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ひまわりに落ちた後のおはなし
夕飯を食べ、片付けもお風呂も終わり、お茶を注いでソファに座る。
少し濃いめの温かい緑茶を一口飲むと、心がふーっと落ち着いていくのがわかる。
杏寿郎は今夜は飲み会で帰りが遅くなるらしい。明日も休みだし、宇髄くんからのお誘いらしいから帰ってくるのは明け方になりそうだな…と1人で考える。
お茶をローテーブルに置き、照明を少し落としてソファに横になりふわふわのブランケットをかぶる。
目を閉じるとフワフワとしてきて私の意識はフェードアウトした。
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いつものメンバーで飲むのはとても楽しい。
楽しすぎて時間があっという間に過ぎ、今は終電よりも始発が出発する時間の方が近い時間帯。
今日から連休だし、タケもこの飲み会に快く送り出してくれた。とてもありがたい。
なるべく大きい音を立てないよう玄関の鍵を開け、家の中に入ると真っ暗なはずのリビングが明るいことに気づいた。
よもや、タケはまだ起きていたのか。
リビングに続くドアを開けると、ソファに横たわり、スピスピと寝息を立てているタケがいた。
ああ、家に帰ってきたなという安心感につつまれ、タケの顔をずっと見ていたいと思いながらもシャワーを浴びるため、風呂場に向かった。
風呂から上がり、リビングに戻るとさっき見た時と同じ体勢で眠り続けているタケがいた。
きっとその体勢では体がキツかろう。
俺はタケを横抱きにし、寝室のある二階へ向かった。それでも尚起きないタケ。よほど疲れているのだろう。ベッドに寝かせ、その横に自分も横たわる。
横になった瞬間から俺の意識は深く落ちていった。
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目が覚めるとリビングではなく寝室のベッドにいた。隣を見ると静かに寝ている杏寿郎。
帰ってきて私をここまで運んでくれたんだ…
世間はまだ薄暗い。
今日も明日も休みだし、少しくらい寝坊してもいいよね、なんて思いながら杏寿郎にモゾモゾと近づいてギュッと抱きついて二度寝しようと目を閉じた。
「んっ…タケ…?もう、朝か…?」
「まだ7時前だよ…」
「そうか…もう少し、眠らせてくれ…」
「今日はお休みだし、まだまだ眠っていいよ」
短いその会話だけして杏寿郎は私をギュッと強く抱きしめながら眠りについた。
そして私も、杏寿郎の温かさに再度夢の世界に旅立った。
たまにはこういう寝て過ごす休日もいいかもしれない
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