?
わざわざ持ち歩くほど危険でもないんじゃ。
「うーん、いりますかね・・・?」
「ないよりマシだろ」
そこまでしなくとも、いや買え、の押し問答をずっとしていた。
両者一歩も譲らず沈黙。
「あーあーあーもうめんどくせえ!聞いててむずむずすんだよ!」
ガラララと窓を開けてベランダに出てきた。酔っ払いの宇随さん
「煉獄は?」
「潰れた」
手にはお酒を持っている。
あああビールこぼれそう!千鳥足ですよ!
「そんなに言うならお前ら一緒に買いにいけばいいじゃねぇか」
さっすが名案、俺天才。そういって宇随さんはテキパキと予定を立て始めた。
「お前、名前なんつーの」
「マツ、、、タケですけど。」
「タケは今度の日曜は休みか?」
「そう、、ですけど。」
「奇遇だな!不死川も休みだから行ってこい!」
「何勝手に言ってやがる!!」
何時に何処集合な、じゃ!とぷんぷんしてる不死川さんを連れて部屋に帰って行った。
・・・・
えええええ!!??
End
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